ドール3 影使い

こんにちは〜

と　ロックを外しておいた玄関から梓が入って来る

お邪魔しま〜す　誠さん　すみません
ご主人様と2人きりのところ…
って　アレ？
誠さん？

まあ　座って
今日は何かな？

え？誠さんですよね　コレ？

そうだけど　目隠ししてるしパッドで耳を押さえてるから聞こえてないな

何なんですか？

ん〜　誠　ちょっと温泉ではしゃぎ過ぎただろ？
で　お仕置き半分　ご褒美半分なんだ
ドールプレイ中
動いたらペナルティなんだけど　梓が来ると言うんで目と耳を塞いだんだ
来るの梓って言ってないから　隣りに誰か来て座ったのは分かってるけど誰なのかは知らない

それはまた…朝からですか？

この格好は　な　プレイ自体は昨夜からやってるよ　ペナルティが積もり積もって1日延長したんだ
今朝は頑張って身動きしてないよ
どう？触ってみる？

え〜　誠さんに悪いかなぁ

と　言いながら　元々　誠に懐いて誠好きな梓はおずおずボレロを捲って見てコルセットで強調された乳房に触れた
あちこち　触られたにしてはドールは避けて動いたりせず小さく口を開いたまま梓の為すがままになっていた
カウチに横倒しにされ脚を開かれて確かめられ　また起こされてボレロを脱がされてカウチで梓がポーズを付けてカバンから取り出した小型デジカメで色んな角度から写真を撮り始めた
最初の興味本位の顔で無く　カメラマンの真剣な顔でポーズを変えては何枚もシャッターを押す　を繰り返した

ありがとうございました　ご主人様！
思いついた事があるんで　これで帰ります

うん？今日来た用件はいいのか？

と　聞くと　あっ　と言う顔をしてカメラをしまい掛けたカバンからディスクを1枚　取り出して

理音とかなめのダンス　編集して音　被せて見ました
まだ　ざっくり編集しただけですけど見ておいて下さい
仕上げたら　また持って来ます

と　だけ言い置いて帰って行った

誠はとうとう逝ってしまったらしくズルズルとカウチに倒れ込んで行った

秘所の戒めを解いて目隠しや耳のパッドも取って意識の無い誠を膝の上に乗せて犯していると

あ　あ〜　

っと言う大きな喘ぎ声を上げて誠が意識を取り戻した

あ　あ　ご主人様？
あれ？　あ　誰だったんですか　あれ
それとも全部　ご主人様だった？

いや　俺じゃ無いぞ
人形をあちこち　確かめて写真　撮って帰って行ったぞ？

え？写真？　あ　あ　あ〜　私の写真　撮られちゃったんですか？

うん　随分　おまえの事　気に入ったみたいだ　どうする？

ええ？どうするってご主人様？
あ　あ　ああ〜　そんな　私を捨てないで下さいよ〜
嗚呼　あ〜

と　また大きく喘ぎ　呻いて意識を無くした

まあ　ちょっと虐め過ぎたか
ミラーボックスの時のように誠の被虐心のマックスを振り切ったみたいだ

暫くして誠は俺の膝の上で気がついた
もう犯してはいない
ウィッグやコルセットの衣装は脱がせて誠がパジャマ代わりにしているオーバーサイズのトレーナーを着せておいた
ガバッと俺の首にしがみついて誠は震えている

すまん　誠　アレは梓だ　知らない男じゃ無いから勘弁しろ

……

ん？何だって？

…凄い感じてしまいました
まだ　身体が痺れています
自分が自分じゃ無い物になってしまうみたいで…

公園でボックスに入った時より感じたか？

アレは公園に遊びに来ている知らない人たちに裸を見られている背徳感と恥ずかしさだけでしたけど…

喋りながら身体をガクガクさせている誠は抱き留めていないと膝から落ちそうだった

裸の私をご主人様がよその誰かに物のように上げてしまうって思うと怖しさと快感が頭を痺れさせて…

自分の妄想がリアルになったような感じだな？

…はい

ん〜　まあ　俺は今更　貸出しプレイとかする気は無いが…
ミドリなんかは　その辺　危ういんだなぁ
あと　遥から誠は他所に貸し出さないように言われてるから　まあ無理だけどな

そうなんですか？

そうさ　遥にとってはトラウマ案件だから冗談にならないし
…ただ　梓はダンスムービーの編集より　大事な事を思いついたらしくて　おまえの写真　撮って飛んで帰って行ったぞ？

そうなんですか？

てっきり　誠の身体をオモチャにして行くと思ってたのにな

ご主人様！

そうなりゃ　途中でネタバレさせるつもりだったんだ

あん　ご主人様…

甘えて抱きついて来る誠をポンポンと叩いて落ち着かせる

遅くなった食事をして　正月の3日らしいまったりとした後半を過ごしたが帰宅した遥に誠が惚気た事からプレイが露見して遥にしこたま叱られてひと段落ついた頃に怜子が帰宅したものだから再び叱られた