モブキャラでも恋をするんだからね!2期「もうモブキャラと言わせない❣️」
第40章「二つの顔」
第40章「二つの顔」
前回のあらすじ
学園祭(燈龍祭)も夕方
になると愛佳のライブコンサートが始まる。
教室に入れなかった人達で廊下もいっぱい
になっていた。
愛佳は3曲を歌い終わりホットしていたが
愛佳のファンだった小丸麻衣もそのライブ
コンサートを見ていた。
愛佳は麻衣が来てくれた事で嬉しさを伝え
て、友達として迎え入れるが、春菜は反対
する。麻衣と険悪なムードに
なり掛けた時に詩織が春菜を連れ出して話
をする。
目に余る嫉妬が続くと、愛佳は
春菜から離れて行くよと、少しは大人にな
りなさいとアドバイスをする。
泣きじゃくる春菜を何とか説得して教室に
戻るが、泣いた為に目が赤くなってしまった
のを愛佳が気付く、詩織と何かあったのかと
尋ねるけど春菜はなんでもないと答
える。春菜も自分のクラスの片付けがあるの
で、教室に戻った。
詩織の提案で学園祭の片付けを終わらせてか
ら高関駅のショッピングモ
ールにあるスタハへ反省会を兼ねて皆で行く
事を提案する。
愛佳はあやかも誘うが、あやかは用事がある
と断ってきた。
愛佳は用事があるなら、仕方ないねって、
またと今度誘う事を伝える。
愛佳たちは、片付けを終わらせて、送迎バス
で、高関駅に向かう駅に着いてスタハへ向か
う途中に、あやかと出会う。
でも中年のおじさんと腕を組ん街の中へ消え
てく、父親かと思っていたが、そんな年配で
もなかったので、気になった詩織が後を付け
ると言い居なくなる。
愛佳達は、スタハへ行き注文をするけど、そ
のスタハには愛佳の姉の美久がバイトをして
居る。
騒がしい愛佳達に対して、早く注文する様に
とせかす。
愛佳達は注文をすませて席に着く、しばらく
してから詩織が戻って来た。
愛佳はあやかの事が気になって、詩織に聞き
出すが、詩織は何も無いと言うが、愛佳は
詩織が嘘をつく時の癖を知っていた。
その時、スタハの注文したのが出来上がって
呼び出される。
愛佳が受け取りに行ってる間に、詩織はコソ
コソと話し始めた。
───────────────────
愛佳と苺香が取りに行ってる間に詩織が
コソコソと話す。
詩織
それがさ!
街のね。
ラブホ街へ行ってね。
まさかと思ったけど、ホテルに入っての!
美穂
マジ!
百合
それってもしかして?
聡美
援交《えんこん》だよね!
詩織
だね。
萌
そんな事をやってるなんて!
許せない!
これは風紀委員として、指導しないとです。
詩織
でもさ、ここは学院でもないしね。
萌
そんなの関係ないですよ。
援交ですよ!
聡美
まだ、そうだと決まったわけじゃ~ないし
美穂
でも、結構、そんな噂を耳にす
るけど?本当だってんだね。
───────────────────
そこに、愛佳と苺香が戻って来る。
愛佳
お待ち同様、何?
話してたの?
詩織
何でもないよ
苺香
えー、仲間に入れてよね。
愛佳
いっちゃん、わたし達だけ
仲間はずれなんて、ずるいよね。
苺香
ねぇー!
美穂
さー、飲もう。
詩織
いっただきまーす。
愛佳
(詩織の目を見て、から)
ふん!そう言うんだね!
聡美
そうそう、反省会してただけだからね。
詩織 
そうそう!
萌
あのね。
詩織
あっ!着ぐるみなんだけどさ!
愛佳
着ぐるみ?ふーん
だから?
百合
まなちゃん、あのね。
詩織
わたし達ばかり着ぐるみだと
つまんないって、他の人にも
着て貰えるかなって?
愛佳
着ぐるみならわたしが着るからいいよ
それに萌ちゃん、ゆーちゃんが
言い掛けてるのを邪魔しないでよ!
聡美
まなは着ぐるみを着るのはダメ!
愛佳
さとちゃんなんで?
ダメなの?
