学校一の美少女がある日俺の妹になりました
喫茶店に行きました
先に行っていた雫に追いついた俺は一旦頭の中で考えるで考える。
さて、今俺の隣を歩いているのは学校一の美少女と呼ばれている雫。かたや俺は平凡なただの先輩という立ち位置。
....やばい、単純に話す話題ががない!
いや、あの日は喋ってたけどあの時はまだ学校一の美少女なんて肩書きも持ってなかったし、普通に可愛いな。って思ってたぐらいだし!
俺はちらっと隣の雫の顔を見て驚愕する。
は!?え、なんでこんなにニコニコしてるの!?いや、少しニヤけも入ってる?学校でいい事でもあったのか?
俺は一度意を決して話しかけてみる。
「えーっと、雫」
「はい、何ですか?先輩」
「さっきからニコニコしてるけどいい事でもあったのか?」
「え!そんな顔になってました?...気をつけなきゃ」
俺がそう言うと雫は驚いた顔をした後、下を向いて何か呟いて会話が終わった。俺の決意を返せ!
その後、目的地に着くまで会話という会話は俺たちの間には1つも起こらなかった。
「ここです、先輩」
そう雫が言ったのは学校を出て15分ほど歩いた場所にある喫茶店だった。しかも結構穴場のような場所の。雫が何の躊躇もなく中に入り俺は雫を追うように店内に入った。
店内は外の見た目とは裏腹にかなりお洒落というか、入りやすい感じだった。
「こっちです先輩」
先に店に入った雫は既に席に座っていた。
俺は雫の正面に来るように席に座り、テーブル端に置いてあるメニューを広げる。
ほへぇー、案外色々とあるんだな。
「雫は頼む物決めた?」
「はい、私はもう来る前から決めてます!」
「お、おう。そうか」
さて、ならこれとこれでいいかな。
頼むものを決めたので俺はコードレスチャイムを押す。少しすると、1人の店員がオーダー表を持ってやって来る。
「ご注文はお決まりですか?」
「私はココアとシフォンケーキBで」
「俺はエスプレッソで。あとラテアートって出来ますか?」
「はい、出来ますよ」
「じゃあ、リーフお願いできますか?」
「かしこまりました。では、暫くお待ちください」
そう言うと店員はオーダー表を持ってカウンターの方に歩いて言った。
俺は何気なく窓から外の景色を見る。
....あれ、俺の目が可笑しくなったのかな?駆が電柱の陰からこちらを見ているような...。しかも知らない人も似たような事してるし。
ま、まさかあの集団が駆の言ってたファンクラブなのか!?友人として少しいや、かなり引いてしまうな。これは。
「どうかしたんですか?」
頬が無意識に引き攣っていたためか雫がそう聞いてきた。
「いや、何でもないよ」
うん、これは言わなくてもいい。人は知らなくて幸せなことだってあるんだ。
まぁ、そうだな。少し時間が経ったためか少し話しやすくなったからここら辺でちゃんと会話しとくか。
「にしても、よくこんなお店知ってたね」
「はい、私もここを知ったのは偶然なんですけど、ここのシフォンケーキとココアが凄く美味しくて美味しくて!」
そう言う雫は凄く楽しそうだった。そんな会話をしていると、俺のラテアートと雫のココアとシフォンケーキが運ばれてきた。
ラテを一口飲む。おぉ、普通に美味しい。オススメするだけはあるな!
「....やっぱり、好きなんですね」
「え、何か言った?」
「あ、いえ。少し独り言を」
「ふーん」
独り言なら仕方ないか。だけど、ここで会話が切れるのはあれだな。そう思った俺の頭の中には初めて雫と会った日に話してたことを思い出した。
「そういえば、うちの高校に来た目的....は聞いてないけど、目的は達成できたの?」
「あー、その話ですか。そうですね、第1段階は成功したんですけど、2段階目からなかなか難しくて」
雫は手に持っていたフォークで空中に円をながらそう答えた。
「そっか、早くその目的が達成できるといいな」
「はい、そうですね」
雫は最後のシフォンケーキのかけらを食べ終えるとそう言った。
会計を済ませて、俺たちは帰路に着いていた。
「それじゃあ、私はこっちなので」
俺の家まであと五分と言ったところの曲がり道で雫がそう言った。
「そっか。今日はありがとな」
「いえ、こちらこそ付き合わせてすいません。それでは先輩また」
「また」
そう言うと、雫は1人道を歩いて行った。
さて、俺も早く帰らないとな。俺は歩くペースを早めて家に帰ることにした。
家に帰ると、珍しいことに父親が帰っていた。
「ただいま、今日は早いんだな」
「おう、おかえり。いやー、実はお前にも言っとかないといけない事が出来てな。6月最初の日曜日開けといてくれ」
「?まぁ、いいけど」
「おぉ、そうか!まぁ、そう言う事だからよろしくな!」
そう言うと、父親は自分の部屋に入っていった。
...あ、何のことかは説明してくれないのね。
さて、今俺の隣を歩いているのは学校一の美少女と呼ばれている雫。かたや俺は平凡なただの先輩という立ち位置。
....やばい、単純に話す話題ががない!
