よくある?異世界物語
よくある?悪霊
ユウ視点
変な感じがする方向に進んでいき、ようやくその元となるところにたどり着きました。・・・こっちの方は人が少ないからたどり着くまでに時間がかからなかったから、よかったのかな?
「どうやら、あれみたいだね。」
「あれってなんですか?」
「・・・うーん、よくわからないな。なんらかのエネルギーが集まってそれが荒れ狂っている感じだと思うけど。」
「『鑑定』は?」
「それが、こっちの世界だと『鑑定』しても何も見えないんだよね。多分システムが違うんだろうね。よくわからないけど。」
「・・・あれは、ここら辺の負の思念が集まって霊を活性化している状態だろう。祭りの人の流れの延長線上にあるここには人の思念が集まるようになっているが・・・どうやらここにはあまり良くないものがいたらしい。そいつが負の思念を集めたんだろう。それがこの現象だ。」
「・・・えっと、誰ですか?」
突然現れた女性に対し、僕はそう尋ねます。
「平坂美世、ただの大学教授だ。そんなことよりこれをどうにかしないとまずいことになるぞ。」
「まあ、それはわかりますけどね。・・・なんかこういうことに詳しそうですよね。どうすればいいとかわかりますか?」
「・・・ふむ、おそらくだが、あれの目的は思念を集めることにより力を蓄えることだ。つまり、なんらかの方法で力を削いでやれば解決・・・とまではいかんが問題は無くなるはずだ。」
「・・・なるほどね。」
「・・・でも、そんなことできるんですか?!嵐みたいなやつですよ!」
男性の声が聞こえた。誰だ?
「えっと・・・。」
「あっ、道祖土陸です。そこの平坂教授の講義を受けてる大学生で、まあ、色々な怪事件に巻き込まれましてそんなわけでまた巻き込まれちゃったってわけです。お祓いも何もできない一般人ですので、はやく逃げたいって気持ちもあるんですけどね!ただ、平坂教授は絶対ここに止まるでしょうから僕だけ逃げるわけにもいきませんし・・・。」
・・・2人の関係をなんとなく邪推しちゃうなあ。まあ、とりあえず、あいつはこっち側でなんとかしますか。
変な感じがする方向に進んでいき、ようやくその元となるところにたどり着きました。・・・こっちの方は人が少ないからたどり着くまでに時間がかからなかったから、よかったのかな?
「どうやら、あれみたいだね。」
「あれってなんですか?」
「・・・うーん、よくわからないな。なんらかのエネルギーが集まってそれが荒れ狂っている感じだと思うけど。」
「『鑑定』は?」
「それが、こっちの世界だと『鑑定』しても何も見えないんだよね。多分システムが違うんだろうね。よくわからないけど。」
「・・・あれは、ここら辺の負の思念が集まって霊を活性化している状態だろう。祭りの人の流れの延長線上にあるここには人の思念が集まるようになっているが・・・どうやらここにはあまり良くないものがいたらしい。そいつが負の思念を集めたんだろう。それがこの現象だ。」
「・・・えっと、誰ですか?」
突然現れた女性に対し、僕はそう尋ねます。
「平坂美世、ただの大学教授だ。そんなことよりこれをどうにかしないとまずいことになるぞ。」
「まあ、それはわかりますけどね。・・・なんかこういうことに詳しそうですよね。どうすればいいとかわかりますか?」
「・・・ふむ、おそらくだが、あれの目的は思念を集めることにより力を蓄えることだ。つまり、なんらかの方法で力を削いでやれば解決・・・とまではいかんが問題は無くなるはずだ。」
「・・・なるほどね。」
「・・・でも、そんなことできるんですか?!嵐みたいなやつですよ!」
男性の声が聞こえた。誰だ?
「えっと・・・。」
「あっ、道祖土陸です。そこの平坂教授の講義を受けてる大学生で、まあ、色々な怪事件に巻き込まれましてそんなわけでまた巻き込まれちゃったってわけです。お祓いも何もできない一般人ですので、はやく逃げたいって気持ちもあるんですけどね!ただ、平坂教授は絶対ここに止まるでしょうから僕だけ逃げるわけにもいきませんし・・・。」
・・・2人の関係をなんとなく邪推しちゃうなあ。まあ、とりあえず、あいつはこっち側でなんとかしますか。
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