異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】

決事

そそっかしいのは地ですか?キャラですか?

「お兄ちゃんじゃないですか!」

突然のこの発言。
傍から見ていたら取り敢えず、爆ぜろ、と罵りとともに拳を叩きつけてやるのだが……対象が俺となると別だ。
大歓迎だ!
「えっと、君は誰かな?」
ロリに話しかけるとか犯罪やん。
そう思った俺は至極真っ当な対応をした。
しかし俺の望む答えは龍生の口から。
「あ"あ? 瑠姫るきじゃねーか。何だ、昼休みまで仕事してんのかよ。休みやがれ!」
相変わらずのヤンキー口調ではあるが、内容は至って普通。
この龍生にマトモな台詞を吐かせるこの少女ロリは一体……。
「火矢さんだって! この部屋の前にいるってことは火矢さんも仕事しに来たんでしょう?」
ニコニコ笑顔を振りまきながらいかにも尊敬してますという顔を龍生に向けている。
やはり龍生はハーレムを作る俺にとって最大の敵だな。
「ははっ。流石瑠姫ちゃんだね。合ってるよ。火矢が昼休みもやんねーと間に合わないっていうからこの転入生くんに校舎の案内してから来たんだ」
こっちはキラキラ笑顔で。
ああ、どうしてこんなにもイケメンは罪深いのか。
そんなに俺を傷害罪でブタ箱行きにしたいのか。
少女ロリの笑みとイケメンwithリア充オーラの笑みには天と地、そのまんまの差があると見た。
「火矢さんはなんだかんだ言って真面目で優しいですもんね」
何か耳を疑うような文が脳に到達するより速く、少女ロリが俺を凝視してから口に出したことが、頭を横殴りするレベルの衝撃を伴ってやって来た。
「お兄ちゃんは転入生なんですか。あ、じゃあこの学校の近くに越して来たってことですよね? わたし、ご両親に挨拶に行かなきゃ!」
早退しますので、先生にそう伝えておいてください!
すたこらさっさと走り去ろうとした少女ロリの制服の襟を掴んだ。

「まず俺の問いに答えてくれ」

〜*〜*〜*〜*〜
いつも通りの進まなさです。
すいませんm(_ _)m
さて、瑠姫とは一体誰なのか!
俺の小学校時代の友だt((ゲフンゲフン
さてハーレムを目指す、ということで。
フォローしてくださる神様が5人もいるようですし。
下心満載☆キャラ設定のご要望、どしどしお待ちしています!

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