ちょっとHぃショートショート
可愛い猫2 影使い
遥は満足した猫のようにカウチの上で俺の膝に上半身を預けて寝てしまった
日曜日 怜子は仕事だが遥はローテーション休
遅い朝食の後 珈琲を済ませると珍しく遥が甘えるように纏わりついて来て寝てしまった
ペッティングも無しだ
仕事疲れはあるがストレスはそれほどでも と言う事か
誠の乱入も無く 静かなものだ
タブレットのニュースや動画を辿りながら遥の頭を撫でている
理音のバーバリアンチャンネルは暫く 更新が無い
18ほどの動画は繰り返し来る閲覧者で数を伸ばしているようだ
背は高いが均整のとれた見事なプロポーションと目鼻を隠すマスクで半分しか見えない顔でも美人と見てとれるバーバリアンのギャップ
怜子の後輩の看護師で同じ職場に異動して来てからの付き合いになる
遥が身じろぎしてラフな部屋着の素足がカウチの背もたれを蹴る
タブレットが震えて着信だ
耳元をタップして小声ではなす
理音か どうした?
ご主人様 今日って時間あります?
ああ 家でゴロゴロしてる 何だ?
お邪魔しても?
いいよ 猫が1匹 寝てるから そっと来てくれたら
今 何処?
下のエントランスです
来てるじゃないか 上がっておいで
鍵は開けておく
玄関と エントランスのキーを解除して待った
暫くしてリビングに172のモデルのような体型の理音が静かに入って来た
ロングコートから現れたのは柔らかなセーターにタイトミニを合わせたボリュームのある肢体
遥や怜子が猫なら理音は豹の趣きがある
俺は前のカウチを示しながら
サイフォンに珈琲 あるからお代わり頼めるかな?理音も淹れておいで
頷いた理音は俺のカップを取り上げてキッチンから珈琲ふたつ持ってカウチに座った
で?今日は どうした?何か困り事でも?
理音は首を振って困ったように笑った
いえ なんだか手持ち無沙汰で…
ずっと怖かった事が無くなって その後は嵐のように色々な事が目の前に開けて自分が変わったのも驚きなんです
逆に何も無い休日の朝に戸惑ってしまって…
まあ そうだな
理音の事件自体 一般人にはあり得ない非日常な恐怖だったけど 俺たちの家族になるのだって大概 非日常だからな
と 俺は笑いながら珈琲を飲んだ
やっぱり そうですよね
と 理音も笑った
日常って 何も起こらないのが普通ですよね
そうさ アーマーを着て彫刻や家を破壊したり 縛られて喘いでる なんてのは日常からはみ出しているよ
理音は頬を膨らませた
ご主人様が原因ですからね
そうだ 俺の責任だ スマン
静かに笑い合う
遥さんは今日は猫なんですか?
そうみたいだな
セックス無し プレイ無し
素のままの遥だ
可愛いだろ?
理音がはにかむように笑った
私も
うん?
私も撫でて貰っていいですか?
俺が頷くと静かに俺の側に来て足元に座った
ショートヘアの後頭部を撫でてやる
ふぅっと理音の肩の力が抜けて俺に持たれて来る
そんなに親しくも無い先生にいきなり頭撫でられたり患者さんに身体触られたりするのは セクハラなのに ご主人様に頭 撫でられるの癒される…
ふ そんなパワーは無いよ
理音みたいな美人の頭を撫でられるなんてレアな役得だな
変わる前の岡がみたら やっかまれて大変だった
クルッと振り返って俺を見上げて理音が
そう言えば岡さんて あれから?
うん?自分の事だけじゃなくてミドリの気持ちも考えられる理想的なご主人様らしいぞ 碧によると
アートクラフトの方は一度失った信用はなかなか戻らないけどしっかり得意先を回ってフォローも完璧らしい 希子が言ってた
理音の神フックのおかげだって
もう! と言うように理音が軽くぶった
時々 俺たちの前では子供っぽい仕草を見せる
小学校高学年から身長が伸び 大人っぽい振る舞いを周囲から強制された反動なんだろう
誠にするように頭をくしゃくしゃしてやると俺の手ごと 頭を押さえて顔を赤くした
あ〜 私も猫になりたい
いいよ 遥の為に室温あげてるしカウチが嫌なら 床のラグの上でも
…でも スカートが苦しいかも?
