おっさん小説家への道
書き始めてみて!
「ふ〜、だいぶ集中してたな」
書き始めてから3時間が経過していてもう昼過ぎになっていた。パソコンをいったん閉じると昼メシを食べようとキッチンまで行き、棚からカップラーメンを取り出しお湯を注いだ。
「自分で言うのもあれだけど、結構想像だけで書けるものだな」
もちろん俺はこんな学園生活を送っていたわけではない。自分とは真逆の主人公、そんな主人公になりたかったのかもしれない。
「飯食ったら本屋にでも行くかな。何か良いアイディアとか浮かぶかもしれないし、勉強にもなるか」
趣味でよくいろんなラノベを読んでいるので、そのおかげで始めて書いた割にはスラスラと書けたのかもしれない。それでもまだ投稿するにはかなり物語が出来上がっていなさすぎるので、この先書き続けられるのかが心配になっていた。一体小説家の先生達はどのくらいのペースで書いているのか、アイディアはどこから出てくるのかなど考えていた。
「考えても仕方ないか、とりあえず飯を食おう」
そう言ってラーメンをほうばった。
ラーメンを食べ終えると、いつも行っている近所の本屋に向かおうと家を出る。家から歩いて10分くらいの所にある本屋でそこそこ大きく品揃えも良く、前から通っている。
「いらっしゃいませ」
店員さんの元気の良い挨拶が聞こえる。すぐにライトノベルのコーナーに行き、並べてある表紙をみながら、
「今は異世界ものが流行っているんだよなぁ。でも書いているのは現代恋愛ものだから、そっちを買ったほうがいいよな」
そう言いながら何冊か手に取り眺めながら、
「でも最近のラノベのタイトルすごく長いのが多いんだよな~、俺もそうしたほうがいいかな?」
一人ごとを言っていたら、
「どうしましたお客さま何かお探しですか?」
後ろから店員さんに声をかけられてしまった。振り返ると可愛い店員さんが立っていた。
「あれ、神宮寺君?」
名前を呼ばれ一瞬に誰だろと考えてしまったけど、その声に聞き覚えがあり、
「もしかして、茜ちゃん?」
「そうだよ、久し振りだね!」
なんと小学生の時の同級生の北田 茜ちゃんだった。
「茜ちゃん久し振り、この本屋で働いているの?」
「最近仕事始めたんだ、神宮寺君はよく来るの?」
「たまにね。」
茜ちゃんとは、小学生の時にお互いにマンガが好きでマンガの話しで気が合い、すごく仲良くしていた。お互いに学校にマンガを持って来ては貸し借りをして、休み時間にはそのマンガの話しで盛り上がった。しかし中学生になると、クラスの子からからかわれるようになり、しだいにお互いに距離を取るようになり、最後は自然消滅してしまった。
「良かった、神宮寺君まだ本好きだったんだね。それで今日はどういった本をお探しですか?」
「ライトノベルなんだけど、いつもは異世界ものよく読むんだけど、今日は学園恋愛もの探してて」
「学園恋愛ものかぁ〜、それならこれとかどう?」
「あなたに恋して私がいる」
「これなんか凄く良いよ〜もう胸がキュンキュンして止まらないし、泣ける所もあるし」
「茜ちゃん昔と全然変わらないね」
「そう、恥ずかしいだけど、でも昔もこうやって本で盛り上がったよね」
「そうだね。茜ちゃんも変わってなくって良かったよ。それじゃ、その本にしようかな」
「まいどありがとうございます!」
本を手に取ると茜ちゃんと一緒にレジに向かい会計を済ませる。帰り際に、
「久し振りに会えたし、また昔みたいに本の話しがしたいな、茜ちゃん連絡先教えて?」
だめだろうと思いながらも、勇気を振り絞って聞いてみた。
「え、いいよ。私も神宮寺君と本の話しができて楽しかったし」
俺は舞い上がる気持ちを押さえながら連絡先を交換した。本屋を出てガッツポーズをしながら、
「やったー、女の子の連絡先ゲットしたよ、こんなこともあるんだなあ。小説書き始めたからかなあ」
ニヤニヤしながら家につき、さっそく買った本を読んでみた。
3時間かけて一気に読んでしまった。それまで恋愛小説なんてどうせイケメンの主人公にハーレムの話しだろくらいにしか思っていなかったのに、この物語は主人公の心の葛藤や移り変わり、それに振り回されながらもそれでも信じ抜くヒロインの謙虚さ、凄く良く出来ていて、泣きはしなかったが泣きそうにはなってしまった。
「これが恋愛小説かぁ、奥が深い」
ポツリと一言言ってパソコンを開き続きを書くことにした。
