非リアの俺と学園アイドルが付き合った結果
私の義妹と俺の恐怖感
百十話
【新天円香】
「勇人くんどんな格好で出てくるんでしょうね〜」
「さぁ?」
私は隣に座る結花ちゃんへ声をかけます。
ですが、やっぱり少し無愛想にあしらわれてしまいました。
「結花ちゃん、そんなに私のこと嫌いですか?」
「いや、違います。兄貴は円香さんのことが好きですし、私もそんな兄貴の意思を尊重すべきだとは思いますけど……」
「けど?」
結花ちゃんは顔を俯かせ恥ずかしそうに、
「ゆいももっとにぃと一緒にいたいなぁ……って」
かわいい!!
かわいすぎます!
抱きしめたいです!もっといえば持ち帰ってしまいたいです!
「な、なんですかその顔!」
「いやぁ」
自分でわかってしまうくらい頬が緩みきっています。
…………よし、少し結花ちゃんを愛でましょう。
私は結花ちゃんの頭に手を伸ばし――
「ちょ、あ、やめ――うぅ……」
これでもかといわんばかりに頭をくしゃくしゃに撫で回します。
かわいすぎです……。
結花ちゃんは頬を赤く染めて…………ほっぺ柔らかそうです……。
…………無意識で生唾を飲み込んでしまいました……。
ちょ、ちょっとだけ……。
ちょっとだけ好き放題して――
「おぉっと!!真っ先に更衣室から出てきたのは新転勇人くんだァ!!」
「「えっ?」」
おっと、完全に忘れていました。
危ない危ない。
中学生を手にかけてしまうところでした。
「彼は今年、あの新天円香さんとお付き合いして学校内でもイチャつく姿を見せつけている、男子が選ぶ今一番嫌いな生徒第一位に輝いた男だァ!」
「なっ――」
この学校でそんなことが行われていたことが驚きですが、その前に勇人くんに投票した人は許しません。
呼び出して後悔させてあげます!!
「おっと!続いて出てきたのは……ぉっと!?残りのすべての更衣室から同時に生徒が飛び出してきたァ!」
「あ、あれは……ッ!」
会場からざわめきが起こります。
ま、まぁ無理もありませんね。
仕方ないです。
だって勇人くん以外の男の子は皆……
「――しかも全員セクシー女教師の格好ゥ!?いったい新転くんは何をしでかしたのでしょうか!」
勇人くん以外の三人が網タイツを履いて長い指し棒を持ちながら、小学生姿の勇人くんを追いかける。という第一レースから何ともカオスなレースになっています。
「さぁ!残りは半周だァ!小学生の新転くんは迫り来る女教師から逃げ切ることは出来るのだろうかァ!!」
【新転勇人】
「振り返らない……振り返らないぞ……」
残り半周。
振り返らずにこのまま走りきるッ!
こんな格好だからせめて一位で終わりたい!
このままだと円香に合わせる顔がない!!
「新天さんを返せェ……」
「逃げるなよォ……俺たちが色々教えてやるからよォ……」
「君にはまだ女の彼女しかいないよね?どう?男の彼女も欲しくなぁい?」
「ほじぐだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」
なんだよ男の彼女って!
お前のせいで前の二人の言ってたこと忘れただろ!!
女の彼女がいるなら男の彼女も必要だよね!ってガバガバ理論すぎるだろ!!
「新転くんが何かを叫びながらゴールテープを切りました!!一位は新転くんの小学生です!!」
「はぁ……はぁ……」
俺は膝に手を付き肩で呼吸をする。
こ、こんなきつかったっけ……。
この学校やばいだろ……マジで……。
「勇人くん!お疲れさまです!」
「ん、おつかれ兄貴」
そんなところへ一人の女神と結花がやって来てくれた。
「なにか飲みますか?それとも休みますか?」
なんだろう……これ俺相当情けないんじゃない?
息を切らして必死に酸素を肺に送る俺をすごい心配してくれる円香。
情けないなこれは……。
でも…………、
「きっついなぁ……」
俺は円香に先導されるように近くのベンチまで行く。
でも気づいて円香!
俺まだ小学生の格好なの!!
すっごい恥ずかしい!
せめて着替えさせて!すぐそこだから!!
すぐ更衣室入らないと次の人来ちゃうよ!
「これどうぞ」
そう言って運営係の方が俺のジャージが入ったカゴを持ってきてくれた。
「ありがとうございます」
俺はそれを受け取ってとりあえず円香に告げる。
「さすがに着替えてくるね?恥ずかしすぎるからこの状況」
「あ、そうでしたね!行ってらっしゃいです!」
俺は背中に円香の視線以外の視線を感じつつ、足早にゴール地点からすぐの更衣室へ向かった。
びっくりした?
いやね?水曜日休んじゃったし上げようかなぁってね。
最近ノベルバアプリの通知で今までとは違う方の名前に続けて「フォローされました!」「いいねされました!」とか出てすんごい嬉しいのです。
何よりコメントがついた時とかは、よーっし毎秒投稿してやろうかなぁ!!
