キラキラ

空栖 彩琵

夜食は九瑠璃ちゃんのモノを、、、

ご飯を終え自由時間
九瑠璃はまた勉強に勤しむ。
才田さんの事はあれど、勉強はできる様である。
気にし過ぎかもしれないが、救いではある。
九瑠璃は一つのことに考え込みすぎると、そればかりになる傾向がある。
大学一年目まだ初夏というこの状況も良かったのかもしれない。
そのうち御百度参りはするだろうけれど、それも上手くルーティンになれば良いなぁなんて考える私であった。
私もイーヴァさんとまた話したいところだが、あまり彼女の時間をとっても悪い。
今日は九瑠璃に倣って私も自主勉強をするのだった。
「おいしー夜食。おいしぃ夜食。作って!!」
気づけばもう23時を少し過ぎるぐらいになっていた。
「声大きいよぉ。」
此処は4階建てアパートの3階流石にこの時間は気を遣う
「あーごめん。ごめん。」
「はいはい。何が食べたい?」
「うどんが良いかも。」
「じゃあちゃんぽんにしようかなぁ」
冷蔵庫を開けて具材になりそうなものを探す。
人参とごぼう、キャベツで麺は冷凍。牛乳ももう期限切れそうなのがあるし丁度良い。
鶏ガラスープは使うとして、夕方のコンソメスープも合わせようかな。
早く火が通る様に細く切り、鍋に入れた水、コンソメスープと鶏ガラスープの素の中にざっと放り入れる。
麺ももう一つのコンロで火を通す
3、4分煮て丼に牛乳と少しの醤油を入れて、スープと麺を投入。
今回は麺は二人で一人前にした。
九瑠璃の分を多くする。。
野菜を最後に乗せて完成である。
九瑠璃のスープも使ったので、あの子も少し自信をつけて欲しいな。。
お盆に冷たいお茶と丼を載せる
九瑠璃が駆け寄ってきた。
お待ちかねの様である。。
「ちゃんぽんのスープは九瑠璃が作ったスープも入ってるからねぇ」
「そうなの?私明日も頑張る!」
予想通り九瑠璃は喜んでくれた。
「頑張って」
そう言って夜は更けていった。。

コメント

コメントを書く

「恋愛」の人気作品

書籍化作品