転生して異形になってもマイペースに生きてきます
闇竜の最後
5話
スライムって良いよね。
基本どの物語においても序盤の雑魚キャラ。壁に埋まる奴を除く。
世界にとっての分解者だったり、微生物的な役割だってある。
バリエーションは豊かで、あらゆる可能性を秘めている。ものによっちゃ魔王より強かったりとか。ボーナス敵だったりとか。
何よりあのもちもちボディは見るものを惑わす。たまらねぇ
振るった光は無数のスライムを切り飛ばし、光と共に消滅させる。
一つ
二つ
三つ
世界から消え失せた私の肢体を認知出来るものはここに居らず、ただただ跳ねるだけのゼリーは数十分もすれば根絶した。
世界から消える方法、世界を騙す方法…んー特にこれといった語句が思いつかない。
取り敢えずなんか消えるやつって事で覚えておこう。
あれだけ跳ねててぴちゃぴちゃうるさかったのに、いざ何も無くなるとそれはそれで寂しくなってしまう。
自分でやっといてなんやねんって感じですが、まぁいいや。
眼前に広がるのは凡そ10m程はある大きな門だった。
開くかな、ちょっと押してみる。
がががががッ、がん
そんな音を立てて門が開いていく。意外と簡単に開くのね。
^^^^^^^
食らいつくけど食らいつくけど…我の飢えは収まらない。
何時かの大戦。ケルオム神国の討伐隊に敗れた我は、彼等が禁足地と呼んだそこへと封じられた。
この白色の光に包まれた部屋は、我の中の闇を対消滅させ、力を奪っていく。
極めつけは飲まされた聖なる鎌であった。
神鎌アガルマオート
神の使いによって渡されたとされる聖なる大鎌。それが我の身体の楔となり、この場所へと閉じ込めていた。
しかしそれも今宵までの話だ。今、打たれた神鎌は体内に溜め込まれた闇によって姿を変えた。最早それは楔としての役割を果たさぬ。
外に蔓延る光の番人は消えてなくなっている。
さぁ目覚めの時だ。
我が四足を立て、翼を広げる。光の部屋の魔力が尽きるその時まで、暴れたもうぞ
がががががッ、がん
間抜けな音がして首をそちらへ向けると、どういう訳か忌々しい封印の門が開いていた。
『何者だ』
返答は無い。門の裏にでも隠れているのか?
『隠れようと無駄である。此処が何処かは知っているだろう?』
翼をはためかせ、闇を充満させた。しかし直ぐにその闇は霧散し、光の部屋は煌々と煌めくだけだ
ふむ…大方力を取り戻しかけた我を封じ込める為の派遣隊か。
ならば丁度良い。腹が減っていた所だ。
『良いだろう、来るがいい。我に仇なす不届き者が!!』
咆哮。
闇が一帯に充満していく。それと同時に我は爪を地に突き立て、掘り返すようにして門に腕を振りかぶった。
地を這う爪撃は門へと食らいつき二度三度続けて門へと這い回る。隠れているのならば既にお陀仏だろう
暫しの沈黙が流れた。どれ死体でも確認しに行くとするか。
思い腰を上げ、門へと向かおうとした時、
我が闇を這いずる尾へ痛烈なる光の奔流が流れた
『グァアアァア!!!』
直ぐに後ろへと振り返るが、そこには何も無く、切断された尾は光に包まれ消えゆき、静寂だけが残った
『ァア…何者だ!!?』
次は左脚だ、振り払う前に到達する光は、神経を焦がし、最早言う事を聞かない。
最低限、闇の魔力を形にし、補うように作るが、それすらも出来た途端に消え失せる。
『一体…一体何が』
 ケルオムの兵器か…はたまた神の使者か。
暴の化身である我を愚弄し、このまたとない機会をふいさせるのか…ッ!?
