よくある?異世界物語

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よくある?悠と雪の物語

ユウ視点

雪の元へと向かうと、すでに雪は目覚めていた。
「良かった。雪。」
僕はそう言うと、大量に血を流したせいか顔が雪のように白くなっている、雪を抱きしめた。正確には、抱きしめようとした僕の手がすり抜けた。
「・・・ゆ、・・悠・・?」
「大丈夫、僕は後悔してないから。」
そう言いながら、先ほどの神術のために、ほとんど残っていない魔力を使って、体を実体化させた。まあ、30分は持つだろう。そして改めて、雪をきつく抱きしめた。
「本当に良かった、雪が生きててくれて。」
「うん、私も、悠が生きててくれて嬉しいよ。」
「ねえ、雪?」
「何?」
「大好きだよ。」
「うん、私もっ!」
僕は、雪にそう言われた瞬間に、僕の口で雪の口を塞ぎました。僕は顔を離して、雪の目を見ながら、
「・・・その、婚約者が、3人いるような状態ではあるけど、それでもいいって言うなら結婚してください。」
「うん!」
僕と雪の顔は真っ赤で、そして、喜色満面といった状態であった。

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