現代知識で異世界無双したかったよ……
乗り物酔いは自分が酔ってると自覚すると途端に来ると思うの
俺は転生してから初めて魔導車に乗ったけど、馬車と違って速度がある分揺れもやばい。
「大丈夫か?ご主人」
俺はディーノに膝枕して貰いながら横になっている。
「あとちょっとで着くから我慢だな」
3時間くらい前にも聞いたよそれ……吐きそう……
「ファントムを見習えよ、ご主人。あんなに落ち着いてるぞ」
ファントムが寝てる。猫はいいよな、バランス感覚いいから酔わないんだろうね。
「ご主人、セイレーンの外壁が見えてきたぞ」
まじで?やっとこの地獄から抜け出せるんだね…
……
………
…………
しばらくして王城の前に着いた。
「「酷い目にあった……」」
俺とアスカは魔導車から降りると同時に呟いた。
「なんかあったんですか…うぷっ」
アスカが背中をさすってくれる。
「帰りは絶対にあいつらを同じ車両するなよぉ、ろくなことになんねぇからな」
メリルとクレイか……相性最悪だからな。何があったかは聞かないでおこう…
「お姉様!どうされたのですか!?」
「ジャンヌ!大丈夫?」
メリルとクレイが険悪なオーラを出しながら車両から出てきて、即座に俺の元にやってくる。
「大丈夫ですよ…乗り物酔いしてしまっただけですから…」
「お姉様は私が運びます!さぁ、お姉様どうぞ遠慮なさらずに!」
「いや、ここは男の僕が運ぼう。ね、ジャンヌ」
じりじりと迫り寄ってくるな!ディーノ!ディーノぉ!
「はぁ…仕方ないな。おいメリル、クレイ、ご主人は俺をご所望だ。俺に任せろ」
ナイスディーノ!こういう時は1番頼りになる。俺の執事ポジションだからメリルもクレイもあまり強くは文句言えないからな。
「そんなお姉様!」
「そんなジャンヌ!」
君達そっくりだな。実は仲良いだろ……
……
………
…………
俺たちは今ファリテさんに案内されて、王の間に向かっている。
ファリテさんは人間のようだが、廊下ですれ違う人達には角や翼が生えた人が結構な頻度でいる。さすが異世界ファンタジーだな。
「皆様、この先が王の間です。我らが王は明るく皆に友好的な方ですので、そのように緊張しなくてもいいですよ」
へぇ…まぁそうか、手紙とか王様にしては結構フランクな感じだったしな。
ファリテさんが扉を開ける。
「クレア様。エリック・ウィザリア様、ジャンヌ・アルデバラン様御一行をお連れいたしました。」
桃色の長髪を持つ12歳くらいの角が生え、尻尾のある少女がそこにいた。
「長旅ご苦労様でした。私がこの国の王、クレア・スペルヴィです」
「お会い出来て光栄です。クレア様」
エリックとクレアが話し始める。
にしても、異世界だとあり得るんだな。ロリババア的なやつが
「改めて、このような遠方までご足労頂いきありがとうございます。
魔闘会は明後日からなので、今日はゆっくり休み、明日はよろしければ観光などして行ってください。
魔闘会のルールなどは毎年違う故に当日発表するので楽しみにしていてくださいね」
確かに、礼儀正しいけど王様にしては割と軽い感じだな。いい人っぽい。
……
………
…………
挨拶を終えて王城を出た。
用意されていた宿に戻り、ベッドにダイブ。
魔闘会か…どうなるかは分からないけど頑張ろう。俺だって修行でだいぶ強くなったからな。
「大丈夫か?ご主人」
俺はディーノに膝枕して貰いながら横になっている。
「あとちょっとで着くから我慢だな」
3時間くらい前にも聞いたよそれ……吐きそう……
「ファントムを見習えよ、ご主人。あんなに落ち着いてるぞ」
ファントムが寝てる。猫はいいよな、バランス感覚いいから酔わないんだろうね。
「ご主人、セイレーンの外壁が見えてきたぞ」
まじで?やっとこの地獄から抜け出せるんだね…
……
………
…………
しばらくして王城の前に着いた。
「「酷い目にあった……」」
俺とアスカは魔導車から降りると同時に呟いた。
「なんかあったんですか…うぷっ」
アスカが背中をさすってくれる。
「帰りは絶対にあいつらを同じ車両するなよぉ、ろくなことになんねぇからな」
メリルとクレイか……相性最悪だからな。何があったかは聞かないでおこう…
「お姉様!どうされたのですか!?」
「ジャンヌ!大丈夫?」
メリルとクレイが険悪なオーラを出しながら車両から出てきて、即座に俺の元にやってくる。
「大丈夫ですよ…乗り物酔いしてしまっただけですから…」
「お姉様は私が運びます!さぁ、お姉様どうぞ遠慮なさらずに!」
「いや、ここは男の僕が運ぼう。ね、ジャンヌ」
じりじりと迫り寄ってくるな!ディーノ!ディーノぉ!
「はぁ…仕方ないな。おいメリル、クレイ、ご主人は俺をご所望だ。俺に任せろ」
ナイスディーノ!こういう時は1番頼りになる。俺の執事ポジションだからメリルもクレイもあまり強くは文句言えないからな。
「そんなお姉様!」
「そんなジャンヌ!」
君達そっくりだな。実は仲良いだろ……
……
………
…………
俺たちは今ファリテさんに案内されて、王の間に向かっている。
ファリテさんは人間のようだが、廊下ですれ違う人達には角や翼が生えた人が結構な頻度でいる。さすが異世界ファンタジーだな。
「皆様、この先が王の間です。我らが王は明るく皆に友好的な方ですので、そのように緊張しなくてもいいですよ」
へぇ…まぁそうか、手紙とか王様にしては結構フランクな感じだったしな。
ファリテさんが扉を開ける。
「クレア様。エリック・ウィザリア様、ジャンヌ・アルデバラン様御一行をお連れいたしました。」
桃色の長髪を持つ12歳くらいの角が生え、尻尾のある少女がそこにいた。
「長旅ご苦労様でした。私がこの国の王、クレア・スペルヴィです」
「お会い出来て光栄です。クレア様」
エリックとクレアが話し始める。
にしても、異世界だとあり得るんだな。ロリババア的なやつが
「改めて、このような遠方までご足労頂いきありがとうございます。
魔闘会は明後日からなので、今日はゆっくり休み、明日はよろしければ観光などして行ってください。
魔闘会のルールなどは毎年違う故に当日発表するので楽しみにしていてくださいね」
確かに、礼儀正しいけど王様にしては割と軽い感じだな。いい人っぽい。
……
………
…………
挨拶を終えて王城を出た。
用意されていた宿に戻り、ベッドにダイブ。
魔闘会か…どうなるかは分からないけど頑張ろう。俺だって修行でだいぶ強くなったからな。
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