ダンジョン爆破計画!
第7話
万物図鑑のフリースペースから出てきたそれは、みるみると俺の体を包むように、守るように広がる。
それは、ガラクタだった。イグナが爆弾を作ってる間、余った素材で作った手慰みに作られたもの。
ダンジョンで簡単に採取できる、‘‘ガムねんど‘‘で形を作った大盾だった。
作っているときは、「こんな盾が欲しいな」「帰ったら武具屋を覗こうかな」なんて考えながら、あたりを警戒しつつ作っていた模型のつもりだった。
それが今、目の前に、意思を持ったかのように伸び、広がり、俺を包んでいる。
『おいらにまかせろっていっただろ!』
そんなふうな図鑑の声が聞こえた気がした。
「うっ」
ガムねんどは俺とゴブリンの腕の間に広がると、緩衝材となって衝撃を殺した。激しい勢いは失ったが、振り上げるようなゴブリンの拳は、上向きに斜め45度の角度をそのままに、ガムねんどごと俺を吹き飛ばす。
ふっとび、宙を舞いながらも俺の意識ははっきりしていた。
勝つための算段。
ここだ。ここしかない。
ふわっとした浮遊感を感じる。おそらく、放物線の頂点へと達したとき。俺はゴブリンに向けて、切り札の爆弾、イフリートを放った。
「俺たちの勝ちだ」
カチっとおとがした後、耳をつんざくような轟音が響く。
「BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「いて」
ガムねんどは落下の衝撃まではカバーしてくれなかったらしい。容赦なく地面にたたきつけられた俺は、寝転んだままで首だけ起こして、ゴブリンのほうを見た。
「おお、随分派手な爆弾なこった。さすがイフリート」
今まで作ったどの爆弾よりも派手な爆発をおこし、今も高熱の空気が乱気流を生み出して風を送り出してくる。
「リク!」
駆け寄ってきたイグナは、泣きそうな顔をしている。
「おうイグナ。勝ったぞ。どうだ、みたか俺の勇姿を」
「リク! 〇〇〇〇! 〇〇! リク!」
「すまん、爆発でまだ鼓膜がキンキン鳴ってんだ。なんて言ってるか聞こえない」
「リク! 〇て! 立てってば! 逃げ〇ぞ!」
イグナに手を引っ張られ無理やり起こされる。
そこで目に入ったのは、灼熱の爆発跡から、苦しそうに呻きながらも這い出てくる黒い影だった。
「おいおい。あの爆発をくらってまだ生きているのかよ。ほんとに生き物か?」
「考察はあとじゃ!逃げるぞ、リク!」
そういって、イグナは即席けむり筒爆弾に火をつける。
「逃げる? 逃げれんのかな? あんなバケモン、地獄の果てまで追っかけてきそうだ」
「冗談はあとにして、急げ! つぎこそ死ぬぞ!」
俺はイグナに肩を借り、動かない体に鞭をうって、引きずるように歩き始める。
後ろを振り返ると、巨大ゴブリンもはいずりながら少しずつ俺たちのところへと向かってきていた。
「さすがに、あいつも弱ってはいるようだな。足を引きずる俺たちと、はいずるゴブリン、どっちの移動がはやいんだか」
イグナの炊いた煙幕に、なるべく体を隠すようにしながら来た道を戻る。
「グギャ、グギャァ」
ゴブリンもまた、ボス部屋に比べると狭い通路を、はいずりながら追いかけてくる。ほんの少しだけ、ゴブリンのほうがはやい。
「イグナ」
「なんじゃ」
「その足」
「かすり傷じゃ」
「イグナ」
「なんじゃ」
「用事をおもいだしたから、少し先にいっててくれ」
「いやじゃ」
「頼むよ」
「いやじゃ!!」
「イグナ」
「……勝つ算段はあるんじゃの?」
「ああ」
「死ぬじゃないぞ」
「ああ」
「死んだら恨むぞ」
「ああ」
「はあ」
イグナはため息をついて、俺に肩を貸したまま、ゴブリンのほうを振り返った。
「作戦を言え。お前を一人にさせるわけないじゃろ」
俺たちの第三ラウンドのゴングが鳴った。
「図鑑から素材を出すから、イグナはそれで何かしらの爆弾をつくってくれ。その間は俺がなんとか時間を稼ぐ」
「わかった。とにかく、手あたり次第よこすんじゃ」
今もはいずりながら近寄ってくるゴブリンを見ながらも、俺は黙々と図鑑からありったけの素材を取り出す。
「問題はあのやっかいな皮膚だな」
ゴブリンの黒く艶めいた皮膚は、イフリートが起こした爆炎の煤によって光沢を失っている。しかし、爆発のダメージの大部分は皮膚によって防がれたようだ。
幸い、ピッケルによって皮膚が切り裂かれた箇所、それから目や口などの皮膚の弱い場所から、爆発によるダメージが入ったようで、ゴブリンも少なくない損傷を受けているが、それでもまだ致命傷には至っていない。