書き始めてから3時間が経過していてもう昼過ぎになっていた。パソコンをいったん閉じると昼メシを食べようとキッチンまで行き、棚からカップラーメンを取り出しお湯を注いだ。
「自分で言うのもあれだけど、結構想像だけで書けるものだな」
もちろん俺はこんな学園生活を送っていたわけではない。自分とは真逆の主人公、そんな主人公になりたかったのかもしれない。
「飯食ったら本屋にでも行くかな。何か良いアイディアとか浮かぶかもしれないし、勉強にもなるか」
趣味でよくいろんなラノベを読んでいるので、そのおかげで始めて書いた割にはスラスラと書けたのかもしれない。それでもまだ投稿するにはかなり物語が出来上がっていなさすぎるので、この先書き続けられるのかが心配になっていた。一体小説家の先生達はどのくらいのペースで書いているのか、アイディアはどこから出てくるのかなど考えていた。
「考えても仕方ないか、とりあえず飯を食おう」
そう言ってラーメンをほうばった。
ラーメンを食べ終えると、いつも行っている近所の本屋に向かおうと家を出る。家から歩いて10分くらいの所にある本屋でそこそこ大きく品揃えも良く、前から通っている。
「いらっしゃいませ」
店員さんの元気の良い挨拶が聞こえる。すぐにライトノベルのコーナーに行き、並べてある表紙をみながら、
「今は異世界ものが流行っているんだよなぁ。でも書いているのは現代恋愛ものだから、そっちを買ったほうがいいよな」
そう言いながら何冊か手に取り眺めながら、
「でも最近のラノベのタイトルすごく長いのが多いんだよな~、俺もそうしたほうがいいかな?」
一人ごとを言っていたら、
「どうしましたお客さま何かお探しですか?」
後ろから店員さんに声をかけられてしまった。振り返ると可愛い店員さんが立っていた。
「あれ、神宮寺君?」
名前を呼ばれ一瞬に誰だろと考えてしまったけど、その声に聞き覚えがあり、
「もしかして、茜ちゃん?」
「そうだよ、久し振りだね!」
なんと小学生の時の同級生の北田 茜ちゃんだった。
「茜ちゃん久し振り、この本屋で働いているの?」
「最近仕事始めたんだ、神宮寺君はよく来るの?」
「たまにね。」
茜ちゃんとは、小学生の時にお互いにマンガが好きでマンガの話しで気が合い、すごく仲良くしていた。お互いに学校にマンガを持って来ては貸し借りをして、休み時間にはそのマンガの話しで盛り上がった。しかし中学生になると、クラスの子からからかわれるようになり、しだいにお互いに距離を取るようになり、最後は自然消滅してしまった。
「良かった、神宮寺君まだ本好きだったんだね。それで今日はどういった本をお探しですか?」
「ライトノベルなんだけど、いつもは異世界ものよく読むんだけど、今日は学園恋愛もの探してて」
「学園恋愛ものかぁ〜、それならこれとかどう?」
「あなたに恋して私がいる」
「これなんか凄く良いよ〜もう胸がキュンキュンして止まらないし、泣ける所もあるし」
「茜ちゃん昔と全然変わらないね」
「そう、恥ずかしいだけど、でも昔もこうやって本で盛り上がったよね」
「そうだね。茜ちゃんも変わってなくって良かったよ。それじゃ、その本にしようかな」
「まいどありがとうございます!」
本を手に取ると茜ちゃんと一緒にレジに向かい会計を済ませる。帰り際に、
「久し振りに会えたし、また昔みたいに本の話しがしたいな、茜ちゃん連絡先教えて?」
だめだろうと思いながらも、勇気を振り絞って聞いてみた。
「え、いいよ。私も神宮寺君と本の話しができて楽しかったし」
俺は舞い上がる気持ちを押さえながら連絡先を交換した。本屋を出てガッツポーズをしながら、
「やったー、女の子の連絡先ゲットしたよ、こんなこともあるんだなあ。小説書き始めたからかなあ」
ニヤニヤしながら家につき、さっそく買った本を読んでみた。
3時間かけて一気に読んでしまった。それまで恋愛小説なんてどうせイケメンの主人公にハーレムの話しだろくらいにしか思っていなかったのに、この物語は主人公の心の葛藤や移り変わり、それに振り回されながらもそれでも信じ抜くヒロインの謙虚さ、凄く良く出来ていて、泣きはしなかったが泣きそうにはなってしまった。
「これが恋愛小説かぁ、奥が深い」
ポツリと一言言ってパソコンを開き続きを書くことにした。
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