お気に入りの音楽 3
アイ・ライク・ショパン
前章が『アイ・ライク・ショパン』で終わったので、私の好きなショパンを。
【ショパン :24のプレリュード(前奏曲集)  
第15番「雨だれ」 Op.28-15 変ニ長調】
  
『雨だれ』が生まれた背景には、ショパンの恋人の存在があった。恋人の名は女流作家のジョルジュ・サンド。
ふたりは地中海に浮かぶ島マヨルカ島へ逃避行。有名人カップルのスキャンダラスな噂で騒ぎ立てるパリから逃れること、そして病弱なショパンの静養も兼ねての長期旅行だった。
しかし島に到着後、ショパンが持病の肺結核をこじらせてしまう。サンドによる献身的な看病を受け続けるも、ショパンの病状は死の淵をさまようほど悪化していた。
そんなある日、サンドはショパンを修道院に残して買い物に出かけた。しかし突然の嵐が島を襲い、サンドの帰りが夜遅くに。
彼女が修道院に帰ると、ひとり残されたショパンは不安に苛まれながら作曲したばかりの曲を弾いていた。
その曲こそ『雨だれ』だった。『雨だれ』には愛するサンドと共に聞いた雨音、そして死の淵をさまよった時の雨音が刻み込まれていた……
https://www.nhk.or.jp/lalala/archive160326.html
  
牛田智大 - ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》
https://youtu.be/sA3jvznYZjU
牛田 智大(うしだ ともはる、1999年10月16日 - )は、日本のピアニスト。
漬物や味噌汁などの和食が好みである。
学校の授業では、歌やリコーダーはあまり上手くない。
上海に住んでいた当時に、NHKの番組を通して日本語を覚えたため、丁寧な言葉遣いとなっている。
羽生結弦の大ファンである。主にソチオリンピッ牛田智大 - ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》クでの羽生のプログラム使用曲をアルバムにも収録した。
テレビをほとんど見ないため、有名芸能人やスポーツ選手等の名前を知らないことが多々ある。(Wikipediaより)
  
前奏曲で創る小宇宙
ショパンのマヨルカ島への旅には、病の療養以外にも目的があった。彼は島へ渡る数年前から、ある壮大な曲集の構想をあたためていた。
それはショパンが最も敬愛していた作曲家、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』にヒントを得たもの。
この作品は24ある全ての調性が使われた音楽史上初の作品だった。
『平均律クラヴィーア曲集』を徹底的に研究していたショパンは、いつしか自分も24の調性全てを使った曲集を作りたいと考えるようになった。
しかしながら、ショパンは単にバッハをまねるのではなく、それぞれの調性の特徴を際立たせて、24の全く異なる表現を目指し、『24の前奏曲』として曲集にまとめあげようとした。
マヨルカ島で死の淵をさまようほど肺結核が悪化してしまったショパンだが、なんとしても曲集を完成させるために作曲の筆を止めることはなかった。
ピアノの詩人、ショパンのありとあらゆる音楽表現が詰め込まれた『24の前奏曲』。曲集の第15番として書かれた名曲『雨だれ』はそんな小宇宙の一角を成す、ショパン入魂の作品だった。
https://www.nhk.or.jp/lalala/archive160326.html
  
『雨だれ』って簡単?
難易度の割には……弾ける。
 楽譜に書かれている音を押さえるだけなら……  
【ショパン  エチュード25番7 嬰ハ短調『恋の二重唱』】
左手の旋律と右手の伴奏と第2旋律を弾き分けるという、左手と右手の掛け合いのような練習曲。
練習曲というより、ノクターン:夜想曲的な曲で、その掛け合いの形式的な面から『恋の二重唱』と副題がついてはいるものの、曲調には全く恋感がないという曲。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/m-aso.net/1087/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
エチュード 第7番 嬰ハ短調 作品25の7(ショパン)
https://youtu.be/2ztQcXSczEw
フジコ・ヘミングさんのCDを流していて惹かれた曲。知らなかった曲。
当時ピアノを習っていたがとてもこれを弾ける腕はない……が、弾きたい。弾きた〜い。
先生は呆れただろうな。超スローで、速いところは無理だわ。でも、よく練習していた。
  
