キラキラ

空栖 彩琵

降りる力。降る雨。

「今日はどっか行くの?」
「お百度参りだよ」
「やっぱりねー。。。休むことも大事よ?」
「うーん。寝たから大丈夫」
「まぁ良いけど、帰ったらシャワー浴びてね。風邪ひくと大学いけないよ」
「勿論でございますわ」
「何のキャラ?」
「オリジナルだよ。てか私そういう事言いそうじゃない?」
「言いそうじゃ無いね。ボケてるとしか言いようがない」
「ダメなボケだったかなぁ?」
「何考えてんの?大阪の人にでも感化されたの?」
「いやぁ。何か降りてくるって言うじゃん?そんな感じ」
「面白くないものは降りてこなくて良いって、覚えておきなさい」
洗い物をガチャガチャと済ませた九瑠璃は手元に置いていた5円玉を鞄に入れる。
「じゃあ行ってくる」
「今度こそ満足して帰ってきてね。カッパ忘れない様にね。風呂場に置いてるよ」
「ありがとう。忘れてた」
「相変わらず盲目ねぇ」
「盲目?」
「もう良いからいってらっしゃい」
返事をして足早に階段を降りていく九瑠璃の足音を聞きながら少し横になる。
今週は一人かぁ。。。
横になったままおもむろにテレビニュースを見る。
天気予報だった。今日は梅雨の嵐らしい今はどんよりしているだけだったから、大丈夫だと良いのだけど、、、
九瑠璃は無理しちゃうんだよなぁ
でも私は大学を卒業したら関西に行くし、九瑠璃は東京だと思うので、離れるわけであり世話焼き過ぎるのは良くないよなぁ。
此処は我慢、、、
テレビを消して午前中の続きの机に向かう事にする。
刻々と私たちの時間は命を燃やして昇華されていく

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