「そういえば、ピッケルはどこだ?」
ゴブリンに吹き飛ばされる前。体を鷲づかみにされたタイミングで、落としてしまったことは覚えている。となると、さっきの爆発に巻き込まれたか。
特注のピッケルだ。歯の部分はそう簡単にこわれることはないと思うが、持ち手の部分はそうはいかないだろう。
爆風によってどこかに吹き飛ばされたのか、爆発跡地を遠目からながめてもそれらしき影はない。
まいったな。現状、あのピッケルが一番ダメージを期待できるんだが。
などと考えていたとき、素材を放出していた万物図鑑がぶるりと震えた。
『そんなこともあろうかと、ピッケルをフリースペースに回収しておいてやったぜ! おいらはできる図鑑だろ?』
驚いて、フリースペースを開くと、そこには俺のピッケルが収納されていた。柄も無事だ。爆発前に回収してくれたのだろう。
「助かった。お前も俺の優秀な相棒だよ」
図鑑は照れたように、控えめに振動する。
『お、おう。そんなに褒めてくれるなんておもってなかったよ。おいら、産まれてはじめて褒められたかも。そうさ、おいらとリクは最高の相棒だ!』
「俺の最高の相棒はイグナだ。お前は二番手だよ」
『ガーン』
今度は、楽しく笑うように、大げさに振動して見せた。随分表情豊かな図鑑だこと。
「……ありがとな」
そうしてピッケルを取り出し、図鑑を閉じる。ポケットに入れた図鑑が、また少し震えたような気がした。
巨大ゴブリンは、前傾姿勢で這いずるように近づいてくる。
腕や足には多少のダメージを与えていたため、そこから爆発のダメージが入り、手足の損壊が大きいようだ。半面、胴体部分はほぼ無傷なようである。そのため、這いずる姿の見かけほど弱ってはいない可能性が高い。
対して俺は、上半身の骨がかなり細かく砕かれている。息を吸うたびに全身が痛む。下半身のダメージは少ないため、なんとか立ってられているが、それもいつまでもつかはわからない。
集中して、魔力を巡らせる。回復は、俺の唯一の得意分野だ。
魔法は才能である。
生き物はだれしも、体内に魔力を内包している。しかし、魔法を使えるかどうかは本人の才能によるところが大きい。個性というべきだろうか。
俺には魔法の才能がなかった。
しかし、幼いころから魔力を扱う訓練を欠かさずに行ってきた俺には、魔法とは違う、魔力の量と質のみを活かした、特技があった。
それが、超回復である。
集中し、心を落ち着かせ、全身に澄み渡るように魔力を巡らせる。
特に魔力の巡りが悪く反発のつよい、損傷の大きい場所に魔力を集め、細胞分裂を活発化させるイメージで傷の治りを早める。
超回復といっても、傷ついた場所を高速で治すことができるわけではない。
刃が通った先から皮膚が元通りにくっつくような、ビックリ人間ではないのだ。
せいぜい、擦りむいた場所のかさぶたが、五分程度の短時間でできる、それくらいの回復能力しかない。
しかし、この程度の能力が、全身ボロボロの俺を、ぎりぎりで立ち上がらせてくれている。大きな魔力で全体を包むことで、全身をゆっくりと、同時進行で治す。全身を隈なく破壊された傷も、同時刻的に癒すことができるのだ。
俺がこの能力に気が付いたときは、俺にも魔法がつかえるようになったのだと思った。孤児院のシスターが使う、回復の魔法(正確には魔法ではなく魔術というらしい)と、似た魔法が使えるようになったのだと、勘違いしたのだ。
シスターに詳しく聞くと、回復の魔術は即時的に、そして局所的に治すものであり、また他人に回復を施すこともできるもので、俺の回復とは全く異なるものだった。
そうして、自己治癒能力を高めることは、魔力をたくさん持つものならば、誰しもが自然と行っているということも教えてくれた。
みんな当たり前にやってることなのか、とがっかりして、その場を去ろうとすると、シスターが一言付け加えた。
「ですが、あなたの自己治癒能力は多くの魔法使いや魔術師の域をゆうに超えています。教会の大司教様に並ぶほどの魔力を、どうして魔法も魔術も使えないあなたが持っているんですか?」
それは、幼いころからの努力の賜物だった。魔法を使えないと聞いて、何度も諦めかけたが、それでも魔力を増やし操作するトレーニングは辞めなかった。
その効果が、その熱意が、今俺をここに立たせている。
「待たせたな、これで少しは動けるようになった。さあ、やろうか。ゴブリン野郎」
