妹はこの世界でただ一人の味方

さらだ

カラカラのする事

カラカラが学たちと一緒に住み始めてから一ヶ月ほど経ったある日、学たちが寝静まった頃カラフルなスライムーー通所カラカラは台所にいた。

「ふぅ・・・これくらいでいいですかね?」

カラカラは台所である生き物を吸収していた。掃除の時学たちが苦戦した台所の帝王、Gである。カラカラは触手を使いGを捕まえ、自分の口に入れていたのである。側から見たら恐怖の対象でしかないだろう。
カラカラは二時間ほど前の事を思い出してた。


二時間前
「カラカラ〜。どこにいるんだ?」

あ、学さんが読んでますね。急いで向かいましょう。

「学さん。どうしました?」

「あ、ちょっとさ頼みたいことがあるんだけど。」

「何なりと言ってください。命をかけても達成させます。」

初めての仕事です。必ず成功させないと学さんや結衣さんに申し訳ないですね。

「Gがいないか確認してくれないか?もしいたら追い出して欲しいんだけど。」

「任しといてください。森にいたので奴らはよく見かけました。その度に殺しているので心配は要りません。」

「お、おお・・・! カラカラ。お前がいてくれて助かったよ。」

なんでか学さんに感謝されていますね。僕にとっても嬉しいことです。頑張って成功させましょう。



そして今に至る。


一通りしましたが結局3匹しかいませんでしたね。これほど大きな屋敷ならもっといてもおかしくはないと思うんですけど・・・。学さんたちがしたのでしょうか?もしそうだったら相当すごいことですね。
それにしても・・・する事がなくなってしまいましたね。もっと何か役立ちたいんですが・・・。
あっ! 掃除をしましょう。そうすれば明日の掃除をさせなくてすみますね。そうと決まれば急いで終わらせましょう。



カラカラが掃除をしている頃学は夢を見ていた。結衣がネバネバ触手で弄ばれている完全に18禁の夢だった。

学が夢を見ている同時刻。同じく結衣も夢を見ていた。学がネバネバの触手に捕まっているところだった。こっちは一体誰得なのか分からないが18禁のシーンだった。

2人が同じような夢を見た原因はカラカラだろう。カラカラは掃除をする時触手とスライム特有の体から出るネバネバの液体を使って掃除をしていたのだ。

ニュチャ・・・ニュチャ・・・

あともう少しで終わりそうですね。一気に液体を出したことはありませんでしたが意外と出せるんですね。自分に感心しました。あとは乾くのを待つだけですね。
・・・することがありません。どうしましょう。魔法でも撃ちますか。確か僕の魔法は威力が低いので大したことにはならないはずです。

「炎の源よ 我が求めるのは弱火なり 」

うん。しっかりと発動できました。こんなもの実戦では使えないんですよね。あれ?確か一回これを唱えたことで大惨事になったような気が・・・。どんな時でしたっけ?


カラカラは目を閉じて考え込んでしまった。そのせいだ。自分の粘液に火が付いているのを気づく事が出来なかった。気づいた頃はもう時すでに遅し。今まで粘液を使った場所が燃えていた。カラカラは急いで二階に上がり学を起こしに行った。



大半が焼けた一階で仁王立ちしている人間と今にも逃げ出しそうなスライムがいた。言わずとも分かるだろう。学とカラカラだ。

「さて、言い訳があるなら言ってみろ。あるのならな。」

有無を言わせないような声でカラカラに問い詰めた。


やばいです。怒られます。

「言い訳なんて何もありません。ただ家を燃やしてしまい申し訳ありませんでした。」

「いや、家を燃やすのはいいんだけど。」

あれ?家を燃やしてもいいんですか?

