選ばれた花嫁は蛇神の求愛を受ける
蛇神の過去
ーーーーー
「旦那様できましたよ。桃酒です」
神前式が終わりその夜、また私は彼に盃を渡す。
「おう。呑もうか」
乾杯と満月の前で盃を交わす。
「美味いな」
と旦那様は満足そうだ。
よほど美味しそうに飲むので
「旦那様は桃酒がお好きなんですね」
と聞くと
「お前さんが初めてワシにくれたもんじゃからな」
と恥ずかしげもなく言う彼に照れる。
「あれはお近づきの印です」
桃は嫁入り道具と一緒に持ってきたまでた。
しかし旦那様はきょとんとしていた。
「ああ、お前さんにはそれが初めてじゃな」
と含み笑いをしたので、その意味深な態度が気になってしまう。
「ワシが小蛇だった頃、お前さんの屋敷の畑でワシ達は会っているんじゃよ」
旦那様は唐突に告げると外に出た。
「旦那様、雨が降っていますよ」
雨傘を取りに行こうと思ったが
「かまわん。すもも、少し離れておくれ」
と言われ旦那様の言う通りにする。
すると目の前から旦那様が消えたかと思うと社の下から金色の光を放った白蛇がひょっこり顔をだした。
いつもだったら怖がるところなのにその大蛇は神々しく美しかった。
「綺麗な蛇さん」
と思った言葉を溢すと大蛇から返事が返って来た。
『すもも』
「!」
その声に覚えがあり驚いた。
「旦那様できましたよ。桃酒です」
神前式が終わりその夜、また私は彼に盃を渡す。
「おう。呑もうか」
乾杯と満月の前で盃を交わす。
「美味いな」
と旦那様は満足そうだ。
よほど美味しそうに飲むので
「旦那様は桃酒がお好きなんですね」
と聞くと
「お前さんが初めてワシにくれたもんじゃからな」
と恥ずかしげもなく言う彼に照れる。
「あれはお近づきの印です」
桃は嫁入り道具と一緒に持ってきたまでた。
しかし旦那様はきょとんとしていた。
「ああ、お前さんにはそれが初めてじゃな」
と含み笑いをしたので、その意味深な態度が気になってしまう。
「ワシが小蛇だった頃、お前さんの屋敷の畑でワシ達は会っているんじゃよ」
旦那様は唐突に告げると外に出た。
「旦那様、雨が降っていますよ」
雨傘を取りに行こうと思ったが
「かまわん。すもも、少し離れておくれ」
と言われ旦那様の言う通りにする。
すると目の前から旦那様が消えたかと思うと社の下から金色の光を放った白蛇がひょっこり顔をだした。
いつもだったら怖がるところなのにその大蛇は神々しく美しかった。
「綺麗な蛇さん」
と思った言葉を溢すと大蛇から返事が返って来た。
『すもも』
「!」
その声に覚えがあり驚いた。

コメント
コメントを書く