いや、あの日は喋ってたけどあの時はまだ学校一の美少女なんて肩書きも持ってなかったし、普通に可愛いな。って思ってたぐらいだし!
俺はちらっと隣の雫の顔を見て驚愕する。
は!?え、なんでこんなにニコニコしてるの!?いや、少しニヤけも入ってる?学校でいい事でもあったのか?
俺は一度意を決して話しかけてみる。
「えーっと、雫」
「はい、何ですか?先輩」
「さっきからニコニコしてるけどいい事でもあったのか?」
「え!そんな顔になってました?...気をつけなきゃ」
俺がそう言うと雫は驚いた顔をした後、下を向いて何か呟いて会話が終わった。俺の決意を返せ!
その後、目的地に着くまで会話という会話は俺たちの間には1つも起こらなかった。
「ここです、先輩」
そう雫が言ったのは学校を出て15分ほど歩いた場所にある喫茶店だった。しかも結構穴場のような場所の。雫が何の躊躇もなく中に入り俺は雫を追うように店内に入った。
店内は外の見た目とは裏腹にかなりお洒落というか、入りやすい感じだった。
「こっちです先輩」
先に店に入った雫は既に席に座っていた。
俺は雫の正面に来るように席に座り、テーブル端に置いてあるメニューを広げる。
ほへぇー、案外色々とあるんだな。
「雫は頼む物決めた?」
「はい、私はもう来る前から決めてます!」
「お、おう。そうか」
さて、ならこれとこれでいいかな。
頼むものを決めたので俺はコードレスチャイムを押す。少しすると、1人の店員がオーダー表を持ってやって来る。
「ご注文はお決まりですか?」
「私はココアとシフォンケーキBで」
「俺はエスプレッソで。あとラテアートって出来ますか?」
「はい、出来ますよ」
「じゃあ、リーフお願いできますか?」
「かしこまりました。では、暫くお待ちください」
そう言うと店員はオーダー表を持ってカウンターの方に歩いて言った。
俺は何気なく窓から外の景色を見る。
....あれ、俺の目が可笑しくなったのかな?駆が電柱の陰からこちらを見ているような...。しかも知らない人も似たような事してるし。
ま、まさかあの集団が駆の言ってたファンクラブなのか!?友人として少しいや、かなり引いてしまうな。これは。
「どうかしたんですか?」
頬が無意識に引き攣っていたためか雫がそう聞いてきた。
「いや、何でもないよ」
うん、これは言わなくてもいい。人は知らなくて幸せなことだってあるんだ。
まぁ、そうだな。少し時間が経ったためか少し話しやすくなったからここら辺でちゃんと会話しとくか。
「にしても、よくこんなお店知ってたね」
「はい、私もここを知ったのは偶然なんですけど、ここのシフォンケーキとココアが凄く美味しくて美味しくて!」
そう言う雫は凄く楽しそうだった。そんな会話をしていると、俺のラテアートと雫のココアとシフォンケーキが運ばれてきた。
ラテを一口飲む。おぉ、普通に美味しい。オススメするだけはあるな!
「....やっぱり、好きなんですね」
「え、何か言った?」
「あ、いえ。少し独り言を」
「ふーん」
独り言なら仕方ないか。だけど、ここで会話が切れるのはあれだな。そう思った俺の頭の中には初めて雫と会った日に話してたことを思い出した。
「そういえば、うちの高校に来た目的....は聞いてないけど、目的は達成できたの?」
「あー、その話ですか。そうですね、第1段階は成功したんですけど、2段階目からなかなか難しくて」
雫は手に持っていたフォークで空中に円をながらそう答えた。
「そっか、早くその目的が達成できるといいな」
「はい、そうですね」
雫は最後のシフォンケーキのかけらを食べ終えるとそう言った。
会計を済ませて、俺たちは帰路に着いていた。
「それじゃあ、私はこっちなので」
俺の家まであと五分と言ったところの曲がり道で雫がそう言った。
「そっか。今日はありがとな」
「いえ、こちらこそ付き合わせてすいません。それでは先輩また」
「また」
そう言うと、雫は1人道を歩いて行った。
さて、俺も早く帰らないとな。俺は歩くペースを早めて家に帰ることにした。
家に帰ると、珍しいことに父親が帰っていた。
「ただいま、今日は早いんだな」
「おう、おかえり。いやー、実はお前にも言っとかないといけない事が出来てな。6月最初の日曜日開けといてくれ」
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コメント
Laziness
すごくおもしろいです!!
次回が楽しみです。頑張ってください。
応援してます!
alrain
ごちうさはいいぞ
Asuterio
間違えてごち○さって打っちゃだめですよーw