OLの日記

西沢佑美

OLの日常

普通のOLとして、日々を過ごしていると、毎日同じことの繰り返しで辛くなる。お局の田中さんも、私に度々嫌味を言ってくる。
 同期の林さんは、サボり魔なのに、田中さんから全く注意されていない。私はそれで、毎日会社に行くのが憂鬱である。
 林さんはほとんど毎日遅刻しているのに、誰も注意しないし、出来るだけ仕事をしないでサボろうとしている。私も林さんの真似をして、サボろうとすると、田中さんが私にだけ注意する。
 仕事をやめたい。そのために私は婚活をすることにした。結婚相談所はお金がかかるし、評判が悪いから、マッチングアプリにした。
 なかなか出会えない。というか、いい人がいない。メッセージをくれる人も少ない。
「こんなに本をいっぱい買っちゃって」
 このお局は、どうせ、あなたが勉強なんてするはずないのに、とでも言いたいのだろうか。こういう何気ない言動が腹の立つ。
 私は何も言わなかった。会社でプログラミングをやることがあるので、数学の勉強をしてたら、田中さん(お局)が横から覗いてきて、「分かるの?」とまた曖昧な嫌味を言ってくる。こういう言動が重なるから、どうしても、嫌味に聞こえてしまう。
 そして、人の行動を逐一観察しているから、疲れるし、面倒くさい。注意するときも、いやらしく何度も間違ったところを指さして注意してくる。
 私は休み時間にマッチングアプリでメッセージのやり取りをしていた。
 会社には山﨑さんという先輩がいる。面倒見がよく、大人しくて、穏やかな先輩である。林さんがサボっているのを注意していることもあった。田中さんとは大違いだ。田中さんとは真逆の行動をとる男性である。

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