どうやら魔王は俺と結婚したいらしい
201
「あむっ、んんっ、トマトさいっこうですねぇ」
私はアヤネ、今、メェちゃんの部屋にいる。
そこで、メェちゃんの食べる姿をじっと見てる。
凄い、野菜ばっかりもぐもぐ食べてる。
あっ、私はアヤネ……よろしくね。
「にひひぃ、でもあれですねぇ、やっぱりきぃ君が作った料理の方が美味しいですっ、あっ……そんな事言っちゃラキュ君に申し訳無いですね、反省するです」
ぷすっ……。
トマトをフォークで付いた後、そう言うメェちゃんは、ぱくんっとトマトを食べた。
あっ、顔がほころんだ……すっごく美味しそう。
うぅ、こんなの見てたら、私も何か食べたくなってきた。
あぁぁ、何か食べたい気分。
くれないかな? 私も欲しい、さっき食べたけど食べたくなったの。
だから、じぃっと見つめてみよう。
そしたら、一口くらい、くれるかもしれない。
じぃとぉぉ……。
「うっ、アヤネちゃん? なんです、その目は……これはメェのですから、やらないですよ?」
「……」
ダメだった。
守るようにお皿を持たれちゃ、どうしようもない。
うぅぅ、シルクなら、なんやかんやでくれるのに。
「そんな、目を潤ませてもダメな物はダメですっ」
「……」
釘をさされた。
メェちゃん、どうしても私に食べさせてくれないみたい。
こうなったら、あれしかない……でも、シルクならこれでイケたけど、メェちゃんはどうなんだろ。
まぁいいか、細かい事は気にしない。
まずは、やってみる事が大事だと誰かが言ってた……気がする。
と言う訳でやってみよう。
「あむあむ、むぐむぐ……めぇ? アヤネちゃん? なんでメェに近付いてくるです? 近寄ってもあげないで、めきゃっ」
私は、メェちゃん耳を、ふぅ……ってした。
そしたら、身体を、ぴくんっと反応させて、フォークを落とした。
おぉっ、効いたね。
これ他の人にも効くんだ……覚えとこ。
「なっ、ななっ、何するですかぁっ! あひぃんっ」
むっ、凄く睨んで来た。
まだくれる気は無いみたい。
私は、食べ物が掛かってる時はしつこいよ? だから、メェちゃんが「あげる」と言うまで、耳辺りを、ペロペロしよう。
……いや、耳より胸の方が良いかな? だって、大きいし、羨ましいし……なんか嫉妬しちゃう。
私は小さいのに、不公平、そんなの良くない。
よしっ、メェちゃんの、おっぱいを揉もう。
と言う訳で、もみもみもみ……。
「えっ、ちょっ! めぎゃぁぁっ! やっやめっ、あっ……あふっ、うっ……んんっ」
おっ、メェちゃんの背後に回って、もみもみしたけど、なんか聞いてるみたい。
このまま続けたら、もしかしたら、くれるかもしれない。
それまで私は諦めないっ、と言うのも、諦めが悪い、のが私の良い所だから。
シルクもきっと褒めてくれる。
ふふふ、シルクに頭なでなでされながら「お前のそう言う所が好きだ」とか言われちゃう。
うん、絶対にそうに違いない。
と言うか、それしか考えられない。
「うっ、あっ……そんなっ、力強いのにっ、うぅぅ、かっ感じ……いっいやっ、感じないですぅっ!」
むっ、シルクに褒められる事を考えてる場合じゃなかった。
メェちゃん意外にしぶとい、だったらこっちにも考えがある。
ママ直伝のあれを使おう。
私は、指先に意識を集中されて、メェちゃんの胸を、まるでピアノを引くかの様に動かす。
「うめぇっ!? そっそれっ、らめれすぅぅっ」
熱っぽい声を上げて、身体をくねらせるメェちゃん。
でも、私からは逃れられない。
私の指先は、時に優しく、時に激しく動かす。
この強弱加減によって、相手を感じさせるって、ママが言ってた。
是非この技は、シルクに体得してもらいたい、そして……うふふふふ。
あっ、そう言えば幼い頃、悪い事したらママにこれでお仕置きされたなぁ……。
身体が覚えてるからこそ出来る技、でも、なんか恥ずかしい思い出が甦ってくる。
うっ、だめ……今はそれは置いておかないとダメ。
「あっ、あぁぁっ! ふっふぅっ、身体が……熱いらすぅ、もぅらめれすぅ」
思い出を忘れ様と、必死にメェちゃんの、胸を揉み続ける。
上から下へ、下から上へ、更には左右から、軽く押してみたり、引っ張ってみたり。
それをやる度に、メェちゃんの胸が、ばるんばるんっ弾む弾む……。
同時に私の嫉妬心が熱くなる熱くなる。
ここに、むぅちゃんがいなくて良かった。
いたら、嫉妬と怒りの炎に包まれて、メェちゃんは、ある意味で果てる所だった。
「メェちゃん、私にお野菜くれたら、止めてあげるよ」
「やっ、やれすぅ、こっこれは……メェの、なんれすっ!」
涙ながらに訴えてくるメェちゃん、あっあれ? 泣かした? 私泣かしちゃった?
