竜王陛下と最愛の番
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完結:1話

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竜王陛下と最愛の番

  • あらすじ

     竜を神と崇めるオリテント帝国の公爵令嬢として生まれたフェリシエは、幼いころより王太子の婚約者として過酷な王子妃教育に明け暮れていた。無能な王太子の尻拭いをさせられる辛い日々を、いつかきっと努力が報われる日が来ると信じて粛々と耐え忍んできたフェリシエ。しかし、貴族学園の卒業パーティーの日、その想いはぼろぼろに踏みにじられた。ほかならぬ王太子の手によって。
     平民出身の聖女を名乗る男爵令嬢のキャサリンの色香に迷ったジョルジュは、フェリシエをあっさり捨てた。フェリシエは実家の公爵家からも追放され、領地での蟄居を命じられてしまう。
     叔父に搾取される生活の中、ただひとつの慰めは庭に現れた一匹の蜥蜴だった。フェリシエは蜥蜴に寂しい胸の内を告白する。
     「ねぇ蜥蜴。あなたはどこにもいかないで。ずっと私のそばにいてね」
     ところがある日、普段はろくに寄り付かない叔父が血相を変えて訪ねてきた。
     「喜べフェリシエ!お前の結婚相手が決まったぞ!」
     人間不信に陥っていたフェリシエは、誰とも結婚しないと叔父を突っぱねる。ところが、相手は隣国で新たに選ばれた竜王陛下で。
     「私が竜王陛下の番に……?」
     突然降ってわいた竜王との結婚話に混乱するフェリシエ。そこに現れたのは目を見張る天使のような美少年。
     フェリシエは竜王の番として隣国マドラス竜王国へと旅立つのだった。
     一方そのころ、オリテント帝国はオリテント帝国の貴族令嬢から竜王の番が現れたことに国中がお祭りムードで沸いていた。王侯貴族たちが出席するパーティーにそろって出席するフェリシエと竜王フィガロ。だが、そこでのフェリシエに対する無礼な態度に、フィガロの怒りが爆発する。
     「だまれ。それ以上戯れ事を申すな……これまでの我が番への侮辱。何よりも許しがたい……」
     愛に飢えた不遇な公爵令嬢と、可愛くてちょっぴり危険な竜王陛下の王道溺愛ストーリーです!
     

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