俺の妹はヤンデレでした
3話
「お兄ちゃん朝だよ。起きてー。今日から学校だよ」
「うん、わかってるって・・・、だから・・・あと30分寝たら起きるからさ・・・」
俺は瑞樹に揺すられているが無視して布団をさらにかぶる
「30分も寝たら遅刻するよ、はーやーくーおーきーろーー!」
瑞樹は俺から布団を奪うが布団がなくてもあまり問題ないので寝ていると
「仕方ない」
そう言って瑞樹は窓に近づき
ガララ
「寒っ!」
五月の朝はまだ寒く窓を開けられるといやでも目が覚めるほどの冷気が部屋に入ってくる
「やっと起きたねお兄ちゃん」
「瑞樹は容赦ないな」
「起こしてあげたんだからありがとうは」
「ありがとな」
「うんよろしい、じゃあ朝ご飯出来てるから覚めないうちに早く着替えて降りてきてね」
そう言って瑞樹は部屋を出ていった
二度寝するにも窓は開けっぱなしですっかり部屋の温度が下がってしまった
「寒っ」
俺は窓を閉めてから新しい制服に着替えてリビングに向かった
朝食をとってから家を出るまでにはまだ時間があるので俺はどんな高校生活を送れるのかと期待を膨らませていた。
ピロリン
俺のスマホからなにかの通知が来た音が聞こえてきた
「こんな早く誰だよ」
スマホを開くと中学の頃からの付き合いである隆盛からだった
『退院おめでとう。今日から学校に行くんだろ?一緒に行かないか?』
『わかった。どこに行けばいい?』
俺が返信するとすぐにかえってきた。隆盛は中学時代からメールやメッセージなどの返信が異様に早いから待つ必要がなく助かる。
『いつもの公園に7時半頃で』
時計を見ると7時前
公園までは10分あればつくだろ
「瑞樹ー、俺今日は隆盛と一緒に行くけどどうするー?」
キッチンで皿洗いをしている瑞樹にたずねると
「私もお兄ちゃんと一緒に行くからー、何時に家を出るのー?」
「20分くらいにはでるけどー」
「はーい」
『瑞樹も一緒に行くけどいい?』
『問題なし。てか相変わらずラブラブだな』
『そういうんじゃないから』
『へいへい』
『それじゃあまた後で』
『りょうかい』
そこまで送ると瑞樹が後ろから俺たちのやりとりを除いているのに気づいた
「ん?どうした瑞樹」
なんか瑞樹が頰を紅く染めている
「お兄ちゃんと私がラブラブだなんて・・・ふふ、周りからはそんなふうに見えてるんですね」
俺はラノベの主人公みたく鈍感でもなければ難聴でもないので瑞樹の独り言をはっきりと聞いていた。さすがに聞こえない程度の声で何かを言われると聞き取れないけども。
「まさか瑞樹ってブラコンなのか?」
幸い瑞樹は未だにくねくねして恥ずかしがっていて俺の言葉を聞いてないようだ
「後で翠や隆盛に聞いてみよ」
瑞樹が着替えたり今日必要な教科の準備をして家を出ると
「お、おはよー葵」
ちょうど翠も家を出る時だったらしく扉の前に立っていた
「おはよう翠。翠も今から登校?」
「うん。あれ、瑞樹ちゃんは?」
ガチャ
「おはようございます翠ちゃん」
「おはよー瑞樹ちゃん」
「それじゃあお兄ちゃん行こ」
「ああ、翠も一緒に行くか?」
「うん。お供させていただくよ」
瑞樹が不満気な顔でこちらをみているが気づいていないふりをする
そして俺たちは隆盛との待ち合わせ場所である公園に向かった
「うん、わかってるって・・・、だから・・・あと30分寝たら起きるからさ・・・」
俺は瑞樹に揺すられているが無視して布団をさらにかぶる
「30分も寝たら遅刻するよ、はーやーくーおーきーろーー!」
瑞樹は俺から布団を奪うが布団がなくてもあまり問題ないので寝ていると
「仕方ない」
そう言って瑞樹は窓に近づき
ガララ
「寒っ!」
五月の朝はまだ寒く窓を開けられるといやでも目が覚めるほどの冷気が部屋に入ってくる
「やっと起きたねお兄ちゃん」
「瑞樹は容赦ないな」
「起こしてあげたんだからありがとうは」
「ありがとな」
「うんよろしい、じゃあ朝ご飯出来てるから覚めないうちに早く着替えて降りてきてね」
そう言って瑞樹は部屋を出ていった
二度寝するにも窓は開けっぱなしですっかり部屋の温度が下がってしまった
「寒っ」
俺は窓を閉めてから新しい制服に着替えてリビングに向かった
朝食をとってから家を出るまでにはまだ時間があるので俺はどんな高校生活を送れるのかと期待を膨らませていた。
ピロリン
俺のスマホからなにかの通知が来た音が聞こえてきた
「こんな早く誰だよ」
スマホを開くと中学の頃からの付き合いである隆盛からだった
『退院おめでとう。今日から学校に行くんだろ?一緒に行かないか?』
『わかった。どこに行けばいい?』
俺が返信するとすぐにかえってきた。隆盛は中学時代からメールやメッセージなどの返信が異様に早いから待つ必要がなく助かる。
『いつもの公園に7時半頃で』
時計を見ると7時前
公園までは10分あればつくだろ
「瑞樹ー、俺今日は隆盛と一緒に行くけどどうするー?」
キッチンで皿洗いをしている瑞樹にたずねると
「私もお兄ちゃんと一緒に行くからー、何時に家を出るのー?」
「20分くらいにはでるけどー」
「はーい」
『瑞樹も一緒に行くけどいい?』
『問題なし。てか相変わらずラブラブだな』
『そういうんじゃないから』
『へいへい』
『それじゃあまた後で』
『りょうかい』
そこまで送ると瑞樹が後ろから俺たちのやりとりを除いているのに気づいた
「ん?どうした瑞樹」
なんか瑞樹が頰を紅く染めている
「お兄ちゃんと私がラブラブだなんて・・・ふふ、周りからはそんなふうに見えてるんですね」
俺はラノベの主人公みたく鈍感でもなければ難聴でもないので瑞樹の独り言をはっきりと聞いていた。さすがに聞こえない程度の声で何かを言われると聞き取れないけども。
「まさか瑞樹ってブラコンなのか?」
幸い瑞樹は未だにくねくねして恥ずかしがっていて俺の言葉を聞いてないようだ
「後で翠や隆盛に聞いてみよ」
瑞樹が着替えたり今日必要な教科の準備をして家を出ると
「お、おはよー葵」
ちょうど翠も家を出る時だったらしく扉の前に立っていた
「おはよう翠。翠も今から登校?」
「うん。あれ、瑞樹ちゃんは?」
ガチャ
「おはようございます翠ちゃん」
「おはよー瑞樹ちゃん」
「それじゃあお兄ちゃん行こ」
「ああ、翠も一緒に行くか?」
「うん。お供させていただくよ」
瑞樹が不満気な顔でこちらをみているが気づいていないふりをする
そして俺たちは隆盛との待ち合わせ場所である公園に向かった
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