悪魔に売られた子爵令嬢ですが、ちょっと助けたら心から感謝されて大歓迎されました~愛しい子供と公爵夫人としての地位をセットでくださったのに、まだ与えてくださるのですか?~
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完結:1話

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悪魔に売られた子爵令嬢ですが、ちょっと助けたら心から感謝されて大歓迎されました~愛しい子供と公爵夫人としての地位をセットでくださったのに、まだ与えてくださるのですか?~

  • あらすじ

     「役立たずの女では嫁ぎ先を決めるのも苦労するかと思ったが、こんな都合のいい話があるとはな! 死んだ妻もあの世で祝福しているだろうよ!」
     「せいぜい呪われた悪魔公爵、ディモン・バーテックスに可愛がってもらいなさい!」
      生家からそこまで言われて「呪われた悪魔公爵」と呼ばれる正真正銘本物の悪魔に嫁ぐことになったリーシャは、生まれつき珍しい属性の「闇魔力」を使うことが出来た。しかし珍しいだけで役に立たなかったのだが、嫁いだ先のディモン公爵は、婚約の条件に闇の魔力を持つ女性を指定しているほどに、誰よりも闇の魔力を操れる者を探していた。リーシャは力を貸してくれと頼まれ、立場上仕方ないので了承すると、連れていかれた先には亡くなった前の妻が遺した子供が闇の魔力の暴走から命の危機に扮していた。ディモンは人間の身でありながら闇の魔力を扱えるリーシャに救ってくれと頼み、リーシャもまた個人的な理由もあって助ける。結果として莫大な魔力と公爵夫人としての地位、更には自らを母親だと呼んでくれる愛しい子供まで手に入れたリーシャは、ディモンと正式な夫婦として生きていくために、人間と悪魔の垣根を越えて手を取り合おうとするのだった。それはゆっくりと二人の関係を進展させ、やがては夫婦としての最初の贈り物として、国王から授与されるという勲章を譲り受けるのだった。
     
      小説家になろうにも投稿していく予定です。

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