美穂
決まってるでしょう。
まながクラスの看板娘だからよ。
苺香
それはわかるけど?
何か話しを誤魔化してない?
愛佳
だよね〜!
萌
あのね。
あやかちゃんがね。
えんこ
(詩織が萌の口を押さえ付ける)
愛佳
やっぱり隠してる!
エンコ?何それ
百合
援交してるって!
苺香
援交!
愛佳
援交?なにそれ?
詩織
(こいつしらんのかよ?)
援交つーのは
演技交流って事だよ。
愛佳
あー、演劇部だもんね。
じゃ〜あの中年男性は演劇関係の人だったの
ね?
聡美
(ちょろいなーまなは)
クスクス。
苺香
そうなの?
私、てっきり援助交際だと思っていたよ。
愛佳
援助交際?何それ?
美穂
いちか!それじゃないよ!
愛佳
怪しいな?
(スマホでググって見ると援交とは、文章
を読んで赤面する愛佳)
嘘!
有り得ないですが!
詩織
もう!
ゆりは言っちゃっ
ダメなのに!
百合
どうせ、後で調べれば分かると思ったし
友達同士の嘘は嫌いだから
詩織
はぁ〜
二人でラブホに入って行ったの
愛佳
嘘だ!
詩織
ほんとだ
愛佳
あーちゃんに電話するよ!
聡美
まなー辞めな
電話しても、出ないと思うよ。
愛佳
(無視して電話を掛けるがあやかは中々出な
いが、やっと電話に出て来た)
もしもし
あーちゃん!何処に居るの?
あやか
まな!どうしたの?
愛佳
何処に居るの?
あやか
何処って、何でそんな事を聞くの?
愛佳
(電話口で男性の声が聞こえる)
誰かと一緒なの?
あやか
うー、お父さんだよ。
愛佳
嘘!ホテルに居るんでしょう?
あやか
えっ?何で分かるの?
愛佳
あのね、駅であーちゃんを見かけたの
それで、心配でしーちゃんが後を付けたの
それで、男性とラブホに入って行くのを
目撃したの!
あやか
ハァ?私を尾行したの!
愛佳
わたしは辞めなって言ったのに
しーちゃんが勝手に尾行したの!
詩織
私?悪者かい
愛佳
しーちゃんは黙ってて
ごめんね。
あやか
いいけど
愛佳 
ホテルで何をするの?
あやか
ラブホ出する事は一つ
決まってるでしょう。
愛佳
決まってる?
何をするの?
あやか
エッチな事
ごめん
切るね
愛佳
あーちゃん!そんな事
(プッツン、プープープー)
切れちゃった!
(もう一度かけ直そうとする愛佳)
聡美
辞めなよ!
(スマホを奪い取る聡美)
愛佳
酷い、スマホを返して
さとちゃん!
聡美
まな、プライベートの事だからね。
本人から言い出さない限りは深追いしない方
がいいよ。
愛佳
(詩織からスマホを奪い取る)
うん、分かったよ。
美穂
じゃ〜反省会しましようかね。
萌
あれ?春奈ちゃんは誘わかなったの?
詩織
クラスの反省会だよ。
部外者は関係ないしね。
萌
でも、玲奈ちゃんは?
愛佳
二人は家族で外食するからって
言われて来られないんだって。
聡美
居ない方がうるさくなくて
せいせいするわ。
じゃ、やるよ
愛佳
はーい
────────────────────
愛佳達は反省会を終わられ、その日家に帰
る。
翌日も愛佳達のクラスは大盛況で終わり
聡美の公約で中止になったミスコンの代わり
にクラス人気者の投票と公開が行われて、
学園祭は無事に終了してのでたった。
撤収片付けは翌日までなので掛かる、この後
は2日間の振替休日となる。
片付けの最終日
聡美
さっさと片付けして!
そこの男子達!
遊んでないで、やりなさいよ!
まったくもう!
男子は目を離すと、直ぐにサボるんだから!
玲奈
もう、疲れた!
美穂
休憩しない?
百合
そうだよ。
苺香
これが終われば、明日ら二連休だもんね。
詩織
あれ?まなっちは?
聡美
あやつ?さぼりか?
百合
さっき教室から出て行ったよ?
詩織
トイレか?
