ひらめいた曲

ノベルバユーザー607660

別れてよかった

 合鍵から別れを連想。思い出した歌。
 歌詞に合鍵は出てこないのに。
 半世紀も前に流行った歌。大ヒットしたわけではないのに、ときどき口ずさむ。

 別れたいのかなあ? 
 ひとりになりたい!
 でも、もう、情が湧いてかわいそうだからそばにいる。(お互い様)
  

『別れてよかった』は小川知子さんの15枚目のシングル。
 1972年6月に発売され、オリコンシングルチャート最高18位、100位内に25週ランクインし18.9万枚の売り上げ、大ヒットではなかったもののロングセラーと言える成績を収め、今も良く知られる1曲となっている。
 作詞はなかにし礼氏、作・編曲は川口真氏のコンビネーション。
 同コンビは1969年に『人形の家』(弘田三枝子)、1970年に『手紙』(由紀さおり)と、いずれもヒットが途絶えていた歌手の起死回生的な大ヒット作品を生み出している。
『別れてよかった』も1969年の『初恋のひと』のヒット以来、チャート上位にしばらく食い込めていなかった小川知子さんへのテコ入れの意味合いがあったようで、大袈裟なまでに歌い上げるタイプの歌唱法をファルセットを用いたささやき唱法に変え、楽曲の持つイメージをふくらませた事がヒットにつながった。
 同時期の山本リンダさんの場合は真逆で、それまでの舌足らず発声ののど声歌唱を腹式呼吸的な発声に変えた事が、ビジュアルの変化と相まって『どうにもとまらない』のヒットにつながる大きなインパクトとなった。
 奇しくも『別れてよかった』と「どうにもとまらない』は全く同じ発売日。
 川口真氏による、歌唱法変更を伴う楽曲提供はさらに続き、『別れてよかった』発売の半年あまり後に『他人の関係』(金井克子)、そのさらに半年足らずで「浮世絵の街』(内田あかり)と立て続けに発表し、いずれも現在も親しまれる有名曲となっている。
https://orikarapoponta.blog.ss-blog.jp/2016-03-27


小川知子 別れてよかった
https://youtu.be/Ow-fd3k86qY?si=4eHPtdr9K-pR_gK-

小川知子 初恋のひと
https://youtu.be/6qb9O_1ho7Q?si=cgf80X5Si-ZvYqoC

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