おっさん小説家への道

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恋のメロディ第四話

駅で待つこと五分、目の前に赤い車が止まった。千恵の車だ。
「ごめん待った?」
赤い車から颯爽と降りてきた金髪ショートカットの女性が千恵だ。
「ううん、そんなに待ってないよ」
そう言うと俺は助手席に乗り込みさっそく出発する。車だと家まで30分位かかる。電車だと40分位だ。頻繁に千恵に会うので千恵の運転には馴れている。とても優しい運転をするので安心して乗っていられる。
車内で
「淳、本当にごめんね。待ったでしょう」
「そんなに待ってないよ。気にしないで、それで今日はどうする?このまま家に行く、それともどっかよっていく?」
「ショピングモールによって行きたい。それにスーパーで買い物もしたいし。夕飯私が作るから一緒に食べない?」
「いいよ。そうしよう」
会話をしながらショピングモールに向かった。ショピングモールまでは車で20分位だ。
「ショピングモールで何か買うの?」
「洋服が見たくて、あとは小物かな~」
「そっか長くなりそう?長くなるんなら家電屋さんでゲームでも見てるから」
「なんで一緒に洋服選んでよ。も〜」
頬を膨らまして、ちょっと千恵が不機嫌になってしまった。かわいい。
「ごめん、ごめん、一緒に選ぶよ」
「ありがと、よろしくね」
すぐに機嫌をなおした。
「淳、ゲーム見たいの?」
「今日はいいよ。ほしいゲームがあるんだけど発売日がまだなんだよね」
そう言うと俺はスマホを取り出してそのゲームのサイトを千恵に見せた。有名なファンタジーRPGゲームの続編だ。
「私ゲームはよく分からないけど面白いの?」
「面白いよ、有名だし千恵もやってみれば?」
「私はいいよ、ゲームなんて全然やらないし、体を動かしてるほうが好きだしね」
たしかに千恵はスレンダーな体つきをしている。
「そういえばプールは行ってるの?」
「プールたまに行ってるよ。市営プールだけど」
「良いなぁ、千恵の水着姿みたいな」
「それが目的なんでしょ。淳はエッチなんだから」
笑いながら会話は続いた。そうこうしているうちにショピングモールに到着した。

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