──────────────────
愛佳は2年C組にあやかに会いに行った。
──────────────────
愛佳
あの~ 北嶋さんはいますか?
クラスの女生徒
あっ!鹿島さんだ。
あやかに何か用事ですか?
愛佳
はぃ、
何でわたしの事を知ってるのですか?
クリスの女生徒
だってもう学院では有名人だよ。
愛佳
そんな事はないですよ。
クラスの女生徒
ちょっと待っててね。
あやか~ 鹿島さんが来てるよ。
あやか
えっ?
まなちゃんが?
(ちょっと、驚いてるあやか)
どうしたの?
愛佳
今、大丈夫?
あやか
話って何かな?
愛佳
うんとね、この間の事なんだけど?
あやか
(少し周りを気にしながら)
その話しね。
ここじゃ 出来ないから
後で良いかな?
愛佳
うん、じゃ~放課後に時間を取れるかな?
あやか
学園だと嫌だから、スタハで良いかな?
愛佳
分かった。
スタハで待ち合わせね。
───────────────────
愛佳は学園祭の片付けを済ませ、高関駅の
スタハで、あやかを待って居た。
注文する時に姉の美久と少しはなしをして
席で着いて、次の小説のプロットを書き始
めてから、30分ぐらいであやかが店に入っ
て愛佳を見つけると、遅れた事を謝ってか
ら注文してから席に着いた。
あやか
話ってなに?
愛佳
うん、
この間の事なんだけど?
男の人と・・・?
その
う〜
あやか
ラブホの事ね。
そうだよ。
入ったよ。
それが何か悪いのかな?
愛佳
もしかして彼氏さんなの?
あやか
まさか!彼氏の訳ないよ。
愛佳
じゃ〜どういう関係なの?
あやか
(深くため息をついてからおもぐろに話し
始める)
そう言う関係
愛佳
そう言う関係って何?
あやか
だから、
(それを私に言わせるの?)
カラダの関係
愛佳
ウソ!
あやか
嘘じゃないよ。
愛佳
あーちゃんはそんな事はしない人だと
思っているかそれは嘘だよね。
あやか
嘘じゃないし
ここだと人目が気になるから
この話しは、後でしない?
私、これから用事があるの
愛佳
(訴える様な目で見つめる愛佳)
また、会うの?
あやか
連絡が来たから
行かないと
愛佳
もー辞めて
あやか
まなちゃんには関係ないでしょう。
愛佳
そんな事言わないでよ。
あやか
私のプライベートの問題だから
これ以上は立ち入らないで欲しい。
愛佳
でも、じゃ〜明日から振替休日だから
お話ししたいから、あーちゃんの家に
行ってもいい?
あやか
私の家はダメだから
まなちゃんの家にしない?
愛佳
うん、いいよ。
何時に来るの?
あやか
午後1時過ぎはどうかな?
愛佳
お昼は?わたしが作ろうか?
あやか
悪いよ
愛佳
悪くないし
食べたいのある?
あやか
じゃ お言葉に甘えて
和食が食べたな?
愛佳
お魚料理とか?
あやか
煮付けが食べたい。
愛佳
うん、鯖の味噌煮付けとかは?
あやか
そんなの作れるの?
愛佳
大丈夫だよ。
料理は得意なんだ。
あやか
まなちゃんは凄いよね。
料理も出来るのならいいお嫁さんになれる
愛佳
そうならいいけどね。
あやか
ごめんね!
行かなくちゃっ!
愛佳
どうしても、行くの?
あやか
ほんとごめん!明日ね
愛佳
絶対だよ。
あやか
絶対行くよ。
───────────────────
あやかはそう言って、街の中へ消えていっ
た。
翌日の午後
愛佳
これで準備ヨシ!
もう直ぐ1時になる。
(LINEの着信音)
まさか?
