日常日記
雷が落ちた
雨の匂いというか、湿気を感じた。
そして、久しぶりに大粒の雨の音をカーテン越しに聞いた。
あぁ、今度こそ、私の地域の水がめに、水が溜まりますように……
そう祈った瞬間、稲光がカーテンの間から漏れた。
雷だ……
そう呟くと床が揺れるほどの音が響いた。
落ちたのか……
一瞬息を詰めていた。
北欧神話の雷の神トールは春を呼ぶ神……農耕の神でもある。
長い冬が終わる頃、雷が落ち、春の訪れを知らせ、人々は田畑を耕す。
では、今の雷はなんだろう……
日本では稲妻と言われている。
夏の終わりから秋の初めに落ちる稲妻は、稲穂が実るのを助ける為、『稲の妻』と書くのだそうだ。
丁度この時期は、早稲の稲はすでにこうべを垂れている。
旧暦だと分かっているが、面白い説もある者だと思う。
又、カーテンの陰が光った。
雨のことも心配だが、もっと心配なのは、また災害が起きないか、である。
他県の豪雨災害を見ていると、雨が少なく滅多に氾濫しない川が氾濫しそうで怖い。
兄の家は海沿いで、高波が来たら即水没するだろう。
今年の日本は災害が多すぎる。
そして、悲しみと後悔に包まれているような気がする。
そして、久しぶりに大粒の雨の音をカーテン越しに聞いた。
あぁ、今度こそ、私の地域の水がめに、水が溜まりますように……
そう祈った瞬間、稲光がカーテンの間から漏れた。
雷だ……
そう呟くと床が揺れるほどの音が響いた。
落ちたのか……
一瞬息を詰めていた。
北欧神話の雷の神トールは春を呼ぶ神……農耕の神でもある。
長い冬が終わる頃、雷が落ち、春の訪れを知らせ、人々は田畑を耕す。
では、今の雷はなんだろう……
日本では稲妻と言われている。
夏の終わりから秋の初めに落ちる稲妻は、稲穂が実るのを助ける為、『稲の妻』と書くのだそうだ。
丁度この時期は、早稲の稲はすでにこうべを垂れている。
旧暦だと分かっているが、面白い説もある者だと思う。
又、カーテンの陰が光った。
雨のことも心配だが、もっと心配なのは、また災害が起きないか、である。
他県の豪雨災害を見ていると、雨が少なく滅多に氾濫しない川が氾濫しそうで怖い。
兄の家は海沿いで、高波が来たら即水没するだろう。
今年の日本は災害が多すぎる。
そして、悲しみと後悔に包まれているような気がする。
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