それは、ガラクタだった。イグナが爆弾を作ってる間、余った素材で作った手慰みに作られたもの。
ダンジョンで簡単に採取できる、‘‘ガムねんど‘‘で形を作った大盾だった。
作っているときは、「こんな盾が欲しいな」「帰ったら武具屋を覗こうかな」なんて考えながら、あたりを警戒しつつ作っていた模型のつもりだった。
それが今、目の前に、意思を持ったかのように伸び、広がり、俺を包んでいる。
『おいらにまかせろっていっただろ!』
そんなふうな図鑑の声が聞こえた気がした。
「うっ」
ガムねんどは俺とゴブリンの腕の間に広がると、緩衝材となって衝撃を殺した。激しい勢いは失ったが、振り上げるようなゴブリンの拳は、上向きに斜め45度の角度をそのままに、ガムねんどごと俺を吹き飛ばす。
ふっとび、宙を舞いながらも俺の意識ははっきりしていた。
勝つための算段。
ここだ。ここしかない。
ふわっとした浮遊感を感じる。おそらく、放物線の頂点へと達したとき。俺はゴブリンに向けて、切り札の爆弾、イフリートを放った。
「俺たちの勝ちだ」
カチっとおとがした後、耳をつんざくような轟音が響く。
「BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「いて」
ガムねんどは落下の衝撃まではカバーしてくれなかったらしい。容赦なく地面にたたきつけられた俺は、寝転んだままで首だけ起こして、ゴブリンのほうを見た。
「おお、随分派手な爆弾なこった。さすがイフリート」
今まで作ったどの爆弾よりも派手な爆発をおこし、今も高熱の空気が乱気流を生み出して風を送り出してくる。
「リク!」
駆け寄ってきたイグナは、泣きそうな顔をしている。
「おうイグナ。勝ったぞ。どうだ、みたか俺の勇姿を」
「リク! 〇〇〇〇! 〇〇! リク!」
「すまん、爆発でまだ鼓膜がキンキン鳴ってんだ。なんて言ってるか聞こえない」
「リク! 〇て! 立てってば! 逃げ〇ぞ!」
イグナに手を引っ張られ無理やり起こされる。
そこで目に入ったのは、灼熱の爆発跡から、苦しそうに呻きながらも這い出てくる黒い影だった。
「おいおい。あの爆発をくらってまだ生きているのかよ。ほんとに生き物か?」
「考察はあとじゃ!逃げるぞ、リク!」
そういって、イグナは即席けむり筒爆弾に火をつける。
「逃げる? 逃げれんのかな? あんなバケモン、地獄の果てまで追っかけてきそうだ」
「冗談はあとにして、急げ! つぎこそ死ぬぞ!」
俺はイグナに肩を借り、動かない体に鞭をうって、引きずるように歩き始める。
後ろを振り返ると、巨大ゴブリンもはいずりながら少しずつ俺たちのところへと向かってきていた。
「さすがに、あいつも弱ってはいるようだな。足を引きずる俺たちと、はいずるゴブリン、どっちの移動がはやいんだか」
イグナの炊いた煙幕に、なるべく体を隠すようにしながら来た道を戻る。
「グギャ、グギャァ」
ゴブリンもまた、ボス部屋に比べると狭い通路を、はいずりながら追いかけてくる。ほんの少しだけ、ゴブリンのほうがはやい。
「イグナ」
「なんじゃ」
「その足」
「かすり傷じゃ」
「イグナ」
「なんじゃ」
「用事をおもいだしたから、少し先にいっててくれ」
「いやじゃ」
「頼むよ」
「いやじゃ!!」
「イグナ」
「……勝つ算段はあるんじゃの?」
「ああ」
「死ぬじゃないぞ」
「ああ」
「死んだら恨むぞ」
「ああ」
「はあ」
イグナはため息をついて、俺に肩を貸したまま、ゴブリンのほうを振り返った。
「作戦を言え。お前を一人にさせるわけないじゃろ」
俺たちの第三ラウンドのゴングが鳴った。
「図鑑から素材を出すから、イグナはそれで何かしらの爆弾をつくってくれ。その間は俺がなんとか時間を稼ぐ」
「わかった。とにかく、手あたり次第よこすんじゃ」
今もはいずりながら近寄ってくるゴブリンを見ながらも、俺は黙々と図鑑からありったけの素材を取り出す。
「問題はあのやっかいな皮膚だな」
ゴブリンの黒く艶めいた皮膚は、イフリートが起こした爆炎の煤によって光沢を失っている。しかし、爆発のダメージの大部分は皮膚によって防がれたようだ。
幸い、ピッケルによって皮膚が切り裂かれた箇所、それから目や口などの皮膚の弱い場所から、爆発によるダメージが入ったようで、ゴブリンも少なくない損傷を受けているが、それでもまだ致命傷には至っていない。
「そういえば、ピッケルはどこだ?」