【ショパン :ノクターン 第15番 Op.55-1 ヘ短調】
   夜想曲第15番 ヘ短調 作品55-1 は、フレデリック・ショパンが1843年に作曲、翌1844年に出版されたピアノのための夜想曲。献呈は弟子のジェーン・ウィルヘルミナ・スターリング嬢。
  
Alexander Ullman – Nocturne in F minor Op. 55 No. 1 (second stage)
https://youtu.be/HpZG9KnfMzw
Alexander Ullman (アレクサンダー・ウルマン)。イギリスの男性ピアニスト。1991年6月29日生まれ。
  
これもショパンのノクターンを流していて、惹かれた曲。渋いですよね。
  
【ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66】
「ショパンは月光ソナタの3楽章を真似したのでは?」
とか
「ショパンは月光にあまりにも似ている曲を作曲してしまったから生前に、幻想即興曲を発表しなかった」
と言われています。
https://piablog.site/fantaisie-impromptu/
『幻想即興曲』の難易度は?
【結論:小学生でも弾ける】
よく難易度の話になると取り上げられるのが、全音のピースに記載されている難易度。A〜Fまであって「E」ランクなので、上級レベルに位置している。
確かに簡単ではないものの、すごく難しいわけではない……?
バラード、スケルツォと比較すると、これは結論『幻想即興曲』の方が圧倒的に簡単!
一般の方が聴いた時には、同じくらいのレベルに感じるそうだけど、実際にはかなり曲の難易度に差はある。
幻想即興曲の何が難しい?
難しいのはリズム。
圧倒的にこの曲はリズムが難しい……
右手と左手が完全にバラバラの動きをする。これが最初はとにかく難しい…。
最初、と書いたのはもちろん「最初だけ」という意味もある……
つまり慣れてしまうと、そこまで難しくないわけだそうな。
小学生でも弾ける理由。
その理由は、オクターブの連続とかエネルギーを多く必要としないため。
例えば『英雄ポロネーズ』とかだと、オクターブの連続なので、かなりのエネルギーが必要。
この『幻想即興曲』では、そういったエネルギーを必要としないところが、小学生にもオススメできる理由。
目安は1オクターブ手が届くか?
とはいえ小学校1年生と6年生ではかなり違う。
目安は「オクターブ手が届いたらOK」
できれば、ギリギリというより、少しゆとりがあると演奏しやすい。なので、個人差が大きい。
5分間演奏する集中力も必要。
この幻想即興曲の演奏時間はおよそ5分ほど。
楽譜のページにしても、およそ7ページほど。
もしこれまでに5分以上のピアノ作品を演奏したことがなければ、かなり難しく感じるかも。
https://piablog.site/fantaisie-impromptu/
ショパン 幻想即興曲 ピアノ発表会 7才
https://youtu.be/380iex-nies
歳をとってからピアノを始めた私。電子ピアノのデモ演奏にこの曲があり、10年やれば弾けるかしら? と思ったけど……
1オクターブは練習して届くように、開くようになった。何年やっても何度やってもできないのが、右手4:左手3のリズム。
(『ハルモニア』というドラマで、11:10まで難なくこなしていくシーンがあった)
右手は●○○●○○●○○●○○ 
左手は●○○○●○○○●○○○ 
これができない。
ある日、アナログ時計を見ていて気がついた。15分刻みと20分刻み。
頭ではわかっていても指は止まる。
孫のピアノの先生に聞いたら、
「慣れよ。慣れ」
  だそうだ。
【ショパン:ワルツ 第10番 ロ短調 Op. 69-2】
  
ショパンのワルツは全部で19曲あるが、その中でも初期の作品となり、ショパンが19歳のときに書かれたとされている。
ワルツと聞くと、華やかなイメージがあるが、この曲は中間部こそ少し明るいが、全体的にどこか儚げで、哀愁が漂っている。
形式はA-B-A-C-A-B-Aのロンド形式。
繰り返しが多く、技術的にも難しい部分は少ないので、ショパン入門の一曲としておススメ!
https://salarymanpiano.com/valse-op-69-2/ 
ショパン ワルツ10番 op69-2 Chopin Waltz op 69 No2 / クリスティアン・アガピエ Cristian Agapie 
https://youtu.be/pre38AhEv7c
CRISTIAN  AGAPIE
クリスティアン・アガピエ/ Pianist
ルーマニア出身。
【ショパン :24のプレリュード(前奏曲集)  
第15番「雨だれ」 Op.28-15 変ニ長調】
  