(あやかからのLINEを見る愛佳、もう直ぐ
着くと言う内容を確認してから返信する愛
佳)
───────────────────
しばらくすると
インターホンが鳴る。
愛佳はスマホからインターホンで話す
ドアロックを解除する。
愛佳
おっけーくーぐる
玄関のカギを開けて。
くーぐる クローム
はい 玄関のドアロックを解除します。
愛佳
おっけーくーぐる
ありがとう。
くーぐる クローム
はい、ありがとうは
感謝の言葉
英語なら
前回のあらすじ
学園祭(燈龍祭)も夕方
になると愛佳のライブコンサートが始まる。
教室に入れなかった人達で廊下もいっぱい
になっていた。
愛佳は3曲を歌い終わりホットしていたが
愛佳のファンだった小丸麻衣もそのライブ
コンサートを見ていた。
愛佳は麻衣が来てくれた事で嬉しさを伝え
て、友達として迎え入れるが、春菜は反対
する。麻衣と険悪なムードに
なり掛けた時に詩織が春菜を連れ出して話
をする。
目に余る嫉妬が続くと、愛佳は
春菜から離れて行くよと、少しは大人にな
りなさいとアドバイスをする。
泣きじゃくる春菜を何とか説得して教室に
戻るが、泣いた為に目が赤くなってしまった
のを愛佳が気付く、詩織と何かあったのかと
尋ねるけど春菜はなんでもないと答
える。春菜も自分のクラスの片付けがあるの
で、教室に戻った。
詩織の提案で学園祭の片付けを終わらせてか
ら高関駅のショッピングモ
ールにあるスタハへ反省会を兼ねて皆で行く
事を提案する。
愛佳はあやかも誘うが、あやかは用事がある
と断ってきた。
愛佳は用事があるなら、仕方ないねって、
またと今度誘う事を伝える。
愛佳たちは、片付けを終わらせて、送迎バス
で、高関駅に向かう駅に着いてスタハへ向か
う途中に、あやかと出会う。
でも中年のおじさんと腕を組ん街の中へ消え
てく、父親かと思っていたが、そんな年配で
もなかったので、気になった詩織が後を付け
ると言い居なくなる。
愛佳達は、スタハへ行き注文をするけど、そ
のスタハには愛佳の姉の美久がバイトをして
居る。
騒がしい愛佳達に対して、早く注文する様に
とせかす。
愛佳達は注文をすませて席に着く、しばらく
してから詩織が戻って来た。
愛佳はあやかの事が気になって、詩織に聞き
出すが、詩織は何も無いと言うが、愛佳は
詩織が嘘をつく時の癖を知っていた。
その時、スタハの注文したのが出来上がって
呼び出される。
愛佳が受け取りに行ってる間に、詩織はコソ
コソと話し始めた。
───────────────────
愛佳と苺香が取りに行ってる間に詩織が
コソコソと話す。
詩織
それがさ!
街のね。
ラブホ街へ行ってね。
まさかと思ったけど、ホテルに入っての!
美穂
マジ!
百合
それってもしかして?
聡美
援交《えんこん》だよね!
詩織
だね。
萌
そんな事をやってるなんて!
許せない!
これは風紀委員として、指導しないとです。
詩織
でもさ、ここは学院でもないしね。
萌
そんなの関係ないですよ。
援交ですよ!
聡美
まだ、そうだと決まったわけじゃ~ないし
美穂
でも、結構、そんな噂を耳にす
るけど?本当だってんだね。
───────────────────
そこに、愛佳と苺香が戻って来る。
愛佳
お待ち同様、何?
話してたの?
詩織
何でもないよ
苺香
えー、仲間に入れてよね。
愛佳
いっちゃん、わたし達だけ
仲間はずれなんて、ずるいよね。
苺香
ねぇー!
美穂
さー、飲もう。
詩織
いっただきまーす。
愛佳
(詩織の目を見て、から)
ふん!そう言うんだね!
聡美
そうそう、反省会してただけだからね。
詩織 
そうそう!
萌
あのね。
詩織
あっ!着ぐるみなんだけどさ!
愛佳
着ぐるみ?ふーん
だから?
百合
まなちゃん、あのね。
詩織
わたし達ばかり着ぐるみだと
つまんないって、他の人にも
着て貰えるかなって?
愛佳
着ぐるみならわたしが着るからいいよ
それに萌ちゃん、ゆーちゃんが
言い掛けてるのを邪魔しないでよ!
聡美
まなは着ぐるみを着るのはダメ!
愛佳
さとちゃんなんで?
ダメなの?
美穂
決まってるでしょう。
まながクラスの看板娘だからよ。
苺香
それはわかるけど?
何か話しを誤魔化してない?
