現代知識で異世界無双したかったよ……
ニート生活を夢見るけど、実際ニートやったら1年しないで飽きそう
俺はとてつもない事実に気付いてしまった……
俺はこの世界に来てからもう3年以上経つというのに未だ無職だ……
最初の方はこの世界のことがよくわからなかったし、記憶を失ってる設定だったから大丈夫だよね!みたいな安心感があったけど、最近はこのままヒモでいいのだろうかっていう不安と罪悪感しかない。
「お姉様、どうなされたのですか?悩ましい顔をなされて」
「メリル、私ね。働こうと思うんだ」
「いきなりですね。お姉様」
「いいんじゃないか?ご主人だってこのまま一生エリックにお世話になるわけにもいかないからな」
「何かいい就職先あるかなぁ?」
「あの男に頼るのはあまり好ましくありませんけど、クレイに言えば騎士団で働かせてもらえるのでは?」
「うーん、戦闘はそれなりに強いつもりだけど……剣が使えるわけじゃないからなぁ」
……
………
…………
「と言うわけで何かいいお仕事ありませんか?お兄様」
今日はお兄様の元に帰ってきていた。ちなみにクレイは仕事でいない。
「ジャンヌは魔法の才能があるから第二騎士団に入ればいいんじゃないかい?」
「第二騎士団ですか?」
「騎士団と銘打っても、第二騎士団は魔法使いしかいない」
「魔法使いしかいない騎士団って剣士しかいない騎士団との差がすごいことになりません?」
「ジャンヌの周りにはすごい魔法使いばかりだから感覚が麻痺してるのかもしれなけど、第一騎士団の剣技と第二騎士団の魔法の実力はほぼ互角だよ。まぁ互いの相性はあるだろうけど、国を守る心は同じさ」
「私に騎士団が務まるでしょうか?」
「大丈夫さ。ジャンヌに適任だと思うよ。僕もクレイも第二騎士団につてがあるから、話を通しておくこともできるよ」
ふむ…魔法使いしかいない騎士団ねぇ。そのうえお兄様もクレイもつてがあると……
かなりの優良物件だな!
「私!第二騎士団に入ります!」
さらばだ!ヒモ生活よ!今まで楽しかったぜ!
俺はこの世界に来てからもう3年以上経つというのに未だ無職だ……
最初の方はこの世界のことがよくわからなかったし、記憶を失ってる設定だったから大丈夫だよね!みたいな安心感があったけど、最近はこのままヒモでいいのだろうかっていう不安と罪悪感しかない。
「お姉様、どうなされたのですか?悩ましい顔をなされて」
「メリル、私ね。働こうと思うんだ」
「いきなりですね。お姉様」
「いいんじゃないか?ご主人だってこのまま一生エリックにお世話になるわけにもいかないからな」
「何かいい就職先あるかなぁ?」
「あの男に頼るのはあまり好ましくありませんけど、クレイに言えば騎士団で働かせてもらえるのでは?」
「うーん、戦闘はそれなりに強いつもりだけど……剣が使えるわけじゃないからなぁ」
……
………
…………
「と言うわけで何かいいお仕事ありませんか?お兄様」
今日はお兄様の元に帰ってきていた。ちなみにクレイは仕事でいない。
「ジャンヌは魔法の才能があるから第二騎士団に入ればいいんじゃないかい?」
「第二騎士団ですか?」
「騎士団と銘打っても、第二騎士団は魔法使いしかいない」
「魔法使いしかいない騎士団って剣士しかいない騎士団との差がすごいことになりません?」
「ジャンヌの周りにはすごい魔法使いばかりだから感覚が麻痺してるのかもしれなけど、第一騎士団の剣技と第二騎士団の魔法の実力はほぼ互角だよ。まぁ互いの相性はあるだろうけど、国を守る心は同じさ」
「私に騎士団が務まるでしょうか?」
「大丈夫さ。ジャンヌに適任だと思うよ。僕もクレイも第二騎士団につてがあるから、話を通しておくこともできるよ」
ふむ…魔法使いしかいない騎士団ねぇ。そのうえお兄様もクレイもつてがあると……
かなりの優良物件だな!
「私!第二騎士団に入ります!」
さらばだ!ヒモ生活よ!今まで楽しかったぜ!
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