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あらすじ
強面魔王子のラオニールが結婚を申し込んだのは、臆病で内気な貧乏男爵令嬢のユシェル。
ユシェルは幼馴染のラオニールが小さな頃から苦手だったが、貧乏な実家と病弱な父のため、彼と結婚する。
愛のない結婚だと思い込んでいたのに、どうやらラオニールはユシェルを溺愛しているようで――?
なかなか想いが伝わらない勘違い系異世界ラブコメ。
2024.02.07 投稿(完結)
イラスト:鞠尾さま
【以下は、コンテスト用のあらすじです。ネタバレを含みますので、本編未読の方はご注意くださいませ】
強面魔王子のラオニールが結婚を申し込んだのは、臆病で内気な貧乏男爵令嬢のユシェル。
ユシェルは幼馴染のラオニールが小さな頃から苦手だったが、貧乏な実家と病弱な父のため、彼と結婚する。
初夜、ユシェルは実家とはまるで違う豪華な部屋で、ソワソワしながらラオニールを待つ。身を捧げることをユシェルは覚悟していたが、ラオニールはおやすみとだけ告げて去る。ほっとしつつも、やっぱり愛のない結婚なんだと寂しく思うユシェル。
ラオニールはユシェルのために彼女が好みのドレスや家具を用意するが、ユシェルはそれを嬉しく思いながらも、魔王子としての面子のためだと勘違いしてしまう。
ラオニールの城で舞踏会が開催される。ラオニールの妻として恥ずかしくないようにと張り切るユシェルだったが、空回り。そんなユシェルを見兼ねたラオニールが「お前は私の横にいたらいい」と言うが、ユシェルは自分が役立たずだからとショックを受ける。
メイドからラオニールの想いを聞き、ユシェルはラオニールを探しに行く。
ラオニールから愛を告白され、ユシェルも不器用な彼をいつのまにか愛していたと気がつく。身も心も結ばれ、ハッピーエンド。