愛佳
だよね〜!
萌
あのね。
あやかちゃんがね。
えんこ
(詩織が萌の口を押さえ付ける)
愛佳
やっぱり隠してる!
エンコ?何それ
百合
援交してるって!
苺香
援交!
愛佳
援交?なにそれ?
詩織
(こいつしらんのかよ?)
援交つーのは
演技交流って事だよ。
愛佳
あー、演劇部だもんね。
じゃ〜あの中年男性は演劇関係の人だったの
ね?
聡美
(ちょろいなーまなは)
クスクス。
苺香
そうなの?
私、てっきり援助交際だと思っていたよ。
愛佳
援助交際?何それ?
美穂
いちか!それじゃないよ!
愛佳
怪しいな?
(スマホでググって見ると援交とは、文章
を読んで赤面する愛佳)
嘘!
有り得ないですが!
詩織
もう!
ゆりは言っちゃっ
ダメなのに!
百合
どうせ、後で調べれば分かると思ったし
友達同士の嘘は嫌いだから
詩織
はぁ〜
二人でラブホに入って行ったの
愛佳
嘘だ!
詩織
ほんとだ
愛佳
あーちゃんに電話するよ!
聡美
まなー辞めな
電話しても、出ないと思うよ。
愛佳
(無視して電話を掛けるがあやかは中々出な
いが、やっと電話に出て来た)
もしもし
あーちゃん!何処に居るの?
あやか
まな!どうしたの?
愛佳
何処に居るの?
あやか
何処って、何でそんな事を聞くの?
愛佳
(電話口で男性の声が聞こえる)
誰かと一緒なの?
あやか
うー、お父さんだよ。
愛佳
嘘!ホテルに居るんでしょう?
あやか
えっ?何で分かるの?
愛佳
あのね、駅であーちゃんを見かけたの
それで、心配でしーちゃんが後を付けたの
それで、男性とラブホに入って行くのを
目撃したの!
あやか
ハァ?私を尾行したの!
愛佳
わたしは辞めなって言ったのに
しーちゃんが勝手に尾行したの!
詩織
私?悪者かい
愛佳
しーちゃんは黙ってて
ごめんね。
あやか
いいけど
愛佳 
ホテルで何をするの?
あやか
ラブホ出する事は一つ
決まってるでしょう。
愛佳
決まってる?
何をするの?
あやか
エッチな事
ごめん
切るね
愛佳
あーちゃん!そんな事
(プッツン、プープープー)
切れちゃった!
(もう一度かけ直そうとする愛佳)
聡美
辞めなよ!
(スマホを奪い取る聡美)
愛佳
酷い、スマホを返して
さとちゃん!
聡美
まな、プライベートの事だからね。
本人から言い出さない限りは深追いしない方
がいいよ。
愛佳
(詩織からスマホを奪い取る)
うん、分かったよ。
美穂
じゃ〜反省会しましようかね。
萌
あれ?春奈ちゃんは誘わかなったの?
詩織
クラスの反省会だよ。
部外者は関係ないしね。
萌
でも、玲奈ちゃんは?
愛佳
二人は家族で外食するからって
言われて来られないんだって。
聡美
居ない方がうるさくなくて
せいせいするわ。
じゃ、やるよ
愛佳
はーい
────────────────────
愛佳達は反省会を終わられ、その日家に帰
る。
翌日も愛佳達のクラスは大盛況で終わり
聡美の公約で中止になったミスコンの代わり
にクラス人気者の投票と公開が行われて、
学園祭は無事に終了してのでたった。
撤収片付けは翌日までなので掛かる、この後
は2日間の振替休日となる。
片付けの最終日
聡美
さっさと片付けして!
そこの男子達!
遊んでないで、やりなさいよ!
まったくもう!
男子は目を離すと、直ぐにサボるんだから!
玲奈
もう、疲れた!
美穂
休憩しない?
百合
そうだよ。
苺香
これが終われば、明日ら二連休だもんね。
詩織
あれ?まなっちは?
聡美
あやつ?さぼりか?
百合
さっき教室から出て行ったよ?
詩織
トイレか?
──────────────────
愛佳は2年C組にあやかに会いに行った。
──────────────────
愛佳
あの~ 北嶋さんはいますか?
