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あらすじ
雨が降らないその村ではある風習があった。
力を失くた蛇神にその村の若い娘を花嫁とする生業があった。
家族で果樹園を営んでいる中流の家系に育ったすももには果樹園の手伝いをしながら家族仲良く暮らしていた。
彼女には自慢の正反対の美しい姉がいた。
もうすぐ姉が村長の跡取りの結婚話が持ち上がり家族で喜んでいたのも束の間、村長からすももに縁談話が持ち込まれる。
それは祟り神の蛇神の花嫁として生贄になるという話だった。
村長には逆らえない家族は泣く泣くすももを花嫁にする。
蛇神の花嫁に関する話を聞かされていなかったすももは蛇神をおそれ花嫁候補から外された娘達の噂を聞きながらもし蛇神に食べられるなら痛くないよう丸呑みにしてもらおうと考える。
しかし、花嫁道中の際、暴漢に襲われそうになった彼女を金髪の美麗な男性が現れ助けた。
なんとその正体はその村に伝わる蛇神だったのだ。
あまりの想像と違う姿に驚くすもも。
蛇神の父や母が亡くなり力がなくなって雨をコントロールできなくなりかんばつが起った事、花嫁は蛇神の世話をして過ごしていた事を告げた。
実は蛇が苦手なすももを気遣う姿を見せる彼にすももは惹かれ、夫婦酒をし2人は夫婦となる。
しかし、彼女の村にはもう1人偉大な神様がいた。
豊作をもたらすとされている狐の神の稲荷(いなり)
は美しい姿で蛇神と夫婦になったすももに近づき求婚する。
これには神の序列で蛇神も対抗できない。
返事をする暇もなくすももは稲荷にさらわれ明日村人の前で結婚式が行われる事となる事を告げられる。
蛇神と離れたくない。
でも稲荷に逆らったらどうなるのか
葛藤する中、すももは家族に再会する。
今度こそ幸せになるよう言われたが決心できずにいると式の参加者に蛇神がいる事を稲荷が注意をした。
村人や家族が蛇神を非難する中、すももは彼を救おうと必死になる。
はたして蛇神とすももは結ばれるのか?
家族に祝福されるのか?
蛇神が桃の好きな理由はとは?
これは祟り神と、醜いと蔑まれた娘の物語ー。
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