おっさん小説家への道

MEI

恋のメロディ第九話

「ただいま」
誰もいない家に声が響く。そのまま2階の自分の部屋に行くとスマホを眺めながら、ベッドにゴロゴロして今日あったことを思い出す。まずは修学旅行のことだろう。北海道か〜北海道って何があるか検索する。しばらく検索をしていたが細かくどこに行くのかが分からなかったので、調べることができず、すぐに検索をやめた。たぶんほとんど行く場所は決まっているんだろう。グループ行動とかあるよな、どうしよう。ぼっちって訳ではないが、いざグループを作ると思うと緊張してくる。中学校の修学旅行のときも、グループ作るということがあり、苦手なのだ。人数制限がありいつものグループどおりとゆう訳にはいかないからだ。どうしてもあふれてしまう人が出てきてしまう。中学校のときは俺は苦労しなかったが、高校だと分からない。まぁ、進とグループ組めるか聞いてみて、だめだったらおもしろそうだから、委員長とグループ組もう。それはそうと、デジカメあったよな、準備しておかないと。写真撮るのが好きなのでカメラマンいるだろうけど、旅行の思い出たくさん撮ろう。スマホでも撮るがやっぱり写真はデジカメ派な俺。そんなことを考えてると、千恵からメールがきた。
「今日も一日お疲れ様。明日バイトだね。バイト終わったら会えないかな?淳と一緒にいたくって」
「お疲れ様。大学授業終わったの?会うのはいいよ。家でいい?」
「いいよ。授業終わって、今帰っているとこ。明日泊まってもいい?」
「いいよ。日曜日のバイト一緒に行こう。千恵の車で送って欲しいだけどいいかな?」
「いいよ。楽しみにしてるね」
「また明日」
メールを打ち終わり、さっきの続きを考え始めた。後は内村との映画だよな、とっさに映画に行こうと誘ったが、今何が上映されているのか知らない。映画館のサイトを開き調べていると、昔はやったバスケットのマンガが今映画化されているのが目に入った。懐かしいこれなんか良いんじゃないかなぁ、内村に聞いてみよう。内村にメールする。
「お疲れ、映画の件でメールした。もも
大丈夫?」
すぐにメールが帰ってきた。
「まだ聞いてない。これから聞いてみる」
しばらく待ってもメールが無かったので夕飯でも食べることにした。今日は何にしようかな、冷蔵庫を開け中を覗き込むと牛肉が残っていた。牛丼でも作るか。キッチンに立ち慣れた手つきで料理を始めるとすぐに出来上がった。これでも一人暮らしを1年位しているので料理も上達した。夕飯を食べ終わり洗いものをして風呂に入る。風呂から出るとメールがきていた。
「もも来週の土曜日だったら部活無いから大丈夫だって」
「分かった。それで映画なんだけどこれなんかどうかな?」
画像を送ると
「凄く懐かしいね、昔あたしマンガ見てたよ。この映画にしよう」
「懐かしいだろじゃあ決まりね。」
良かった。映画の選択間違えてはいなかったようだ。恋愛シュミレーションゲームと同じで、選択肢を間違えると好感度が落ちてしまう。
「それで駅に集合でいい?」
駅からショッピングモールまでバスが出ている。
「分かった。ももに連絡しておくね」
「よろしくね」
メールも終わりまたいろいろと考える。これで今のところの問題は2つ解決した。予定が詰まっているがスケジュール帳は使っていない頭の中だけだ。それでも今までダブルブッキングなどはしたことはない。これだけが自慢できることだ。
「明日バイトだからそろそろ寝るかな」
そう言うと少し早いが眠りにつくことにした。

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