おっさん小説家への道

MEI

恋のメロディ第六話

家に到着して玄関の鍵を開ける。
「ただいま」
誰も居ない家だがいつも言うようにしている。
「お邪魔します」
千恵と二人で家に入る。
「さっそく夕飯作っちゃうね。キッチン借りるよ。淳はゲームでもしてて」
そう言うとキッチンの方に向かって行った。さすがに何回か来ているだけあってなれている。
「着替えて来るね」
制服姿の俺は2階の自分の部屋に向かった。俺の部屋はテレビ、ゲーム、パソコン、ベッド、本棚というさっぱりとした部屋だ。クローゼットを開けて制服から普段着に着替えてテレビをつけゲームを始める。学校で進に言ったが恋愛シュミレーションゲームもやっている。主人公がいろいろなタイプの女の子と出会いイベントをこなしながら好感度上げていき、卒業式の日に告白されるというゲームだ。今は一つ上の先輩を攻略している。
しばらくゲームをしていると千恵が部屋に入ってきた。
「カレー出来たよ。下に来て一緒に食べよう。それとちゃんと手洗うんだよ」
「分かった」
俺はテレビを消し下に降り、手を洗いリビングのテーブルの席に着くと、もうテーブルの上には美味しそうなカレーが準備されていた。
「美味しそう、いただきます」
「はい、召し上がれ」
カレーをスプーンですくい口にはこぶ
「美味しい何か隠し味いれてるの?」
「何もいれて無いよ。普通に作っただけだよ。一つだけ違う所は愛情がたくさん入っているところかなぁ」
と言い笑いながらカレーを食べている。
「本当に千恵はかわいいな。そうゆう所が好きなんだけどね」
そう言うと千恵は顔を赤らめながら
「淳はそうゆうことさらっと言うよね。他の女の子にも言ってないか心配になるよ」
「言ってないよ、千恵にだけだよ」
「そっかぁ、そういえば淳バイト今週出る?」
「出るよ」
「私も出るんだ。お昼一緒になれるといいね」
「どうだろう、なかなか時間合わないからな」
「そうなんだよね。一緒の場所で働ければ良いのに。それはそうと今なんのゲームやっているの?」
「恋愛シュミレーションゲームだよ」
「恋愛シュミレーションゲームっていろいろな女の子と恋愛していくゲームだよね?」
「そうだよ」
「淳は現実でもいろいろな女の子と恋愛したい?」
千恵は心配そうにそう訪ねる。
「心配しなくても俺は千恵だけだよ。それに恋愛シュミレーションゲームだけじゃなくRPGとかもやるしね」
俺は千恵に心配させないように、そう答えた。夕飯も食べ終わり千恵が洗いものを俺はリビングのソファに座りながらテレビを見てゆっくりしている。洗いものも終わり二人でテレビを見てるうちに千恵が帰る時間になってしまった。
「じゃあ私明日学校だから帰るね」
千恵が寂しそうに言う。
「学校頑張ってね」
そう言うと千恵をギュッと抱きしめキスをする。
「じゃあね」
千恵は帰って行った。お風呂に入り出て来るとメールがきていた千恵からだ
「今日は会ってくれてありがとう凄く楽しかったよ。もっと淳と一緒にいたかったから残念だよ。明日も学校頑張ってね」
メールを読みながらなんて返信しようか考える。
「俺も千恵ともっと一緒にいたかったよ。またご飯作ってね。おやすみ」
そう返信すると自分の部屋に戻りゲームを始める。
(千恵は好感度MAXなんだけどなぁ。こっちはまだまだだな。)
少しゲームをして明日も学校なのでベッドに入り寝ることにした。

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