おっさん小説家への道

MEI

恋のメロディ第十三話

休日もすぐに終わり数日たった。今日も学校に向かう。朝のホームルームの時間に委員長が前に出てきた。
「今日はみなさんにお知らせがあります。修学旅行の行き先が北海道に決まりました」
わぁと教室中に歓声が響きわたる。
「それでですね。今日の5時間目の授業が無くなり、その時間に5人一組のグループと一日グループ行動がありますのでそのスケジュール、あとクラス行動で、釣りかラフティングをやりますのでどちらにするか決めたいと思います。5時間目までに、みなさん考えておいてください。以上です」
そう言うと、クラスがざわざわしだした。きた、グループ分けの時間が。そうしたら担任の先生が、
「そうゆうことだ、よく考えておくように今日はこれで終わりだ」
1時間目の授業が始まった。周りを見渡すと、皆んな上の空で授業を聞いているようだ。たぶん修学旅行のことを考えているのだろう。1時間目が終わり休み時間になり皆んなが一斉に動き出す。やはりグループ分けで溢れないように一生懸命だ。俺も遅れをとらないように、動き出す。予定通り、進を見つけ、
「進、グループ分けどうする。よければ一緒のグループにならない」
「ごめん水谷、グループもう決まっているんだよね」
「いつものメンバーか?」
「うんそうだよ。本当にごめんな。グループ行動以外は、一緒に行動できるから」
「いいんだ、気にするなよ。それより釣りとラフティングどちらにする?」
「北海道まで行って釣りは無いだろう。もちろんラフティングだよ」
「そうだよな、ラフティングの方がおもしろそうだしラフティングだよな」
そう言い終わると、進と別れて委員長の所ヘ行く。
「委員長、委員長グループもう決まっている?」
少しびっくりした様子で、
「まだ決まっていません」
「そっか〜良かったら一緒のグループにならない」
「僕となんかでいいんですか」
「委員長だからいいんだよ。後のメンバーは委員長が探しといて」
「分かりました。よろしくお願いいたします」
委員長は心よく受け入れてくれた。ここまでは予定通りだ。俺は安心して午前中の授業を受ける。午前中の授業が終わり昼食の時間になったので学食に向かう。
「今日は定食にするか」
そう言うと、定食の食券を買い食堂のおばちゃんに渡す。今日の定食はチキン南蛮だ。学食は安くてうまい。席に着き定食を食べ始める。定食を食べ終わると、自動販売機に行きコーヒーを買う。自動販売機でコーヒーを買っていると、たまたま内村とももが自動販売機でジュースを買いに来た。
「あっ、水谷今日も一人でご飯食べてたの?」
「そうだよ」
そう言うとももが、
「本当に水谷君はぼっちだよね」
「ひどいなもも、ぼっちじゃないって、ちゃんと友達いるから」
「本当に〜水谷君が友達だと思っているだけじゃないの」
「あたしは心配だよ。水谷がちゃんと修学旅行のグループ分けできるかどうか。この後だよ、大丈夫?」
「大丈夫だよ。もうグループ決まっているしね。委員長とグループ組むことにしたから」
二人はびっくりした様子で、
「委員長って、井上君?水谷と全然タイプ違うけど仲よかったの?」
「今日仲良くなったんだよ。委員長話しかければ気さくに話してくれるし、まじめでいい人だよ」
「そりゃ委員長やるくらいだし、水谷君と違ってまじめでしょ」
「それより内村とももは大丈夫なのか?」
二人は顔を見合わせて、
「あたしたちは大丈夫だよ」
「私たち心友だしね」
「釣りとラフティングはどっちにした?」
「もちろんラフティングだよ。なんで釣りなんかやらないといけないのか分からないよ」
「そうそうみんなラフティングだよね」
そんな会話をしている間に、時間がきてチャイムがなったので急いで教室に戻る。5時間目が始まり、委員長が前に出てきた。
「今日の朝言ったとおり、まずはグループを決めたいと思います。みなさん5人一組のグループに分かれてください」
クラスの皆んなが一斉に動き始める。ほとんどの人が、初めから決まっていたのか、ほとんどのグループがすぐに決まった。少しの人が溢れていたが、溢れた人どうしでグループを組んでグループ分けが終わった。
「次はグループ行動を決めたいと思います。一日でまわれる範囲でこの紙に記入して提出してください。スタートは札幌のホテルからです」
そう言うと、皆んなスマホをだし調べ始めた。学校で観光スポットがのった雑誌が用意してあったが、スマホを使う人の方が多い。俺は委員長の所に行きグループの人と話しはじめる。委員長のグループは、俺、委員長、佐藤君、小林君、小野君の五人だ。俺以外クラスでまじめで通っているメンバーだ
「水谷です。皆んなよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
挨拶をしてグループ行動を決めはじめるのであった。

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