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山田 武

偽善者と『神樹の支配者』 その03



 さて契約した結果、俺のステータスはどうなったのかな~。俺は補正がどれくらいのものかを確かめるべく、ステータスを開く――


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ステータス
名前:メルス (男) [ノゾム  (男) ] 
種族:[不明]Lv25    [人間 Lv40]
職業:なし [放浪者 Lv45]

状態異常:封印EX

二つ名:"模倣者"・"試練の魔王"


 HP:900/900
 MP:1700/1700
 AP:900/900

 STR:450〔50〕
 VIT:450〔50〕
 AGI:450〔50〕
 DEX:450〔50〕
 INT:450〔50〕
 LUC:450〔50〕

 BP/SP:使用不可〔偽装値〕


スキルリスト
武術
(牙突術Lv9)

魔法
(上級魔法Lv75:業炎/嵐/氷河/大地/時空/生死/治癒/具現)
(融合魔法Lv75:爆発/豪雪/拘泥/幻霧/熔解/粉塵)

特殊魔法
(激強魔法Lv75)(衰弱魔法Lv75)
(天使魔法Lv75)(悪魔魔法Lv75)
(血魔法Lv75)(妖精魔法Lv75)
(紅蓮魔法Lv85)(生活魔法Lv85)
(樹魔法Lv90)(聖霊魔法Lv90)
(虫魔法Lv65)(大海魔法Lv45)
(龍魔法Lv45)(封印魔法Lv45)
(禁書魔法Lv45)(歌謡魔法Lv15)

身体
(完全異常耐性Lv89)(飛翔Lv65)
(技能者の指先Lv95)(魔力化Lv75)
(空間把握Lv55)(肉体制御Lv50)
(物理加速Lv50)(行動予測Lv65)
(領域支配Lv45)(狂気蹂躙Lv15)
(夜目Lv30)MAX(蛇鱗生成Lv10)(索敵Lv30)MAX
(跳躍Lv30)MAX(草食Lv40)(縮地Lv20)
(水棲Lv1)(脱兎Lv20)(風力操作Lv20)
(氣魔直接操作Lv30)(胃酸強化Lv20)

New
(登攀Lv20)(掴みLv30)
(耐久走Lv30)(認識偽装Lv20)

技能
(上級錬金術Lv55)(上級調合Lv55)
(上級鍛冶Lv55)(上級耕作Lv45)
(上級裁縫Lv55)(上級採掘Lv45)
(上級木工Lv55)(上級採取Lv25)
(上級料理Lv35)(上級建築Lv25)
(超級鑑定Lv60)(超級隠蔽Lv60)
(機械操作Lv35)(機械製作Lv35)
(全言語理解Lv35)(促進Lv20)
(連携Lv50)(解析Lv50)(潜伏Lv30)
(統率Lv1)(養蜂Lv1)(演奏Lv15)

その他
(武器同時所持Lv35)(人海戦術Lv1)

固有/伝説/夢幻
{感情Lv71}<畏怖嫌厭Lv->
【武芸千般Lv17】【矛盾Lv30】
【森羅万象Lv75】【死霊魔法Lv75】
【極光魔法Lv75】【科学魔法Lv40】
【術理魔法Lv40】【鉱魔法Lv40】
【獣化魔法Lv40】【毒魔法Lv25】
【自己再成Lv20】【六感知覚Lv20】

New
【風林火山Lv7】

種族スキル 
(因子注入Lv-)(アレンジLv-)(適応Lv-)
(???Lv-)(???Lv-)(???Lv-)(???Lv-)

【天魔LvMAX】(龍人Lv35)(高位吸血鬼Lv32)
(小虫人Lv42)(普人Lv19)

契約
(ユラル:主従契約)

個有スキル
[眷軍強化 Lv43%]
[神代魔法 Lv4%]
\<合成魔法Lv13><混沌魔法Lv10>

権能スキル 
(神氣Lv20)(神眼Lv12)
     \(精霊眼)

祝福
(レイの守護)(シンクの守護)(生産神の加護)
(基本属性神の加護)(魔法神の加護)

呪い
(運営の邪縛)

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 ――(樹魔法)と(聖霊魔法)が急上昇しているな。それと、何故か(全言語理解)がいつの間にか復元されている……契約の影響なのだろうか。


「なぁユラル。お前と契約した場合のメリットをしっかり聞いて無かったから、具体的な内容を教えてくれないか?」

『うん、良いよ。まず、私と仮の契約をして人には、(樹魔法)(聖霊魔法)(聖霊語)スキルが私のLvと同じ状態で加わるよ』


 まぁ、なってるな。(聖霊語)がスキルに無いのは、(全言語理解)に統合されたからなのだろう。全ての言語を理解するスキルなのだから、当然LvUPに必要な経験量も違う。だから(全言語理解)だけは、Lvが90になっていないと俺は思う。


『そして、私と本契約をした人にはさっきのスキルと別に、(精霊化)(精霊視)(光合成)(樹木操作)(急速促進)が使えるようになるよ』

「スキルリストには、載ってないんだが」

『それの説明についてもこの後するから、少し待ってて。……メルスンと私が行った主従契約は、今まで言っていた契約よりももっと上――最上級の契約だったの。その契約は、私の持つスキルの全てをメルスンが使えるようにするよ。メルスンにさっき言ったスキルが確認できないのは、一つの枠に全部のスキルが内包されているからじゃないかな?』


 ……それで俺が最初から持っていたスキル以外は、全部確認できないんだな。そう言われて(ユラル:主従契約)の詳細を確認してみると、本当にその中にユラルの持っていたスキルが確認できた。


「そんな凄い契約をしてくれたのか……」

『まぁね、私もメルスンのことを……その、気に入っていたしね』

「お、おう」


 さっきやったことを思い出したのか、ユラルの顔が再び真っ赤になる。……俺の顔も熱くなっている気がするよ。


「……そ、そろそろ俺の拠点に行くか!」

『そ、そうだね! 早く行こっ!』


 気まずい気持ちは一緒だったのか、俺の提案に乗ってくれた。
 俺とユラルは、一緒に森を抜けて拠点に向かうことにした。


 だが、俺はすっかり忘れていた。
 ただでさえ俺が一人で向かったことに心配しているみんなの前に、いきなり知らない女性を連れて行ったらどうなるかを。
 まぁ、つい最近似たようなことを経験したばかりなんだがな。



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