………。
一気に、身体が、サァーっとなって行くのが分かった。
やらかした、やってしまった、泣かせるつもりなんて無かったのに……。
「あっあの、メェちゃん? えっえと……」
焦った私はメェちゃんの胸から手を離した。
その時ーー
「っ」
メェちゃんが、私の方を振り向いた。
涙ぐんでいるけど、怒ってるのが分かる、私、睨まれてる。
「アヤネちゃんの……アホぉっ!!」
ドゴォッーー
「くぺはぁっ!?」
鈍い音が鳴った。
めっメェちゃん、鳩尾に、ぱっパンチ……しちゃ、だっダメ。
あっ、うっ……いっ意識が途絶える。
くっ、私の意識を刈り取るパンチを、うっ撃つなんて、メェちゃん……恐ろしい娘。
そんな事を想い、胸を押さえながら、私は倒れる。
意識を失う前に、メェちゃんの胸に顔を埋めてしまった。
あぁ、やらかい。
気持ちぃぃ……と、口元をにやけさせていると……。
ゴインッーー
頭に衝撃が走った。
いっ痛い、うっうぅ……ダメだ、意識が……とお……のく……。
この時、私は……。
諦めるのも肝心なんだなぁ、と思った。
私は、失敗を経験して成長する女、だからもう2度と同じ失敗はしない。
今日の出来事で1つ賢くなってしまった、私であった。
私はアヤネ、今、メェちゃんの部屋にいる。
そこで、メェちゃんの食べる姿をじっと見てる。
凄い、野菜ばっかりもぐもぐ食べてる。
あっ、私はアヤネ……よろしくね。
「にひひぃ、でもあれですねぇ、やっぱりきぃ君が作った料理の方が美味しいですっ、あっ……そんな事言っちゃラキュ君に申し訳無いですね、反省するです」
ぷすっ……。
トマトをフォークで付いた後、そう言うメェちゃんは、ぱくんっとトマトを食べた。
あっ、顔がほころんだ……すっごく美味しそう。
うぅ、こんなの見てたら、私も何か食べたくなってきた。
あぁぁ、何か食べたい気分。
くれないかな? 私も欲しい、さっき食べたけど食べたくなったの。
だから、じぃっと見つめてみよう。
そしたら、一口くらい、くれるかもしれない。
じぃとぉぉ……。
「うっ、アヤネちゃん? なんです、その目は……これはメェのですから、やらないですよ?」
「……」
ダメだった。
守るようにお皿を持たれちゃ、どうしようもない。
うぅぅ、シルクなら、なんやかんやでくれるのに。
「そんな、目を潤ませてもダメな物はダメですっ」
「……」
釘をさされた。
メェちゃん、どうしても私に食べさせてくれないみたい。
こうなったら、あれしかない……でも、シルクならこれでイケたけど、メェちゃんはどうなんだろ。
まぁいいか、細かい事は気にしない。
まずは、やってみる事が大事だと誰かが言ってた……気がする。
と言う訳でやってみよう。
「あむあむ、むぐむぐ……めぇ? アヤネちゃん? なんでメェに近付いてくるです? 近寄ってもあげないで、めきゃっ」
私は、メェちゃん耳を、ふぅ……ってした。
そしたら、身体を、ぴくんっと反応させて、フォークを落とした。
おぉっ、効いたね。
これ他の人にも効くんだ……覚えとこ。
「なっ、ななっ、何するですかぁっ! あひぃんっ」
むっ、凄く睨んで来た。
まだくれる気は無いみたい。
私は、食べ物が掛かってる時はしつこいよ? だから、メェちゃんが「あげる」と言うまで、耳辺りを、ペロペロしよう。
……いや、耳より胸の方が良いかな? だって、大きいし、羨ましいし……なんか嫉妬しちゃう。
私は小さいのに、不公平、そんなの良くない。
よしっ、メェちゃんの、おっぱいを揉もう。
と言う訳で、もみもみもみ……。