なんて思います。
まぁ思うだけなんですけど。
【新天円香】
「勇人くんどんな格好で出てくるんでしょうね〜」
「さぁ?」
私は隣に座る結花ちゃんへ声をかけます。
ですが、やっぱり少し無愛想にあしらわれてしまいました。
「結花ちゃん、そんなに私のこと嫌いですか?」
「いや、違います。兄貴は円香さんのことが好きですし、私もそんな兄貴の意思を尊重すべきだとは思いますけど……」
「けど?」
結花ちゃんは顔を俯かせ恥ずかしそうに、
「ゆいももっとにぃと一緒にいたいなぁ……って」
かわいい!!
かわいすぎます!
抱きしめたいです!もっといえば持ち帰ってしまいたいです!
「な、なんですかその顔!」
「いやぁ」
自分でわかってしまうくらい頬が緩みきっています。
…………よし、少し結花ちゃんを愛でましょう。
私は結花ちゃんの頭に手を伸ばし――
「ちょ、あ、やめ――うぅ……」
これでもかといわんばかりに頭をくしゃくしゃに撫で回します。
かわいすぎです……。
結花ちゃんは頬を赤く染めて…………ほっぺ柔らかそうです……。
…………無意識で生唾を飲み込んでしまいました……。
ちょ、ちょっとだけ……。
ちょっとだけ好き放題して――
「おぉっと!!真っ先に更衣室から出てきたのは新転勇人くんだァ!!」
「「えっ?」」
おっと、完全に忘れていました。
危ない危ない。
中学生を手にかけてしまうところでした。
「彼は今年、あの新天円香さんとお付き合いして学校内でもイチャつく姿を見せつけている、男子が選ぶ今一番嫌いな生徒第一位に輝いた男だァ!」
「なっ――」
この学校でそんなことが行われていたことが驚きですが、その前に勇人くんに投票した人は許しません。
呼び出して後悔させてあげます!!
「おっと!続いて出てきたのは……ぉっと!?残りのすべての更衣室から同時に生徒が飛び出してきたァ!」
「あ、あれは……ッ!」
会場からざわめきが起こります。
ま、まぁ無理もありませんね。
仕方ないです。
だって勇人くん以外の男の子は皆……
「――しかも全員セクシー女教師の格好ゥ!?いったい新転くんは何をしでかしたのでしょうか!」
勇人くん以外の三人が網タイツを履いて長い指し棒を持ちながら、小学生姿の勇人くんを追いかける。という第一レースから何ともカオスなレースになっています。
「さぁ!残りは半周だァ!小学生の新転くんは迫り来る女教師から逃げ切ることは出来るのだろうかァ!!」
【新転勇人】
「振り返らない……振り返らないぞ……」
残り半周。
振り返らずにこのまま走りきるッ!
こんな格好だからせめて一位で終わりたい!
このままだと円香に合わせる顔がない!!
「新天さんを返せェ……」
「逃げるなよォ……俺たちが色々教えてやるからよォ……」
「君にはまだ女の彼女しかいないよね?どう?男の彼女も欲しくなぁい?」
「ほじぐだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」
なんだよ男の彼女って!
お前のせいで前の二人の言ってたこと忘れただろ!!
女の彼女がいるなら男の彼女も必要だよね!ってガバガバ理論すぎるだろ!!
「新転くんが何かを叫びながらゴールテープを切りました!!一位は新転くんの小学生です!!」
「はぁ……はぁ……」
俺は膝に手を付き肩で呼吸をする。
こ、こんなきつかったっけ……。
この学校やばいだろ……マジで……。
「勇人くん!お疲れさまです!」
「ん、おつかれ兄貴」
そんなところへ一人の女神と結花がやって来てくれた。
「なにか飲みますか?それとも休みますか?」
なんだろう……これ俺相当情けないんじゃない?
息を切らして必死に酸素を肺に送る俺をすごい心配してくれる円香。
情けないなこれは……。
でも…………、
「きっついなぁ……」
俺は円香に先導されるように近くのベンチまで行く。
でも気づいて円香!
俺まだ小学生の格好なの!!
すっごい恥ずかしい!
せめて着替えさせて!すぐそこだから!!
すぐ更衣室入らないと次の人来ちゃうよ!
「これどうぞ」
そう言って運営係の方が俺のジャージが入ったカゴを持ってきてくれた。
「ありがとうございます」
俺はそれを受け取ってとりあえず円香に告げる。
「さすがに着替えてくるね?恥ずかしすぎるからこの状況」
「あ、そうでしたね!行ってらっしゃいです!」
俺は背中に円香の視線以外の視線を感じつつ、足早にゴール地点からすぐの更衣室へ向かった。
びっくりした?
いやね?水曜日休んじゃったし上げようかなぁってね。
最近ノベルバアプリの通知で今までとは違う方の名前に続けて「フォローされました!」「いいねされました!」とか出てすんごい嬉しいのです。
何よりコメントがついた時とかは、よーっし毎秒投稿してやろうかなぁ!!
なんて思います。
まぁ思うだけなんですけど。
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コメント
Karavisu
皆酷い
紅月
毎秒投稿ガンバ!
黒
毎秒が無理なら、毎分で投稿しろ、です。
魑魅魍魎
毎秒投稿待ってます