とても人気ある生徒会長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)
久しぶりの再会
時は経つのは早いことで今は夏休みに入る1週間前の日曜日である。
ん、俺?俺は今電車に乗ってるよちなみに家に帰る途中。時刻としては1時を少し過ぎた辺りである。何故俺が電車に乗っているかと言うと...
1時間前
少し早くお昼を食べ終わった俺と姉さんと母さんはリビングでくつろいでいた。クーラーが起動するとやっぱ涼しいなぁ〜。
そんななか姉さんがおもむろに立ち上がり冷蔵庫のある台所に向かう。
「母さーん。飲み物が一切ないよー」
台所から聞こえてきた姉さんの声に俺と母さんはハッと顔を見合わす。いや、母さんも気づいてなかったのね。
それから帰ってきた姉さんは唐突にこう告げた。
「今からじゃんけんして負けた人がジュース買ってこよう!あ、ちなみに晩御飯の食材も一緒に買ってくること!」
「それは名案ね!」
あ、反対しようとしたら母さんまで便乗してしまった。まぁ、いいや長いものに巻かれろの精神で行こう。
「和樹もそれでいいね?じゃあ行くよ!じゃーんけん!ーーー」
ということがあり俺が一人負けで買いに行くことになったのである。
ガタン!
おっと!少し考え事してたから揺れでバランス崩してしまった。隣に座っている人にとりあえず頭を下げて謝っておく。
「ど、どうもすいません!」
「いいのよ気にしないで」
さっきの揺れで何かあったのか女子中学生の様な子が40代ぐらいの女性に頭を下げていた。40代の方の女性の服が一部濡れており、おそらく女性中学生の手にはペットボトルのお茶が握られていたのでそれ関係じゃないかな?
俺は席から立ち上がりポケットの中からハンカチを取り出し2人の元に向かう。
「よかったらこれどうぞ」
そう言うと2人はこっちを見て少し驚いた顔をする。
「え、あぁそう?ありがとうね。今時珍しい子ね」
女性はお礼をいながらハンカチを受け取る。てか俺みたいなのが珍しい?なんのことだ?
「あの、この度はありがとうございます」
女子中学生?が俺にお礼を言ってくる。よく出来てる子だなぁ。そんな事を思いながら俺はその子の方を見る。...あれ?
「ねぇねぇ」
「はい、なんですか?ってあれ?」
なんか見たことある気がするんだよな...。目の前の子もなんか気になってるみたいだし....。
「あの、名前を聞いてもよろしいですか?」
「あ、うん。俺の名前は東雲 和樹だけど」
そう言うと彼女は信じられないけど嬉しい感じのなんとも言えない様な表情をしてこう呟いた。
「和...兄....さん?」
「え?」
俺の思考が軽くストップする。何故ならその名前を呼ぶ子は小学生の頃引っ越していない筈だから。だけど、その名前を知っているという事は...
「ま、まさか...ゆず?」
「っ!ーーはい!そうです!」
彼女ーー如月 柚木は嬉しそうに肯定する。
そして彼女は何を思ったのか俺に抱きついてきた。
「ちょ!ゆず!?何してるの!?」
「やっと会えました!久しぶりの和兄さんです!」
や、ヤバイ周りの人の目が痛い!あ、さっきの女性が生暖かい様な視線を送って来てる。
俺は1分間程度ゆずに抱きつかれたまま電車に揺られることになったのだった。
ん、俺?俺は今電車に乗ってるよちなみに家に帰る途中。時刻としては1時を少し過ぎた辺りである。何故俺が電車に乗っているかと言うと...
1時間前
少し早くお昼を食べ終わった俺と姉さんと母さんはリビングでくつろいでいた。クーラーが起動するとやっぱ涼しいなぁ〜。
そんななか姉さんがおもむろに立ち上がり冷蔵庫のある台所に向かう。
「母さーん。飲み物が一切ないよー」
台所から聞こえてきた姉さんの声に俺と母さんはハッと顔を見合わす。いや、母さんも気づいてなかったのね。
それから帰ってきた姉さんは唐突にこう告げた。
「今からじゃんけんして負けた人がジュース買ってこよう!あ、ちなみに晩御飯の食材も一緒に買ってくること!」
「それは名案ね!」
あ、反対しようとしたら母さんまで便乗してしまった。まぁ、いいや長いものに巻かれろの精神で行こう。
「和樹もそれでいいね?じゃあ行くよ!じゃーんけん!ーーー」
ということがあり俺が一人負けで買いに行くことになったのである。
ガタン!
おっと!少し考え事してたから揺れでバランス崩してしまった。隣に座っている人にとりあえず頭を下げて謝っておく。
「ど、どうもすいません!」
「いいのよ気にしないで」
さっきの揺れで何かあったのか女子中学生の様な子が40代ぐらいの女性に頭を下げていた。40代の方の女性の服が一部濡れており、おそらく女性中学生の手にはペットボトルのお茶が握られていたのでそれ関係じゃないかな?
俺は席から立ち上がりポケットの中からハンカチを取り出し2人の元に向かう。
「よかったらこれどうぞ」
そう言うと2人はこっちを見て少し驚いた顔をする。
「え、あぁそう?ありがとうね。今時珍しい子ね」
女性はお礼をいながらハンカチを受け取る。てか俺みたいなのが珍しい?なんのことだ?
「あの、この度はありがとうございます」
女子中学生?が俺にお礼を言ってくる。よく出来てる子だなぁ。そんな事を思いながら俺はその子の方を見る。...あれ?
「ねぇねぇ」
「はい、なんですか?ってあれ?」
なんか見たことある気がするんだよな...。目の前の子もなんか気になってるみたいだし....。
「あの、名前を聞いてもよろしいですか?」
「あ、うん。俺の名前は東雲 和樹だけど」
そう言うと彼女は信じられないけど嬉しい感じのなんとも言えない様な表情をしてこう呟いた。
「和...兄....さん?」
「え?」
俺の思考が軽くストップする。何故ならその名前を呼ぶ子は小学生の頃引っ越していない筈だから。だけど、その名前を知っているという事は...
「ま、まさか...ゆず?」
「っ!ーーはい!そうです!」
彼女ーー如月 柚木は嬉しそうに肯定する。
そして彼女は何を思ったのか俺に抱きついてきた。
「ちょ!ゆず!?何してるの!?」
「やっと会えました!久しぶりの和兄さんです!」
や、ヤバイ周りの人の目が痛い!あ、さっきの女性が生暖かい様な視線を送って来てる。
俺は1分間程度ゆずに抱きつかれたまま電車に揺られることになったのだった。
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