ゴブリンに吹き飛ばされる前。体を鷲づかみにされたタイミングで、落としてしまったことは覚えている。となると、さっきの爆発に巻き込まれたか。
特注のピッケルだ。歯の部分はそう簡単にこわれることはないと思うが、持ち手の部分はそうはいかないだろう。
爆風によってどこかに吹き飛ばされたのか、爆発跡地を遠目からながめてもそれらしき影はない。
まいったな。現状、あのピッケルが一番ダメージを期待できるんだが。
などと考えていたとき、素材を放出していた万物図鑑がぶるりと震えた。
『そんなこともあろうかと、ピッケルをフリースペースに回収しておいてやったぜ! おいらはできる図鑑だろ?』
驚いて、フリースペースを開くと、そこには俺のピッケルが収納されていた。柄も無事だ。爆発前に回収してくれたのだろう。
「助かった。お前も俺の優秀な相棒だよ」
図鑑は照れたように、控えめに振動する。
『お、おう。そんなに褒めてくれるなんておもってなかったよ。おいら、産まれてはじめて褒められたかも。そうさ、おいらとリクは最高の相棒だ!』
「俺の最高の相棒はイグナだ。お前は二番手だよ」
『ガーン』
今度は、楽しく笑うように、大げさに振動して見せた。随分表情豊かな図鑑だこと。
「……ありがとな」
そうしてピッケルを取り出し、図鑑を閉じる。ポケットに入れた図鑑が、また少し震えたような気がした。
巨大ゴブリンは、前傾姿勢で這いずるように近づいてくる。
腕や足には多少のダメージを与えていたため、そこから爆発のダメージが入り、手足の損壊が大きいようだ。半面、胴体部分はほぼ無傷なようである。そのため、這いずる姿の見かけほど弱ってはいない可能性が高い。
対して俺は、上半身の骨がかなり細かく砕かれている。息を吸うたびに全身が痛む。下半身のダメージは少ないため、なんとか立ってられているが、それもいつまでもつかはわからない。
集中して、魔力を巡らせる。回復は、俺の唯一の得意分野だ。
魔法は才能である。
生き物はだれしも、体内に魔力を内包している。しかし、魔法を使えるかどうかは本人の才能によるところが大きい。個性というべきだろうか。
俺には魔法の才能がなかった。
しかし、幼いころから魔力を扱う訓練を欠かさずに行ってきた俺には、魔法とは違う、魔力の量と質のみを活かした、特技があった。
それが、超回復である。
集中し、心を落ち着かせ、全身に澄み渡るように魔力を巡らせる。
特に魔力の巡りが悪く反発のつよい、損傷の大きい場所に魔力を集め、細胞分裂を活発化させるイメージで傷の治りを早める。
超回復といっても、傷ついた場所を高速で治すことができるわけではない。
刃が通った先から皮膚が元通りにくっつくような、ビックリ人間ではないのだ。
せいぜい、擦りむいた場所のかさぶたが、五分程度の短時間でできる、それくらいの回復能力しかない。
しかし、この程度の能力が、全身ボロボロの俺を、ぎりぎりで立ち上がらせてくれている。大きな魔力で全体を包むことで、全身をゆっくりと、同時進行で治す。全身を隈なく破壊された傷も、同時刻的に癒すことができるのだ。
俺がこの能力に気が付いたときは、俺にも魔法がつかえるようになったのだと思った。孤児院のシスターが使う、回復の魔法(正確には魔法ではなく魔術というらしい)と、似た魔法が使えるようになったのだと、勘違いしたのだ。
シスターに詳しく聞くと、回復の魔術は即時的に、そして局所的に治すものであり、また他人に回復を施すこともできるもので、俺の回復とは全く異なるものだった。
そうして、自己治癒能力を高めることは、魔力をたくさん持つものならば、誰しもが自然と行っているということも教えてくれた。
みんな当たり前にやってることなのか、とがっかりして、その場を去ろうとすると、シスターが一言付け加えた。
「ですが、あなたの自己治癒能力は多くの魔法使いや魔術師の域をゆうに超えています。教会の大司教様に並ぶほどの魔力を、どうして魔法も魔術も使えないあなたが持っているんですか?」
それは、幼いころからの努力の賜物だった。魔法を使えないと聞いて、何度も諦めかけたが、それでも魔力を増やし操作するトレーニングは辞めなかった。
その効果が、その熱意が、今俺をここに立たせている。
「待たせたな、これで少しは動けるようになった。さあ、やろうか。ゴブリン野郎」
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