とても人気ある生徒会長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)
あれー?おっかしいぞー?
10分程度歩くと宿が見えてきた。おぉ、サイトで見た以上に味のある所だな。値段も手頃だったし、ここにして良かったかな?
中に入り受付カウンターの方まで歩いていく。
「いらっしゃいませ、予約の方はしてましたでしょうか?」
カウンターに居た女性がそう聞いてくる。さて、こう言うのは姉さんに任せても大丈夫なんだけど俺が予約したからな、俺がやろう。
「はい、6名で3予約して居た東雲です」
「あ、東雲様ですね。お部屋の方は用意してあります。4人部屋と2人部屋ですよね」
.......はい?
「すいません、聞き間違いですか?4人部屋と2人部屋って聞こえたんですけど」
「はい、そう言いましたが...何か?」
ま、マジか...。ヤバイぞこれはかなりヤバイ。
俺は後ろをチラッと見る。後ろでは5人が和気藹々と話して居た。しょうがない、出来る限り手を打つか。
「あの、すいません。3人部屋2つで予約してた筈なんですけど...」
「え!?そうなんですか!す、すいません少し確認してきます!」
そう言って女性店員が走ってどっかに行ってしまった。さて、どうなることやら...
「その、すいませんでした!」
「いえ、仕方ないですよ。頭をあげてください」
先程の走ってどっかに行った女性店員が帰ってくると、一緒に上司のような人も居た。そして来て早々頭を下げられたと言うわけである。
そして話を聞く所によると、宿側の手違いがあり俺たちの泊まる部屋が4人部屋と2人部屋用になってしまったらしい。ちなみに、どの部屋にももう客が居るそうで変えるのは無理だそうだ。
だが、お詫びに泊まる料金を半額にしてくれると言ってくれた。そこは素直に感謝だな。
さて、ここで問題になるのは部屋割りなんだよな...。男子3人の中に女子1人を入れるのは色々ダメだとして...。女子3人の中に男子1人がまだ妥協案なんだよな...。そこら辺は相談して決めるか。
「と、言うわけなんだけど...みんなの意見はどう?」
「んー、別に俺は和樹の案が一番妥当なんだとは思うぞ」
「あ、俺も賛成だな」
男子2人はその案でいいと言う訳か。問題の女性陣はというと...。
「あ、私は和樹なら別に来てもいいよ」
まぁ、姉さんはいいと思うけどさ...
「あ、私も和樹さんとなら同じ部屋でもいいですよ」
ゆ、ゆずまで?いや、流石に千沙都はーー
「わ、私も和樹くんなら...まぁ、いいよ」
ま、マジですか...。
にしても、なぜこう言うのは俺に回ってくるのか?俺はラノベなんかの主人公でもギャルゲの主人公でもないぞ?
「こちらが鍵です」
「あ、はい」
女性店員に部屋の鍵を渡されて俺は自然と受け取ってしまう。はぁ、仕方ないか。何もなければいいんだから。
そう思い俺は覚悟を決めるのだった。
と、覚悟を決めていた時も俺にはありました!
なんでや!なんでベッドじゃなくて畳に敷くようなタイプなんや!
俺は思わず頭を抱えてしまう。俺はどうすればいいんだ...
なんか3人は固まって話してるしあそこはほっといてもいいか。
うーん、ほっとくとしてもする事ないしな...あ、ここら辺で祭りとかやってないのかな?調べてみるか。
...
.......
..............
あ、あったあった。へぇ、ここから5分ぐらいの場所に夏祭りしてて出店とか出てるのか。あの2人は多分行くだろうからこの3人に聞いとけばいいかなな。
「なぁ、姉さん達」
「ん?どうしたの和樹?」
「いや、晩この近くで夏祭りしてる場所あるっぽくてさ。みんなで行かないかな?って」
「え、ほんと!行く行く!」
「流石和樹くんね」
「楽しみですね!和兄さん!」
あ、3人とも行けるそうだ。
それにしても夏祭りか。最近俺も夏祭りだから楽しむとしようかな。
だけどこの時の俺は、あんな事が起こるなんて微塵も思ってはいなかった。
中に入り受付カウンターの方まで歩いていく。
「いらっしゃいませ、予約の方はしてましたでしょうか?」
カウンターに居た女性がそう聞いてくる。さて、こう言うのは姉さんに任せても大丈夫なんだけど俺が予約したからな、俺がやろう。
「はい、6名で3予約して居た東雲です」
「あ、東雲様ですね。お部屋の方は用意してあります。4人部屋と2人部屋ですよね」
.......はい?
「すいません、聞き間違いですか?4人部屋と2人部屋って聞こえたんですけど」
「はい、そう言いましたが...何か?」
ま、マジか...。ヤバイぞこれはかなりヤバイ。
俺は後ろをチラッと見る。後ろでは5人が和気藹々と話して居た。しょうがない、出来る限り手を打つか。
「あの、すいません。3人部屋2つで予約してた筈なんですけど...」
「え!?そうなんですか!す、すいません少し確認してきます!」
そう言って女性店員が走ってどっかに行ってしまった。さて、どうなることやら...
「その、すいませんでした!」
「いえ、仕方ないですよ。頭をあげてください」
先程の走ってどっかに行った女性店員が帰ってくると、一緒に上司のような人も居た。そして来て早々頭を下げられたと言うわけである。
そして話を聞く所によると、宿側の手違いがあり俺たちの泊まる部屋が4人部屋と2人部屋用になってしまったらしい。ちなみに、どの部屋にももう客が居るそうで変えるのは無理だそうだ。
だが、お詫びに泊まる料金を半額にしてくれると言ってくれた。そこは素直に感謝だな。
さて、ここで問題になるのは部屋割りなんだよな...。男子3人の中に女子1人を入れるのは色々ダメだとして...。女子3人の中に男子1人がまだ妥協案なんだよな...。そこら辺は相談して決めるか。
「と、言うわけなんだけど...みんなの意見はどう?」
「んー、別に俺は和樹の案が一番妥当なんだとは思うぞ」
「あ、俺も賛成だな」
男子2人はその案でいいと言う訳か。問題の女性陣はというと...。
「あ、私は和樹なら別に来てもいいよ」
まぁ、姉さんはいいと思うけどさ...
「あ、私も和樹さんとなら同じ部屋でもいいですよ」
ゆ、ゆずまで?いや、流石に千沙都はーー
「わ、私も和樹くんなら...まぁ、いいよ」
ま、マジですか...。
にしても、なぜこう言うのは俺に回ってくるのか?俺はラノベなんかの主人公でもギャルゲの主人公でもないぞ?
「こちらが鍵です」
「あ、はい」
女性店員に部屋の鍵を渡されて俺は自然と受け取ってしまう。はぁ、仕方ないか。何もなければいいんだから。
そう思い俺は覚悟を決めるのだった。
と、覚悟を決めていた時も俺にはありました!
なんでや!なんでベッドじゃなくて畳に敷くようなタイプなんや!
俺は思わず頭を抱えてしまう。俺はどうすればいいんだ...
なんか3人は固まって話してるしあそこはほっといてもいいか。
うーん、ほっとくとしてもする事ないしな...あ、ここら辺で祭りとかやってないのかな?調べてみるか。
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コメント
ノベルバユーザー217099
両手と片足に花か、って誰が足だ?