脱いだって誰も居ないよ
セックス無しプレイ無し
え? っと言うような目を丸くした理音だが 真面目な顔になって自分に頷き スカートのホックを外した
畳んだコートの下にスカートを隠し セーターの裾を伸ばしてラグに寝転がって丸くなった
スースーします でも気持ちいい
光沢のあるストッキングの長い脚を畳んで 足元に寝たまま俺を見上げる
猫に見えますか?
うん 立派な血統書付きだ
理音は笑って膝を曲げたまま仰向けになり俺の足にじゃれた
ホントはこんな風に
理音は脚を伸ばしてラグの上で脚を開いたり閉じたりした
遊びたかったんだけど早く大人の身体になっちゃったから
キュッと脚を閉じ膝を曲げて また横向きに転がる
まあ そうだな 俺でも ドキドキするほど 綺麗だもの
ふふ そんな事ばっかり 怜子さんや遥さんの方が好きな癖に
理音だって怜子が好きなんだろ
綺麗なものは綺麗だ
特に理音はプロのモデル並だからな
プリマドンナになり損ねた醜いアヒルですけど ね
寝転んだまま片足を真っ直ぐ高く上げた
爪先まで伸びたバレリーナの脚だ
太腿が付け根まで露わになるが理音は気にしない
俺だって気にしない
美しい女豹が伸びをしているのだ
上げていない方の脚を折り 上げた脚を伸ばしたまま下げながら上体を起こしていく
両手で頭の上に優雅なアーチを描いて
起き上がった上体は伸ばした脚に付くまで前屈し倒し切った
綺麗だね 理音
ふふっ エミリたちがご主人様を 紳士だ 神だ って言うのも分かります
姿勢を直し 女の子座りをしてラグの上で上気した顔を俺に向ける
そうか?
だって 余裕あるもの
ん〜 まあ 周りから俺は変態だけど見境ない変態じゃないって信用されているから そんなもんじゃないか?
そうですよ ご主人様
と 俺の膝でくぐもった遥の声がした
うん?目が覚めたか?
すいません 煩くして
起こしてしまいました?
いえ 暫く前から起きてたの
ご主人様が理音ちゃんにけしからん事をしないか 見張ってたの
身を起こして笑う遥に
そりゃ ご期待に添えずに悪かった
でも 理音は鑑賞に値する美猫だろ?
手も出せずに見惚れてた訳ですね?
そう 膝の上のと ラグの上のに 見惚れてた
そう言うとこ!
と 2人の声が揃って 3人で笑った
日曜日 怜子は仕事だが遥はローテーション休
遅い朝食の後 珈琲を済ませると珍しく遥が甘えるように纏わりついて来て寝てしまった
ペッティングも無しだ
仕事疲れはあるがストレスはそれほどでも と言う事か
誠の乱入も無く 静かなものだ
タブレットのニュースや動画を辿りながら遥の頭を撫でている
理音のバーバリアンチャンネルは暫く 更新が無い
18ほどの動画は繰り返し来る閲覧者で数を伸ばしているようだ
背は高いが均整のとれた見事なプロポーションと目鼻を隠すマスクで半分しか見えない顔でも美人と見てとれるバーバリアンのギャップ
怜子の後輩の看護師で同じ職場に異動して来てからの付き合いになる
遥が身じろぎしてラフな部屋着の素足がカウチの背もたれを蹴る
タブレットが震えて着信だ
耳元をタップして小声ではなす
理音か どうした?
ご主人様 今日って時間あります?
ああ 家でゴロゴロしてる 何だ?
お邪魔しても?
いいよ 猫が1匹 寝てるから そっと来てくれたら
今 何処?
下のエントランスです
来てるじゃないか 上がっておいで
鍵は開けておく
玄関と エントランスのキーを解除して待った
暫くしてリビングに172のモデルのような体型の理音が静かに入って来た
ロングコートから現れたのは柔らかなセーターにタイトミニを合わせたボリュームのある肢体
遥や怜子が猫なら理音は豹の趣きがある
俺は前のカウチを示しながら
サイフォンに珈琲 あるからお代わり頼めるかな?理音も淹れておいで
頷いた理音は俺のカップを取り上げてキッチンから珈琲ふたつ持ってカウチに座った
で?今日は どうした?何か困り事でも?
