先祖代々騙される家系の私ですが、お家の借金を返済し親孝行するべく冒険者になり強くなります!〜借金を返済する為の旅がいつのまにか魔王討伐の旅になってました。これが夏休みの出来事だよ〜
第二十六話勇者パーティーの存在
第二十六話勇者パーティーの存在
私たちはあの三人について調べるために図書館に行くことになった。
図書館にて
「ほんと何だったんだろあの三人、ただ強いってだけじゃないと思う。あの連携」
「私もそう思ったよエル何か分かるかもしれないからここで調べてみよう」
「ねえノアあの三人について何か知ってる?」
「分かるわけないでしょ、だから調べるんじゃん」
「グレイ、アリス、ルイ本当にあいつらは強かった。せめて弱点さえ分かれば……」
「兄貴私も探すの頑張りますから待っててください」
「俺も探すの頑張りますよ!」
「シャルロッテあなたはやはり戦いたいと思いますか?」
「当たり前だろ、あんな強えやつと戦いたいって思うだろ。また会えねえかなぁ」
「ねえノコノコ、クリボーあなたたちから見てどう思った?」
「アリスさんは召喚の待ち時間影から味方を呼んでから来るまでに十秒ほどかかってます」
「そんなのか? オレはよくわからなかったな」
そしてみんなで本を探していた時、ヨシカゲくんが本を持って来た。
「見てくださいこの本見た目がすごくカッコいいですよ。タイトルは……共鳴の魂取り扱い説明書らしいですよ! なんかかっこいいですね!」
「なんだそれは……まあ見てみるか」
えーと、なになに共鳴の魂とは絆の力により強くなれる魔道具です
一度使えば効果が切れることがありません。この魔道具を作ったのは魔王を討伐した勇者パーティーの一員である魔道士です……か。それでえーと名前は…………えっアリスっていやまさか
「ねえみんなちょっと気になるから勇者パーティーの本を探してもらえる!」
十八分後
何もなかった。もう少し情報があればなと思っていた時ノラが何かを思い出したようだ。
「そういえば昔UFOから魔物が来たばかりの時に今の比べ物にならないほどの強さのある魔物がいたの、確か名前が……"魔龍王"ヴォルフガング。私たちその時は怖くて戦えなかったんだけど六年ほどした時に魔王討伐って号外で配られたの、その時に書いてあった名前は……確か、ごめんねそこまでは覚えてなかった」
私たちはその"魔龍王"ヴォルフガングの名前が書いてある本を探し回った。
十四分後
見つからなかったので職員さんに聞くことにした。
「あの勇者について書いてある本ってありますか?」
「その本でしたら……よっこいしょ、ついて来てください」
連れてこられたのは歴史コーナーだった
「あれ、ここにあったはずなんだけど……あっそうだ間違えてライトノベルコーナーに置いたんだった」
「あったあった。見つかりましたよ。はいこれですね」
「見つけていただきありがとうございます」
私たちはまず目次を見た。
勇者パーティーのページはえーとあった! 百七十八ページ
ペラペラペラ
勇者パーティーのメンバーは五人いると書いている。
一人目はリーダーのアレン・ウィンクルマ
二人目は参謀のヒューゴ・レーチェル
三人目は魔道士のアリス・ヴァルトナー
四人目は暗殺者のルイ・ディバイデッド
五人目は戦士のグレイ・ミーレス
……あの三人の名前がある! この時私たち疑惑が確信に変わった。
「そりゃあ強えわけだ……ああはやく戦いてぇな」
そして次のページをめくった時、魔王を倒した後帰って来たのが三人だけだったことが書いてあった。
「あのアリスさんが言っていた『本当は殺す目的のために作ったわけじゃないのに』って死んでしまった二人に会いたいから作ったってことですよね」
その後四分ほどの沈黙の後
「ねえこれからさ、そのアリスさんが作った共鳴の魂を見つけに行こうよ」
そして私たちは次の目標として共鳴の魂を探すことにした。
私たちはあの三人について調べるために図書館に行くことになった。
図書館にて
「ほんと何だったんだろあの三人、ただ強いってだけじゃないと思う。あの連携」
「私もそう思ったよエル何か分かるかもしれないからここで調べてみよう」
「ねえノアあの三人について何か知ってる?」
「分かるわけないでしょ、だから調べるんじゃん」
「グレイ、アリス、ルイ本当にあいつらは強かった。せめて弱点さえ分かれば……」
「兄貴私も探すの頑張りますから待っててください」
「俺も探すの頑張りますよ!」
「シャルロッテあなたはやはり戦いたいと思いますか?」
「当たり前だろ、あんな強えやつと戦いたいって思うだろ。また会えねえかなぁ」
「ねえノコノコ、クリボーあなたたちから見てどう思った?」
「アリスさんは召喚の待ち時間影から味方を呼んでから来るまでに十秒ほどかかってます」
「そんなのか? オレはよくわからなかったな」
そしてみんなで本を探していた時、ヨシカゲくんが本を持って来た。
「見てくださいこの本見た目がすごくカッコいいですよ。タイトルは……共鳴の魂取り扱い説明書らしいですよ! なんかかっこいいですね!」
「なんだそれは……まあ見てみるか」
えーと、なになに共鳴の魂とは絆の力により強くなれる魔道具です
一度使えば効果が切れることがありません。この魔道具を作ったのは魔王を討伐した勇者パーティーの一員である魔道士です……か。それでえーと名前は…………えっアリスっていやまさか
「ねえみんなちょっと気になるから勇者パーティーの本を探してもらえる!」
十八分後
何もなかった。もう少し情報があればなと思っていた時ノラが何かを思い出したようだ。
「そういえば昔UFOから魔物が来たばかりの時に今の比べ物にならないほどの強さのある魔物がいたの、確か名前が……"魔龍王"ヴォルフガング。私たちその時は怖くて戦えなかったんだけど六年ほどした時に魔王討伐って号外で配られたの、その時に書いてあった名前は……確か、ごめんねそこまでは覚えてなかった」
私たちはその"魔龍王"ヴォルフガングの名前が書いてある本を探し回った。
十四分後
見つからなかったので職員さんに聞くことにした。
「あの勇者について書いてある本ってありますか?」
「その本でしたら……よっこいしょ、ついて来てください」
連れてこられたのは歴史コーナーだった
「あれ、ここにあったはずなんだけど……あっそうだ間違えてライトノベルコーナーに置いたんだった」
「あったあった。見つかりましたよ。はいこれですね」
「見つけていただきありがとうございます」
私たちはまず目次を見た。
勇者パーティーのページはえーとあった! 百七十八ページ
ペラペラペラ
勇者パーティーのメンバーは五人いると書いている。
一人目はリーダーのアレン・ウィンクルマ
二人目は参謀のヒューゴ・レーチェル
三人目は魔道士のアリス・ヴァルトナー
四人目は暗殺者のルイ・ディバイデッド
五人目は戦士のグレイ・ミーレス
……あの三人の名前がある! この時私たち疑惑が確信に変わった。
「そりゃあ強えわけだ……ああはやく戦いてぇな」
そして次のページをめくった時、魔王を倒した後帰って来たのが三人だけだったことが書いてあった。
「あのアリスさんが言っていた『本当は殺す目的のために作ったわけじゃないのに』って死んでしまった二人に会いたいから作ったってことですよね」
その後四分ほどの沈黙の後
「ねえこれからさ、そのアリスさんが作った共鳴の魂を見つけに行こうよ」
そして私たちは次の目標として共鳴の魂を探すことにした。
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