とても人気ある生徒会長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)
二学期が始まりました
夏休みが終わり、とうとう今日から二学期が始まる。俺は昨日の晩にセットしたスマホのアラームを聞きめを覚ますのだが....
「おはよう、和樹」
「うん、おはよう姉さん。ところでなんだけどなんで俺の上に跨ってるんですかね?」
「それはね。一応起こしに来たんだけど、横から寝顔見てたら正面から見たくなってどうすれば見れるかな?って考えた結果こうなりました」
と、ドヤ顔でそう言う姉さん。
そしてその理由を聞いた俺はまた姉の暴走が始まるのかと思うと思わず溜息をこぼすのだった。
あの後、姉さんと共に学校へ来たのだが教室に入って目にしたのは一学期の時には俺より遅く来ていた武田が俺より早く来ており、そして夏休みの宿題を仕上げている光景だった。...おいおい、あの時から勉強会みたいなのしてなかったら出来てるものかと思ってたじゃねーか。とりあえず声を掛けとくか。
「おはよう武田。まだ終わってなかったのか?」
「おう、和樹か!いやー、お前の家で少しはやったけどそれからやる気が起きなくて今日になっちまった」
うん、馬鹿だ。
「ほんと、馬鹿じゃない?」
後ろからそう言う声が聞こえたので振り向くと千沙都が居た。
「あ、おはよう千沙都」
「おはよう、和樹くん。とりあえずその馬鹿は手伝わなくていいよ」
「か、和樹!俺たち友達だよな!少し手伝ってくれ!」
「はぁ、自業自得でしょ?何回か私もメールでやっといた方がいいって言ってたでしょ?」
「なるほど、そう言う事なら頑張れ」
そう言う事なら席に着いとくとしよう。「そ、そんな薄情なー!」なんて声が聞こえたけど気にしなくてもいいな。英語のプリントしてたけど、あれじゃ今日の回収に間に合わないな。そう言えば英語の担当先生は厳つそうな黒人の先生だったからな、精々怒られるといい。
二学期は最初から騒がしいスタートとなった。
1時間目は宿題回収で案の定、武田のみが出来ておらず放課後に担当の先生の所に行けっと言われて居た。2、3時間目は特に変わった事がなく進んだ。だが、4時間目に始まる前に放送で通達された。
『えー、全校生徒にお知らせします。四時間目は体育館で行うので体育館に集まってください』
それを聞いて騒つく教室の中。だけど皆、館内シューズを手に向かおうとして居た。
「何かあったっけ?」
「さぁ?」
武田になんとなく聞いたけどノータイムで分からない宣言を貰った。コイツからはもう聞かん。
とりあえず遅れるとマズイので俺たちも体育館へ急いだ。
体育館に集まり、全校生徒が揃った頃にステージの上に体育担当の先生が登り、真ん中に立ちマイク無しで話し始めた。
「突然ではありますが、体育祭の団4つを決めてもらいたいと思います」
え、まじで突然やん。
「団の振り分けは団リーダーによる抽選で決めてもらいます」
先生がそう言うとステージの袖から三年生4人が出て来た。その中には茜さんの姿もあった。
「では右にいるリーダーから引いてください」
一番右にいた生徒が抽選を引くながれだと茜さんは次か。ちなみにこれは青、赤、黄、緑団の順らしい。
「2–Cと1–B」
あ、直人のクラスが呼ばれた。
そう思っていると次は茜さんの番だ。なんかあの人姉さんがいるD組と俺のいるA組引き当てそうなんだよな...。
ガサガサ
「2–Dと1–Aです」
まさかね程度で考えてたら本当に引いちゃったよあの人...。多分姉さんガッツポーズしてるんだろうな...。
なんとなく高校最初の体育祭は大変そうだなと俺は思うのだった。
「おはよう、和樹」
「うん、おはよう姉さん。ところでなんだけどなんで俺の上に跨ってるんですかね?」
「それはね。一応起こしに来たんだけど、横から寝顔見てたら正面から見たくなってどうすれば見れるかな?って考えた結果こうなりました」
と、ドヤ顔でそう言う姉さん。
そしてその理由を聞いた俺はまた姉の暴走が始まるのかと思うと思わず溜息をこぼすのだった。
あの後、姉さんと共に学校へ来たのだが教室に入って目にしたのは一学期の時には俺より遅く来ていた武田が俺より早く来ており、そして夏休みの宿題を仕上げている光景だった。...おいおい、あの時から勉強会みたいなのしてなかったら出来てるものかと思ってたじゃねーか。とりあえず声を掛けとくか。
「おはよう武田。まだ終わってなかったのか?」
「おう、和樹か!いやー、お前の家で少しはやったけどそれからやる気が起きなくて今日になっちまった」
うん、馬鹿だ。
「ほんと、馬鹿じゃない?」
後ろからそう言う声が聞こえたので振り向くと千沙都が居た。
「あ、おはよう千沙都」
「おはよう、和樹くん。とりあえずその馬鹿は手伝わなくていいよ」
「か、和樹!俺たち友達だよな!少し手伝ってくれ!」
「はぁ、自業自得でしょ?何回か私もメールでやっといた方がいいって言ってたでしょ?」
「なるほど、そう言う事なら頑張れ」
そう言う事なら席に着いとくとしよう。「そ、そんな薄情なー!」なんて声が聞こえたけど気にしなくてもいいな。英語のプリントしてたけど、あれじゃ今日の回収に間に合わないな。そう言えば英語の担当先生は厳つそうな黒人の先生だったからな、精々怒られるといい。
二学期は最初から騒がしいスタートとなった。
1時間目は宿題回収で案の定、武田のみが出来ておらず放課後に担当の先生の所に行けっと言われて居た。2、3時間目は特に変わった事がなく進んだ。だが、4時間目に始まる前に放送で通達された。
『えー、全校生徒にお知らせします。四時間目は体育館で行うので体育館に集まってください』
それを聞いて騒つく教室の中。だけど皆、館内シューズを手に向かおうとして居た。
「何かあったっけ?」
「さぁ?」
武田になんとなく聞いたけどノータイムで分からない宣言を貰った。コイツからはもう聞かん。
とりあえず遅れるとマズイので俺たちも体育館へ急いだ。
体育館に集まり、全校生徒が揃った頃にステージの上に体育担当の先生が登り、真ん中に立ちマイク無しで話し始めた。
「突然ではありますが、体育祭の団4つを決めてもらいたいと思います」
え、まじで突然やん。
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先生がそう言うとステージの袖から三年生4人が出て来た。その中には茜さんの姿もあった。
「では右にいるリーダーから引いてください」
一番右にいた生徒が抽選を引くながれだと茜さんは次か。ちなみにこれは青、赤、黄、緑団の順らしい。
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そう思っていると次は茜さんの番だ。なんかあの人姉さんがいるD組と俺のいるA組引き当てそうなんだよな...。
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「2–Dと1–Aです」
まさかね程度で考えてたら本当に引いちゃったよあの人...。多分姉さんガッツポーズしてるんだろうな...。
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