クラスの女生徒
あっ!鹿島さんだ。
あやかに何か用事ですか?
愛佳
はぃ、
何でわたしの事を知ってるのですか?
クリスの女生徒
だってもう学院では有名人だよ。
愛佳
そんな事はないですよ。
クラスの女生徒
ちょっと待っててね。
あやか~ 鹿島さんが来てるよ。
あやか
えっ?
まなちゃんが?
(ちょっと、驚いてるあやか)
どうしたの?
愛佳
今、大丈夫?
あやか
話って何かな?
愛佳
うんとね、この間の事なんだけど?
あやか
(少し周りを気にしながら)
その話しね。
ここじゃ 出来ないから
後で良いかな?
愛佳
うん、じゃ~放課後に時間を取れるかな?
あやか
学園だと嫌だから、スタハで良いかな?
愛佳
分かった。
スタハで待ち合わせね。
───────────────────
愛佳は学園祭の片付けを済ませ、高関駅の
スタハで、あやかを待って居た。
注文する時に姉の美久と少しはなしをして
席で着いて、次の小説のプロットを書き始
めてから、30分ぐらいであやかが店に入っ
て愛佳を見つけると、遅れた事を謝ってか
ら注文してから席に着いた。
あやか
話ってなに?
愛佳
うん、
この間の事なんだけど?
男の人と・・・?
その
う〜
あやか
ラブホの事ね。
そうだよ。
入ったよ。
それが何か悪いのかな?
愛佳
もしかして彼氏さんなの?
あやか
まさか!彼氏の訳ないよ。
愛佳
じゃ〜どういう関係なの?
あやか
(深くため息をついてからおもぐろに話し
始める)
そう言う関係
愛佳
そう言う関係って何?
あやか
だから、
(それを私に言わせるの?)
カラダの関係
愛佳
ウソ!
あやか
嘘じゃないよ。
愛佳
あーちゃんはそんな事はしない人だと
思っているかそれは嘘だよね。
あやか
嘘じゃないし
ここだと人目が気になるから
この話しは、後でしない?
私、これから用事があるの
愛佳
(訴える様な目で見つめる愛佳)
また、会うの?
あやか
連絡が来たから
行かないと
愛佳
もー辞めて
あやか
まなちゃんには関係ないでしょう。
愛佳
そんな事言わないでよ。
あやか
私のプライベートの問題だから
これ以上は立ち入らないで欲しい。
愛佳
でも、じゃ〜明日から振替休日だから
お話ししたいから、あーちゃんの家に
行ってもいい?
あやか
私の家はダメだから
まなちゃんの家にしない?
愛佳
うん、いいよ。
何時に来るの?
あやか
午後1時過ぎはどうかな?
愛佳
お昼は?わたしが作ろうか?
あやか
悪いよ
愛佳
悪くないし
食べたいのある?
あやか
じゃ お言葉に甘えて
和食が食べたな?
愛佳
お魚料理とか?
あやか
煮付けが食べたい。
愛佳
うん、鯖の味噌煮付けとかは?
あやか
そんなの作れるの?
愛佳
大丈夫だよ。
料理は得意なんだ。
あやか
まなちゃんは凄いよね。
料理も出来るのならいいお嫁さんになれる
愛佳
そうならいいけどね。
あやか
ごめんね!
行かなくちゃっ!
愛佳
どうしても、行くの?
あやか
ほんとごめん!明日ね
愛佳
絶対だよ。
あやか
絶対行くよ。
───────────────────
あやかはそう言って、街の中へ消えていっ
た。
翌日の午後
愛佳
これで準備ヨシ!
もう直ぐ1時になる。
(LINEの着信音)
まさか?
(あやかからのLINEを見る愛佳、もう直ぐ
着くと言う内容を確認してから返信する愛
佳)
───────────────────
しばらくすると
インターホンが鳴る。
愛佳はスマホからインターホンで話す
ドアロックを解除する。
愛佳
おっけーくーぐる
玄関のカギを開けて。
くーぐる クローム
はい 玄関のドアロックを解除します。
愛佳
おっけーくーぐる
ありがとう。
くーぐる クローム
はい、ありがとうは
感謝の言葉
英語なら
「学園」の人気作品
書籍化作品
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