「じゃあ何がだけだったんでしょうか?」

「一階は全焼しても二階に被害がなければいいんだよ。もう少し詳しく言うと結衣に被害がなければどうでもいいんだよ。だけど今回は火事の音で結衣の睡眠が妨げられたかもしれないだろ。俺はそれを怒ってるんだよ。」

「あ・・・はい。すいません。」

学さんってあれですね。なんて言うんでしたっけ・・・。ああ! シスコン! シスコンですね。・・・けど今言ったら本当に追い出されるか討伐させられそうなので言いませんが。

「さて、俺はもう一度寝るけどカラカラももう休んどけ。お疲れさん。」

「お疲れ様です!」

「・・・それにしてもあの夢の続きもう一度見れるかな?」

学さんが最後ブツブツと呟いていましたがなんのことか分かりません。僕が起こしに行ったせいでいい夢の続きが気になってしまったんでしょうか?それだったら悪い事をしてしまいました。

僕の寝場所は階段の隅です。階段は石なので少しひんやりしていて気持ちいいんです。それに夜中の三時になると髪を束ねて眼鏡をかけた人が出てきて、それを見ることもできるんです。その人はしきりに上に上がろうとしてるんですけど結界か何かのせいで行けないみたいです。僕にはどうしようもない事なので眺めることしか出来ないんですけど。

朝起きるとよく毛布がかかっているんですよ。学さんと結衣さんに聞いても知らないと言うだけですが、何日か寝たふりをしているとお二人とも毛布をかけてくれていました。いい人達に召喚されて良かったです。

これからもこんな生活が続きますようにーーー


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以下作者のコメント
本編が思いつかなかったのでカラカラの話を作りました。そしてちょっと本編に関係あることも書きましたね。ある程度予想はついちゃいそうですがそれは次回に持ち越しということで。
さて、今日は銀座のアップル社に行きました。何故だと思います?


音楽をスマホにダウンロードしようとしてパソコンにつないでたんですけど、なんか親の手違いでバックアップを取らずに母親のスマホと同期(漢字あってるか分かりません)してしまい、対処法を教わりに行きました。

まあそれが何というか初期化されました。




初期化されました。



初期化




まあ初期化するのは9割いいんですけど、1割は許せないですね。ラ◯ン漫画というスマホのアプリがあるのは知ってますか?電子書籍が買えるんですけど、作者は自分でも思うほど読書家なんですよ。それこそ、ラノベ、漫画、裁縫、家事、料理、経済などいろいろなジャンルを見るんですけどそのアプリには漫画とラノベをいれていました。その数およそ120。


120冊ですよ。

そのアプリで殆どの容量を使うほど入れていました。

24冊が進◯の巨人。9冊がエロマン◯先生。この◯ば17冊などなど・・・〈作者は考えるをやめた〉


あと、モン◯トとバン◯リのデータも消えましたね。前者はランク391で、後者は最高レアリティの星4が13体いましたね。

泣きそうです。

そのせいか分かりませんが、通知がこなくなったのでコメントしてくださってもすぐには返せないかもしれません。すいません。

余談ですが12月25日。進◯の巨人のリ◯ァイの誕生日で部屋で1人おめでとうと叫ぶと母親がうるさいと言ってきて謝りました。そのあとずっと見てくるので早く出て行ってというと戻って行きました。
その事を幼馴染に話すと

「お前、母親の誕生日忘れちゃダメだろ。去年アニ◯イトにリ◯ァイのポストカード貰いに行くときは覚えてたのに。」

あ〜ってなりましたね。


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長くなってすいません。

コメント

  • 小説家を褒めよう

    母親の誕生日忘れるとかちょっとないわ~

    1
  • デミちゃん

    学さんが読んでますねではなく呼んでますねではないでしょうか?
    私が間違ってたら申し訳ないですが、一応違和感があったので言わせていただきました((。´・ω・)。´_ _))

    いつも楽しんで読ませて頂いてます!これからも頑張って下さい!応援しています✨(長文失礼しました○┓ペコ

    1
  • さらだ

    全然大丈夫です。と◯ドラ!とか、ハ◯ヒを読んでるくらいですから、昔に作品も大好きです。
    有難う御座いました。

    1
  • ちょっと二次元が好きです

    エロ○マンガ先生にこの○ばだと、、、
    バカとテストと召喚獣っていうラノベがあるんですけど(ちょっと古い)気分転換にどうぞ!

    1
  • さらだ

    復元する事が出来ず途方にくれています。

    6
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