『雨だれ』が生まれた背景には、ショパンの恋人の存在があった。恋人の名は女流作家のジョルジュ・サンド。
ふたりは地中海に浮かぶ島マヨルカ島へ逃避行。有名人カップルのスキャンダラスな噂で騒ぎ立てるパリから逃れること、そして病弱なショパンの静養も兼ねての長期旅行だった。
しかし島に到着後、ショパンが持病の肺結核をこじらせてしまう。サンドによる献身的な看病を受け続けるも、ショパンの病状は死の淵をさまようほど悪化していた。
そんなある日、サンドはショパンを修道院に残して買い物に出かけた。しかし突然の嵐が島を襲い、サンドの帰りが夜遅くに。
彼女が修道院に帰ると、ひとり残されたショパンは不安に苛まれながら作曲したばかりの曲を弾いていた。
その曲こそ『雨だれ』だった。『雨だれ』には愛するサンドと共に聞いた雨音、そして死の淵をさまよった時の雨音が刻み込まれていた……
https://www.nhk.or.jp/lalala/archive160326.html
  
牛田智大 - ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》
https://youtu.be/sA3jvznYZjU
牛田 智大(うしだ ともはる、1999年10月16日 - )は、日本のピアニスト。
漬物や味噌汁などの和食が好みである。
学校の授業では、歌やリコーダーはあまり上手くない。
上海に住んでいた当時に、NHKの番組を通して日本語を覚えたため、丁寧な言葉遣いとなっている。
羽生結弦の大ファンである。主にソチオリンピッ牛田智大 - ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》クでの羽生のプログラム使用曲をアルバムにも収録した。
テレビをほとんど見ないため、有名芸能人やスポーツ選手等の名前を知らないことが多々ある。(Wikipediaより)
  
前奏曲で創る小宇宙
ショパンのマヨルカ島への旅には、病の療養以外にも目的があった。彼は島へ渡る数年前から、ある壮大な曲集の構想をあたためていた。
それはショパンが最も敬愛していた作曲家、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』にヒントを得たもの。
この作品は24ある全ての調性が使われた音楽史上初の作品だった。
『平均律クラヴィーア曲集』を徹底的に研究していたショパンは、いつしか自分も24の調性全てを使った曲集を作りたいと考えるようになった。
しかしながら、ショパンは単にバッハをまねるのではなく、それぞれの調性の特徴を際立たせて、24の全く異なる表現を目指し、『24の前奏曲』として曲集にまとめあげようとした。
マヨルカ島で死の淵をさまようほど肺結核が悪化してしまったショパンだが、なんとしても曲集を完成させるために作曲の筆を止めることはなかった。
ピアノの詩人、ショパンのありとあらゆる音楽表現が詰め込まれた『24の前奏曲』。曲集の第15番として書かれた名曲『雨だれ』はそんな小宇宙の一角を成す、ショパン入魂の作品だった。
https://www.nhk.or.jp/lalala/archive160326.html
  
『雨だれ』って簡単?
難易度の割には……弾ける。
 楽譜に書かれている音を押さえるだけなら……  
【ショパン  エチュード25番7 嬰ハ短調『恋の二重唱』】
左手の旋律と右手の伴奏と第2旋律を弾き分けるという、左手と右手の掛け合いのような練習曲。
練習曲というより、ノクターン:夜想曲的な曲で、その掛け合いの形式的な面から『恋の二重唱』と副題がついてはいるものの、曲調には全く恋感がないという曲。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/m-aso.net/1087/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
エチュード 第7番 嬰ハ短調 作品25の7(ショパン)
https://youtu.be/2ztQcXSczEw
フジコ・ヘミングさんのCDを流していて惹かれた曲。知らなかった曲。
当時ピアノを習っていたがとてもこれを弾ける腕はない……が、弾きたい。弾きた〜い。
先生は呆れただろうな。超スローで、速いところは無理だわ。でも、よく練習していた。
  
