第七話初めての街、そして観光

　第七話初めての旅、そして観光
　そして私たちは旅を始めてから初めての街に着いた！
「やっと街に着いたぁ、色んなお店に行ってみようよみんな！」
「もうエル目的忘れてない？　まあ色んなお店に行くのは賛成だけど」
「みなさん、まずは今日泊まる宿を探しましょう。あとちゃんと依頼を達成しないとこの後困りますよ。行くお店はお任せしますね」
「なあなあ、まずさ武器屋見にいこうぜ
　新しい武器買ってさ試し斬りしようぜ」
「それでは、シャルロッテさん私と武器屋見に行った後、依頼を受けて試し斬りをしますか？(もし断られたらどうしましょうやはり誘わない方が良かったのでは)」
「よしっ、んじゃそうするか早く行こうぜミリア！」
(嬉しい。頑張って良かったぁ、勇気を出して誘って良かったです)
「それでは私とシャルロッテは武器屋に行った足で冒険者課で依頼を受け、泊まる宿を確保します。ので六時半頃ここに集合ということでお願いし……ちょちょっとシャルロッテ突然走らないで、あまり引っ張らないでぇ」
(偶然にも手を握れてしまいました、シャルロッテと買い物が出来て旅まで……今私すごく幸せ)
　そして二人とは別行動になった。
「スミカ、どこかいきたいお店ってある？」
「えっとそれじゃあ、服屋さんとかいきたいんだけどいい？」
　そして私たちは服屋に来た。いったいどんな服があるのか楽しみだ。
「ねえねえエル、この服なんてどう。うーんでも、この服もあぁでもこっちも、もう全部エルに似合うから迷っちゃうよぉ」
「わかった、わかったからスミカ、私頑張ってスミカが選んだ服全部着るからねっ」
　スミカが選んだ服を全部着たらスミカをなぜか飛び跳ねるようにすごく喜んでいた。なんだかその様子を見ると私も心がポカポカする。
　でも流石に全部は買えないから三着までにした。
　その後商店街で食べ歩きをして楽しんでいたらあっという間に集合時間になっていた。
　シャルロッテとミリアも時間に間に合っていたけど、両手いっぱいに袋を持っていた。二人とも幸せそうな笑顔なのがすごい嬉しい
「それでは今日泊まる宿に案内しますね。いきましょうか」
「「はーい」」
「おう！」
　そして宿に到着し、チェックインを終了した。部屋割りはじゃんけんで決めた結果、一号室をルミエル、スミカ
　五号室をシャルロッテ、ミリアとなって
　荷物を部屋に置いて、夕ご飯の時間
「ねえスミカはこの中だったらどれが好き？何か好き物あったらあげるね」
「なっえっじゃ、じゃあこの魚のフライを貰うね(ああでも一番欲しいのはエルなんだよぉ)エルの料理貰ったから私のもあげるね好きなの選んでね」
「うーんじゃあ豚肉コロッケ貰うね」
「ちょちょっと待ってエル……えっとその、はいあっあーん(なにやってんの私ああもうどうしよう最近おかしいよ。なんか私が私じゃないみたい)
「ありがとうスミカ……うん、美味しいね私もやった方がいい？」
「やってほ……しい……です(うそぉ、エルがあーんをやってくれるなんてほんとに幸せすぎる。まってこれってかっ間接……)……美味しいねほんとにありがとう」
(私もシャルロッテにやりたいよ……でも流石にそこまでは)
「ごちそうさまでした。それじゃ部屋行っとくな。ミリア飯食った後ちゃんと部屋戻ってこいよ」
「あっちょちょっと待ってシャルロッテ」
「ん、どうした。なんかようか」
「いっいえなんでもありません。呼び止てしまい申し……すぅーはぁ……ごっごめんね、呼び止めて」
(初めて話し方を変えてしまいました。おかしくないでしょうか)
「ん、そうかじゃあ部屋戻っとくな、先寝とくな。ふぁわぁ眠い」
「それでは、私も戻りますちょっと待ってください」
「そんじゃ電気切るぞいいか？」
「はい、いいですよ。おやすみなさいシャルロッテ(あの時シャルロッテに私の気持ちを言っていればもっと……私は断れるのが怖くて言えないまま今度こそ言わないとまた会えなくなってしまう今度は二度と会えないかも……いえ、今はまた会えたことを喜ぶべきです……が本当は)
「エル、私たちも戻ろっか」
「そうだねスミカ」
「電気切るね、また明日ね。おやすみスミカ」
「うんわかった。おやすみまた明日」
(やっぱりエルと同じ部屋で寝るのよね心臓もつかな……頑張って寝よう……電気切ってだめだ二時間ぐらい頑張ってるけど眠れないこういう時は、羊を数えるって聞いたことが羊が一匹羊が二匹…………)
「どうしたのスミカ、クマがすごいよ眠れなかったの？」
「……大丈夫だよ眠れたよ。ほらぐっすりふぁぁ」
「どうしたミリア、目が腫れてるぞなんかあったか」
「なんでもありませんよ。四時間ほどは眠れましたから」
「寝不足じゃねぇか！ちゃんと寝ろよなんか俺に手伝えることがあれは言えよな」
　そして今日の目的は依頼をこなしすことに決まった。