『我は…ッ、我は闇龍ファヴニルであるのだぞ!!』
「知らないよ声でっかいなー」
その声と共に、光が我が脳髄へと注ぎ込まれた
スライムって良いよね。
基本どの物語においても序盤の雑魚キャラ。壁に埋まる奴を除く。
世界にとっての分解者だったり、微生物的な役割だってある。
バリエーションは豊かで、あらゆる可能性を秘めている。ものによっちゃ魔王より強かったりとか。ボーナス敵だったりとか。
何よりあのもちもちボディは見るものを惑わす。たまらねぇ
振るった光は無数のスライムを切り飛ばし、光と共に消滅させる。
一つ
二つ
三つ
世界から消え失せた私の肢体を認知出来るものはここに居らず、ただただ跳ねるだけのゼリーは数十分もすれば根絶した。
世界から消える方法、世界を騙す方法…んー特にこれといった語句が思いつかない。
取り敢えずなんか消えるやつって事で覚えておこう。
あれだけ跳ねててぴちゃぴちゃうるさかったのに、いざ何も無くなるとそれはそれで寂しくなってしまう。
自分でやっといてなんやねんって感じですが、まぁいいや。
眼前に広がるのは凡そ10m程はある大きな門だった。
開くかな、ちょっと押してみる。
がががががッ、がん
そんな音を立てて門が開いていく。意外と簡単に開くのね。
^^^^^^^
食らいつくけど食らいつくけど…我の飢えは収まらない。
何時かの大戦。ケルオム神国の討伐隊に敗れた我は、彼等が禁足地と呼んだそこへと封じられた。
この白色の光に包まれた部屋は、我の中の闇を対消滅させ、力を奪っていく。
極めつけは飲まされた聖なる鎌であった。
神鎌アガルマオート
神の使いによって渡されたとされる聖なる大鎌。それが我の身体の楔となり、この場所へと閉じ込めていた。
しかしそれも今宵までの話だ。今、打たれた神鎌は体内に溜め込まれた闇によって姿を変えた。最早それは楔としての役割を果たさぬ。
外に蔓延る光の番人は消えてなくなっている。
さぁ目覚めの時だ。
我が四足を立て、翼を広げる。光の部屋の魔力が尽きるその時まで、暴れたもうぞ
がががががッ、がん
間抜けな音がして首をそちらへ向けると、どういう訳か忌々しい封印の門が開いていた。
『何者だ』
返答は無い。門の裏にでも隠れているのか?
『隠れようと無駄である。此処が何処かは知っているだろう?』
翼をはためかせ、闇を充満させた。しかし直ぐにその闇は霧散し、光の部屋は煌々と煌めくだけだ
ふむ…大方力を取り戻しかけた我を封じ込める為の派遣隊か。
ならば丁度良い。腹が減っていた所だ。
『良いだろう、来るがいい。我に仇なす不届き者が!!』
咆哮。
闇が一帯に充満していく。それと同時に我は爪を地に突き立て、掘り返すようにして門に腕を振りかぶった。
地を這う爪撃は門へと食らいつき二度三度続けて門へと這い回る。隠れているのならば既にお陀仏だろう
暫しの沈黙が流れた。どれ死体でも確認しに行くとするか。
思い腰を上げ、門へと向かおうとした時、
我が闇を這いずる尾へ痛烈なる光の奔流が流れた
『グァアアァア!!!』
直ぐに後ろへと振り返るが、そこには何も無く、切断された尾は光に包まれ消えゆき、静寂だけが残った
『ァア…何者だ!!?』
次は左脚だ、振り払う前に到達する光は、神経を焦がし、最早言う事を聞かない。
最低限、闇の魔力を形にし、補うように作るが、それすらも出来た途端に消え失せる。
『一体…一体何が』
 ケルオムの兵器か…はたまた神の使者か。
暴の化身である我を愚弄し、このまたとない機会をふいさせるのか…ッ!?
『我は…ッ、我は闇龍ファヴニルであるのだぞ!!』
「知らないよ声でっかいなー」
その声と共に、光が我が脳髄へと注ぎ込まれた
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