理音は首を振って困ったように笑った
いえ なんだか手持ち無沙汰で…
ずっと怖かった事が無くなって その後は嵐のように色々な事が目の前に開けて自分が変わったのも驚きなんです
逆に何も無い休日の朝に戸惑ってしまって…
まあ そうだな
理音の事件自体 一般人にはあり得ない非日常な恐怖だったけど 俺たちの家族になるのだって大概 非日常だからな
と 俺は笑いながら珈琲を飲んだ
やっぱり そうですよね
と 理音も笑った
日常って 何も起こらないのが普通ですよね
そうさ アーマーを着て彫刻や家を破壊したり 縛られて喘いでる なんてのは日常からはみ出しているよ
理音は頬を膨らませた
ご主人様が原因ですからね
そうだ 俺の責任だ スマン
静かに笑い合う
遥さんは今日は猫なんですか?
そうみたいだな
セックス無し プレイ無し
素のままの遥だ
可愛いだろ?
理音がはにかむように笑った
私も
うん?
私も撫でて貰っていいですか?
俺が頷くと静かに俺の側に来て足元に座った
ショートヘアの後頭部を撫でてやる
ふぅっと理音の肩の力が抜けて俺に持たれて来る
そんなに親しくも無い先生にいきなり頭撫でられたり患者さんに身体触られたりするのは セクハラなのに ご主人様に頭 撫でられるの癒される…
ふ そんなパワーは無いよ
理音みたいな美人の頭を撫でられるなんてレアな役得だな
変わる前の岡がみたら やっかまれて大変だった
クルッと振り返って俺を見上げて理音が
そう言えば岡さんて あれから?
うん?自分の事だけじゃなくてミドリの気持ちも考えられる理想的なご主人様らしいぞ 碧によると
アートクラフトの方は一度失った信用はなかなか戻らないけどしっかり得意先を回ってフォローも完璧らしい 希子が言ってた
理音の神フックのおかげだって
もう! と言うように理音が軽くぶった
時々 俺たちの前では子供っぽい仕草を見せる
小学校高学年から身長が伸び 大人っぽい振る舞いを周囲から強制された反動なんだろう
誠にするように頭をくしゃくしゃしてやると俺の手ごと 頭を押さえて顔を赤くした
あ〜 私も猫になりたい
いいよ 遥の為に室温あげてるしカウチが嫌なら 床のラグの上でも
…でも スカートが苦しいかも?
脱いだって誰も居ないよ
セックス無しプレイ無し
え? っと言うような目を丸くした理音だが 真面目な顔になって自分に頷き スカートのホックを外した
畳んだコートの下にスカートを隠し セーターの裾を伸ばしてラグに寝転がって丸くなった
スースーします でも気持ちいい
光沢のあるストッキングの長い脚を畳んで 足元に寝たまま俺を見上げる
猫に見えますか?
うん 立派な血統書付きだ
理音は笑って膝を曲げたまま仰向けになり俺の足にじゃれた
ホントはこんな風に
理音は脚を伸ばしてラグの上で脚を開いたり閉じたりした
遊びたかったんだけど早く大人の身体になっちゃったから
キュッと脚を閉じ膝を曲げて また横向きに転がる
まあ そうだな 俺でも ドキドキするほど 綺麗だもの
ふふ そんな事ばっかり 怜子さんや遥さんの方が好きな癖に
理音だって怜子が好きなんだろ
綺麗なものは綺麗だ
特に理音はプロのモデル並だからな
プリマドンナになり損ねた醜いアヒルですけど ね
寝転んだまま片足を真っ直ぐ高く上げた
爪先まで伸びたバレリーナの脚だ
太腿が付け根まで露わになるが理音は気にしない
俺だって気にしない
美しい女豹が伸びをしているのだ
上げていない方の脚を折り 上げた脚を伸ばしたまま下げながら上体を起こしていく
両手で頭の上に優雅なアーチを描いて
起き上がった上体は伸ばした脚に付くまで前屈し倒し切った
綺麗だね 理音
ふふっ エミリたちがご主人様を 紳士だ 神だ って言うのも分かります
姿勢を直し 女の子座りをしてラグの上で上気した顔を俺に向ける
そうか?
だって 余裕あるもの
ん〜 まあ 周りから俺は変態だけど見境ない変態じゃないって信用されているから そんなもんじゃないか?
そうですよ ご主人様
と 俺の膝でくぐもった遥の声がした
うん?目が覚めたか?
すいません 煩くして
起こしてしまいました?
いえ 暫く前から起きてたの
ご主人様が理音ちゃんにけしからん事をしないか 見張ってたの
身を起こして笑う遥に
そりゃ ご期待に添えずに悪かった
でも 理音は鑑賞に値する美猫だろ?
手も出せずに見惚れてた訳ですね?
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そう言うとこ!
と 2人の声が揃って 3人で笑った
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