偽装結婚なので離婚後のことを考えて好きにさせてもらったのに離婚をしてくれない

アリア

夫から宣言されて驚いた

メイドのミレイがカスミを起こしにきた。
カスミは朝早くに目が覚めていた。
「おはようございます。もう起きられていましたか?」ミレイ
「目が覚めて」カスミ
「そうですか。着替えてきてください」ミレイ
カスミは用意をしにいった。
暫くして、カスミは用意をして戻ってきた。
「先ずは朝食に行きましょうか」ミレイ

<ダイニングルーム>
「旦那さまの右斜め前に行ってください」ミレイ
カスミは右斜め前に座った。
「昨日はよく寝れたか?」マイケル
「はい、おかげさまで」カスミ

朝食を食べてデザートが出てきた時にマイケルが話しかけた。
「それを食べたら話したいことがある。中庭に行こう」マイケル
「分かりました」カスミ

マイケルとカスミは中庭に行った。
テーブルと椅子があり天井があった。
2人はそこに座った。
「これからのことなんだが、この結婚は偽装結婚だと知っていたか?」マイケル
「えっ?」カスミは驚いた。
「やはり知らなかった」マイケル
「何となくは、そうではないかと思っていました」カスミ
「そうか。」
「それでだが、これだけは言っておく、」
「俺はカスミ、君と結婚はしたが、生涯君を愛することはない。それは理解してもらう」マイケル
カスミは驚いた。
分かっていたとはいえ、(本当なんだ)と思った。
「そうですか。分かりました。」
「その代わり、私もずっと1人でいるのは退屈ですから、好きなことをさせてください。」カスミ
「好きなこと?」マイケル
「はい、そうですね。安全を確保した上で働かせてください。仕事はこちらで探します。」カスミ
「仕事?宮廷でか?」マイケルは怪訝な顔をした。
「いえ、外でです」
「その代わり、旦那さまの条件はのみます。」
「愛情もいりません、それに何をしようと口出ししません。私も旦那さまを愛しませんから、それが交換条件です」カスミ
「お金が欲しいなら、自由に使えばいいだろう。」
「偽装結婚とはいえ次期王妃なのだから、お金は自由に好きなように使えるだろうが、俺は何も言わない」マイケル
「いえ、それとは違うので、自分のお金が必要なので、それに誤解しているのでしたら、解いておきますが、私は旦那さまのお金や地位はどちらでもいいですから」カスミ
「ただ父親に言われて結婚しただけです。」カスミ
「まぁ、安全であるなら働くのは許そう。その代わり見張は付ける」マイケル
「ありがとうございます」カスミ
「どちらにしろ、次期王妃なのだから、自覚してくれよ。あと次期王妃の仕事もあるから」マイケル
「はい、勿論です。その時は前もって言ってください。次期王妃の仕事はしますから」カスミ
「分かった」マイケル
「では、話はそれだけですか?」カスミ
「ああ、それだけだ」マイケル
「では、戻ります。」カスミは自分の部屋へ戻った。
マイケルはカスミの冷静さに複雑だった。
愛情はないがあそこまで冷静でいられると複雑だった。













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