「えっ、ちょっ! めぎゃぁぁっ! やっやめっ、あっ……あふっ、うっ……んんっ」
おっ、メェちゃんの背後に回って、もみもみしたけど、なんか聞いてるみたい。
このまま続けたら、もしかしたら、くれるかもしれない。
それまで私は諦めないっ、と言うのも、諦めが悪い、のが私の良い所だから。
シルクもきっと褒めてくれる。
ふふふ、シルクに頭なでなでされながら「お前のそう言う所が好きだ」とか言われちゃう。
うん、絶対にそうに違いない。
と言うか、それしか考えられない。
「うっ、あっ……そんなっ、力強いのにっ、うぅぅ、かっ感じ……いっいやっ、感じないですぅっ!」
むっ、シルクに褒められる事を考えてる場合じゃなかった。
メェちゃん意外にしぶとい、だったらこっちにも考えがある。
ママ直伝のあれを使おう。
私は、指先に意識を集中されて、メェちゃんの胸を、まるでピアノを引くかの様に動かす。
「うめぇっ!? そっそれっ、らめれすぅぅっ」
熱っぽい声を上げて、身体をくねらせるメェちゃん。
でも、私からは逃れられない。
私の指先は、時に優しく、時に激しく動かす。
この強弱加減によって、相手を感じさせるって、ママが言ってた。
是非この技は、シルクに体得してもらいたい、そして……うふふふふ。
あっ、そう言えば幼い頃、悪い事したらママにこれでお仕置きされたなぁ……。
身体が覚えてるからこそ出来る技、でも、なんか恥ずかしい思い出が甦ってくる。
うっ、だめ……今はそれは置いておかないとダメ。
「あっ、あぁぁっ! ふっふぅっ、身体が……熱いらすぅ、もぅらめれすぅ」
思い出を忘れ様と、必死にメェちゃんの、胸を揉み続ける。
上から下へ、下から上へ、更には左右から、軽く押してみたり、引っ張ってみたり。
それをやる度に、メェちゃんの胸が、ばるんばるんっ弾む弾む……。
同時に私の嫉妬心が熱くなる熱くなる。
ここに、むぅちゃんがいなくて良かった。
いたら、嫉妬と怒りの炎に包まれて、メェちゃんは、ある意味で果てる所だった。
「メェちゃん、私にお野菜くれたら、止めてあげるよ」
「やっ、やれすぅ、こっこれは……メェの、なんれすっ!」
涙ながらに訴えてくるメェちゃん、あっあれ? 泣かした? 私泣かしちゃった?
………。
一気に、身体が、サァーっとなって行くのが分かった。
やらかした、やってしまった、泣かせるつもりなんて無かったのに……。
「あっあの、メェちゃん? えっえと……」
焦った私はメェちゃんの胸から手を離した。
その時ーー
「っ」
メェちゃんが、私の方を振り向いた。
涙ぐんでいるけど、怒ってるのが分かる、私、睨まれてる。
「アヤネちゃんの……アホぉっ!!」
ドゴォッーー
「くぺはぁっ!?」
鈍い音が鳴った。
めっメェちゃん、鳩尾に、ぱっパンチ……しちゃ、だっダメ。
あっ、うっ……いっ意識が途絶える。
くっ、私の意識を刈り取るパンチを、うっ撃つなんて、メェちゃん……恐ろしい娘。
そんな事を想い、胸を押さえながら、私は倒れる。
意識を失う前に、メェちゃんの胸に顔を埋めてしまった。
あぁ、やらかい。
気持ちぃぃ……と、口元をにやけさせていると……。
ゴインッーー
頭に衝撃が走った。
いっ痛い、うっうぅ……ダメだ、意識が……とお……のく……。
この時、私は……。
諦めるのも肝心なんだなぁ、と思った。
私は、失敗を経験して成長する女、だからもう2度と同じ失敗はしない。
今日の出来事で1つ賢くなってしまった、私であった。
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