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あらすじ
俺の名前は鯷球幾也(シコタマ イクヤ) 29歳 独身 座右の銘―数打ちゃ当る。
今拳銃を持って威嚇中です。
相手はかなりヤバい人。麻薬なり、人身売買だったりしている悪徳なやつだったりする。
普段は電話でしか指示をせず、表舞台に立つことはない。
潜入してたまたま会えることになり、たまたま会い、たまたま仕事の情報を得た。
表舞台には立たないものも最後は自分の目で確認しないと気が済まないみたいだったのだ。
たまたま潜伏先を見つけ、仲間と一緒に突入。見つからないようにしていたが仲間がたまたま転がっていた缶をたまたま踏んでしまい。現在に至る。
ボス「お前はいいやつだと思ってたんだがな」
鯷球「そうですね、僕はいいやつなんです。たまたまいい奴すぎたんですね」
ボス「この仕事さえ、終わればお前も幹部クラスになれるはずだったのにな…」
鯷球「その話はお断りしたはずですよ。仕事もたまたま汚くない仕事が多かったので引き受けていただけなので。幹部クラスになると容認できる内容ではなくなっていくはずです」
ボス「金も何もかもいい思いをしてきたと思うんだがな…」
鯷球「僕が満たされることは今までなかったですよ」
ボス「そうか、それじゃ…」手を上げ合図を送る。後から多数の足音が聞こえる。
鯷球「まさか、僕が裏切り者だと…?」
ボス「裏切り者が誰かはわからなかった。正直お前でなければと何回も思った。だがしかし、まさか一番最初にお前が釣れるとは思わなかった」
鯷球「なんだ、たまたまボスに会えてたまたま捕まえられると思ったら、たまたまじゃなくて仕組まれていたものだったんですね…」
ボス「あぁ、まさか幹部が全員集合するこの時に来るとは思わなかったがな…」
鯷球「通りでみなさん危険な武装をしているわけですね…」
ボス「お前が悪いんだ。俺が手塩にかけて育ててやったのに…」
鯷球「そうですね…ですが僕は18歳の時から正義の味方だった」
ボス「10年間も自分を偽ってさぞ辛かっただろう。苦しみはできるだけ少なくしよう」
再びボスが手を挙げる。幹部5人の銃器がこちらに向けられる。
ボス「何か言い残すことはあるか?遺言くらいは聞いてやろう」
鯷球「ボスも優しいんですね、その優しさ他の人に分けて欲しかったです」
ボス「だから人身売買はお前のシノギにしてやっただろう?」
鯷球「!?…僕がこっそり逃しているのも知っていたんですね…」
ボス「あぁ、アガリは出していたからな目を瞑ってやっていた。お前も人間だったんだろう?だからそこは認めてやったんだ。他のやつにバレるまでは」
鯷球「そこまでして何故僕を…」
バンっパンっと音が鳴り、幹部が一人倒れる。痺れを切らした幹部が仲間と始めたらしい。小さな戦争を
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