【ショパン :ノクターン 第15番 Op.55-1 ヘ短調】
   夜想曲第15番 ヘ短調 作品55-1 は、フレデリック・ショパンが1843年に作曲、翌1844年に出版されたピアノのための夜想曲。献呈は弟子のジェーン・ウィルヘルミナ・スターリング嬢。
  
Alexander Ullman – Nocturne in F minor Op. 55 No. 1 (second stage)
https://youtu.be/HpZG9KnfMzw
Alexander Ullman (アレクサンダー・ウルマン)。イギリスの男性ピアニスト。1991年6月29日生まれ。
  
これもショパンのノクターンを流していて、惹かれた曲。渋いですよね。
  
【ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66】
「ショパンは月光ソナタの3楽章を真似したのでは?」
とか
「ショパンは月光にあまりにも似ている曲を作曲してしまったから生前に、幻想即興曲を発表しなかった」
と言われています。
https://piablog.site/fantaisie-impromptu/
『幻想即興曲』の難易度は?
【結論:小学生でも弾ける】
よく難易度の話になると取り上げられるのが、全音のピースに記載されている難易度。A〜Fまであって「E」ランクなので、上級レベルに位置している。
確かに簡単ではないものの、すごく難しいわけではない……?
バラード、スケルツォと比較すると、これは結論『幻想即興曲』の方が圧倒的に簡単!
一般の方が聴いた時には、同じくらいのレベルに感じるそうだけど、実際にはかなり曲の難易度に差はある。
幻想即興曲の何が難しい?
難しいのはリズム。
圧倒的にこの曲はリズムが難しい……
右手と左手が完全にバラバラの動きをする。これが最初はとにかく難しい…。
最初、と書いたのはもちろん「最初だけ」という意味もある……
つまり慣れてしまうと、そこまで難しくないわけだそうな。
小学生でも弾ける理由。
その理由は、オクターブの連続とかエネルギーを多く必要としないため。
例えば『英雄ポロネーズ』とかだと、オクターブの連続なので、かなりのエネルギーが必要。
この『幻想即興曲』では、そういったエネルギーを必要としないところが、小学生にもオススメできる理由。
目安は1オクターブ手が届くか?
とはいえ小学校1年生と6年生ではかなり違う。
目安は「オクターブ手が届いたらOK」
できれば、ギリギリというより、少しゆとりがあると演奏しやすい。なので、個人差が大きい。
5分間演奏する集中力も必要。
この幻想即興曲の演奏時間はおよそ5分ほど。
楽譜のページにしても、およそ7ページほど。
もしこれまでに5分以上のピアノ作品を演奏したことがなければ、かなり難しく感じるかも。
https://piablog.site/fantaisie-impromptu/
ショパン 幻想即興曲 ピアノ発表会 7才
https://youtu.be/380iex-nies
歳をとってからピアノを始めた私。電子ピアノのデモ演奏にこの曲があり、10年やれば弾けるかしら? と思ったけど……
1オクターブは練習して届くように、開くようになった。何年やっても何度やってもできないのが、右手4:左手3のリズム。
(『ハルモニア』というドラマで、11:10まで難なくこなしていくシーンがあった)
右手は●○○●○○●○○●○○ 
左手は●○○○●○○○●○○○ 
これができない。
ある日、アナログ時計を見ていて気がついた。15分刻みと20分刻み。
頭ではわかっていても指は止まる。
孫のピアノの先生に聞いたら、
「慣れよ。慣れ」
  だそうだ。
【ショパン:ワルツ 第10番 ロ短調 Op. 69-2】
  
ショパンのワルツは全部で19曲あるが、その中でも初期の作品となり、ショパンが19歳のときに書かれたとされている。
ワルツと聞くと、華やかなイメージがあるが、この曲は中間部こそ少し明るいが、全体的にどこか儚げで、哀愁が漂っている。
形式はA-B-A-C-A-B-Aのロンド形式。
繰り返しが多く、技術的にも難しい部分は少ないので、ショパン入門の一曲としておススメ!
https://salarymanpiano.com/valse-op-69-2/ 
ショパン ワルツ10番 op69-2 Chopin Waltz op 69 No2 / クリスティアン・アガピエ Cristian Agapie 
https://youtu.be/pre38AhEv7c
CRISTIAN  AGAPIE
クリスティアン・アガピエ/ Pianist
ルーマニア出身。
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