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お気に入りの音楽 3

ノベルバユーザー607660

さだまさしの長い歌

 友人が、さだまさしさんを好きだった。よくカセットテープに録音して、いろいろ説明、解説もしてくれました。

【関白失脚】
もしもさだまさしが海外オーディション番組に出演したら
https://youtu.be/9iGWXRozLT0

 姉はゴッド・タレント(海外のオーディション番組)をよく観ていて、吉幾三の『ともこ』を教えてくれた。本物だと思ったらしいです。よく編集されてて、感動!
『ともこ』は田舎に行く車の中で、よく流れていた。

もしもIKZOが海外オーディション番組に出演したら
https://youtu.be/ruRGJRdDQ74

『関白宣言』は、さださんがスナックのママに、
「最近の男は駄目になった。だから若い娘も駄目になった。男はん、しっかりしとくれやっしゃ。お師匠はん、そういう歌を作っとくれやっしゃ」
と言われたことがきっかけで作られた作品である。あえて男が強気な内容の歌詞なのはそのため。
 シングル盤ではさだの最大のヒット作であり、約160万枚というミリオンセラーを記録する大ヒットとなった。
 しかし、さだ自身、1番売れた曲イコール1番良い曲ではない、と言っている。
 聴衆からの人気もさほど高くはなく、テレビやラジオなどの企画でファンによるさだの楽曲の人気投票では上位に入らないことが多い。
 発表されるや否やその歌詞をめぐって女性団体などから女性差別、男尊女卑と反発を受けるなどの騒動となった。

関白宣言
https://youtu.be/tsXkp9FVzgg

 長年の心境の変化があったのか、その数年後に
『関白失脚』が作られることになる。
(Wikipediaより)

【椎の実のママへ】
『椎の実のママへ』プラス『精霊流し』
https://youtu.be/TD86cEG_htg

 1979年の発売。『親父の一番長い日』のB面曲で『精霊流し』が作られた背景を歌っているとも言われる。
 さだまさしさんの作品は、自身の実体験をもとにした物語風の楽曲が多い。
『椎の実のママへ』は、さださんの母方の叔母さんに当たる女性の生涯を描いた楽曲で、その叔母さんへの哀悼歌とのこと。
 彼女は離婚後に故郷の長崎で「椎の実」という名前のスナックを経営しており、それがタイトルの由来となっている。
 彼女の息子(さださんの従兄)の水難事故死が、さださんが『精霊流し』を制作したきっかけだが、その事実が『椎の実のママへ』の歌詩中にも触れられている。
(知恵袋を参考にしました)

 曲の中にコルトレーンとビーチボーイズが出てきます。当時はわからなかった。
 ドラマ『フルハウス』にビーチボーイズがゲスト出演していた。コルトレーンは……今はYouTubeで検索出来る。これだけは、良い時代になった。

映画『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』
https://youtu.be/b0yCqyVXzrc


【もうひとつの雨宿り】
もうひとつの雨宿り
https://youtu.be/sDLeHCkRv9c

『雨やどり』に続くシングル盤。
 出だしは同じだが、途中から歌詩が変わり、本作は、自分に自信のない女性が男性から想いを寄せられることに対する不安を含んだ気持ちを語る内容になっている。
 アルバム『風見鶏』の解説でさだは「『雨やどり』がお笑いに染まって本質が見えなくなっていく現状に、蛇足ながらも答えを出してしまった」
と述べている。

【償い】
償い
https://youtu.be/h6ROiaiMF5o

 この楽曲は、知人の実話を元に作られたものである。ただし曲中では、優しく真面目な心の持ち主である交通死亡事故の加害者「ゆうちゃん」をメインに、それを見守る同僚の気持ちを歌詞にしているが、実際にはさだの知人である被害者の妻の体験と事実を元に詩が作られている。
 さだは、「ゆうちゃん」に相当する加害者とは会ってはいない。
 さだの知人女性(歌詞に登場する「被害者の奥さん」)は、交通事故で伴侶を亡くした。加害者の男性は真面目な人らしく、毎月わずかずつではあるが賠償金を郵送してきていた(民事での賠償命令がどの程度だったのかは語られていない)。 
 事故から数年経ってもその送金は続き、知人は茶道の師範として経済的にも自立できていること、加害者の直筆の手紙を見るたびに事故のことや亡夫を思い出して辛い思いをすることがあり、加害者に対して「もうお金は送ってくれなくて結構です」と返事の手紙を書いた。
 しかし被害者の許しの手紙を受け取ったはずの加害者は、自分の起こした罪を償い続けるために翌月以降も送金を続けた。
(Wikipediaより)

【事件データ】
・東京地裁 山室惠裁判長(2002年2月19日)……東京・三軒茶屋駅で男性に対して殴る蹴るの暴行を加え、頭部打撲により相手を死亡させ、傷害致死容疑で起訴された18才の少年2人に対しての発言。

『唐突だが、君たちはさだまさしの『償い』という唄を聞いたことがあるだろうか。この唄のせめて歌詞だけでも読めば、なぜ君たちの反省の弁が、人の心を打たないかわかるだろう』

 さだまさしの『償い』は、やさしくまじめな“ゆうちゃん”が、ある日突然、交通事故の加害者となり、自分の犯した罪を償うために被害者の妻に毎月、働いたお金を送るという歌詞。実話が基になっている。司法ジャーナリストの長嶺超輝さんが語る。

「人ひとりの命を奪ってしまったことに対し、加害者の少年たちは『申し訳なく思います』『反省しています』『深くお詫びします』などの謝罪の言葉を述べたものの、態度は淡々としており、事の重大さを正面から受け止めているとは言い難いものでした。そのため、裁判長は『償い』を口にしたのだと思います」

 裁判官が具体的な曲名を挙げる説諭は異例で、新聞やテレビでも大きく取り上げられた。

「判決の翌日、東京拘置所にいる加害者の1人の少年の元に叔母から、歌詞を書き写した手紙が届いたそうです。その後、少年たちは控訴することなく、実刑判決が確定しました」
https://www.moneypost.jp/577937

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