ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

新キトゥンズテイルス4 影使い

スマホから 岡の声がキンキン 響いた

ああ おまえが嫁さんの名前 付けたからな

"違いますよ! ホントにホントの碧じゃないですかぁ!"

おまえ マスク 取ったのか?

"違います!2人してベッドで寝過ごして ミドリを起こしたら ミドリが碧の声で あら あなた お早う って言ったんですよ!"

そりゃ 迂闊だったな 碧が

"やぁっぱり 故意じゃないですか!
僕 碧をペット調教して飼ってしまってて…"

で なんか不都合があったのか?身体が合って一生 一緒に居たいって言ったよな?

"そうですけど…"

嫌いなのか?ペットを捨てる奴には預けて置けないなぁ?

"いや 碧は嫁さんだから何処へも行かせませんよ?こんな身体の合う女は居ないんだから!"

じゃ いいじゃないか?

"先輩 僕の嫁さんの大事な所まで見ましたよね?触りましたよね?弄りましたよね?"

俺は最後まで遠慮したよな?
おまえら2人して触って欲しがったよな?
喜んでいたじゃ無いか

"僕の嫁さんは僕だけのモノで誰にも貸しませ〜ん…あ 何 碧 今 先輩と…あ あ 駄目だよ 朝からそんな所…あ 咥えちゃ だ"

通話が切れた

おーい! 誠!

はーい 何ですか?

今日は碧 休みだから 下の事務所 転送掛けといて

はーい 体調不良ですかぁ

い〜や すこぶる良い 良すぎるからだな 岡にバレた

え?奥様?

うん 散々 俺に飼い主面してペット調教見せつけたの 嫁さんだったら見せたくなかったみたいで クレーム入れて来た
まあ 惚気だな
お陰で 碧に襲われて今頃 ベッドに引き摺り込まれてるよ

はぁ それはまた… 
岡さん これに懲りて落ち着きますかね?

は〜あ 無理だろうな しかし 嫁さんに急所掴まれて 多少はマシになるんじゃ無いかな?そうあって欲しいよ
でも碧も 結構 岡に似てるからなぁ
旦那に調教されてるのに 無理クリ俺を巻き込むんだから…

翌朝 その碧は 昨日の無断欠勤には触れずに下のキトゥンズテイルス事務所じゃなくて ウチの事務所の執務室に現れた

随分と遅刻したな 碧

答えは無く はあ と 碧はため息をついた

…先輩 あんな事してるんですね 由香先輩と…

はい?

怜子さんと…   誠ちゃんと…

お〜い 梓 誠ぉ

は〜い!

珈琲 人数分淹れて こっち 来い 碧が面白い事になってるぞ

梓と誠が珈琲持って来て座っても 碧は無反応だ

来て早々 コレだ
何だと思う?
 
え〜 わたし達に聞かれても…

梓ちゃんも あんな事 されちゃってるの?

お〜い 前に由香がそれ 梓に聞いて美希にエラい事 されたんだぞ?

ご主人様 違うでしょ!由香さんが 突っ走った結果じゃないですか!

しかし 方向は違うけど 碧も突っ走りそうだぞ これは
碧 何が問題なんだ?

…旦那が わたしだと分かってから 優しくするんです

いいじゃ無いか?

今までみたいにペット扱いしてくれないんです モノみたいに使ってくれないんですぅ

知らんわ!夫婦でやっとけ!

アソコしか使ってくれないんです!

知らんわ!…はぁ で どうして貰いたい

あの人が優しくしかしてくれないんなら 誰かに飼われたい…

こら!俺を潤んだ目で見るな!ウチのペット枠は由香でいっぱいだ!
大体 岡がペットが欲しい欲しい言うから斡旋してやったのに 何を日和って囲い込んでやがる!
取り敢えず 碧 おまえ現実逃避してないで アイツとキチンと話し合え!
やって欲しい事がはっきり分かって居るんだから 要求しろ!
何にしろ それからだ
昨日の仕事 溜めてるんだから 仕事しろ!

駄目でした…    と また翌朝 碧が現れた

ペットみたいに モノみたいに扱って欲しいって言ったのに酷い事は出来ないって…

酷い事って ペット調教を酷い事って 酷い奴だな 岡
自分の嫁さんには出来ないような酷い事をよそ様のお嬢さんや奥さんにやる積もりだったのか アイツ?
…お灸を据える必要があるな
碧 何処までの覚悟がある?
他所の男のペットになる覚悟はあるのか?

碧は 赤い顔を白くして また紅潮させた

数日後の夜 まだ宵の口だ

また 喧しい通話が入る
"先輩!碧が出て行っちゃいました! 離婚届 置いて!ペット契約解除通知書って何ですか!"

俺は夫婦の事に口出しする気はないんだ
何回か 話し合いもしたようだし 夫婦合意で話を進めればいい
俺は関係無い
しかし 俺が紹介したペットを疎かにしたなら話は違う
俺はペットが嫌う事をするな と 言っておいたよな?

"でも 碧は僕の妻です!"

しかし ミドリは俺がおまえに渡したペットだよな?
ペットがして欲しい事をしてやるのが "ご主人様"だ

"でも 碧に調教なんて酷い事 出来ません!"

おまえ 酷い事をしているつもりなのか? 妻に出来ない事を他人の女の子にして 喜ぶとはご主人様の風上にも置けないなぁ

"いや だってそれはペットになった時に覚悟してる事じゃ?"

俺はペットの嫌がる事をしたら 契約解除するって言ったよな?酷い事をされて喜ぶ女なんて居ないよ?
日常では味わえない嗜好や欲望を満たす為の非日常のプレイなんだ
男の捻じ曲がった欲望を満たす為のペットだと思ってたなら おまえにはミドリは返せないな

"そんな事言って 先輩なんか4人もペットを好きにしてるじゃあ 無いですか?"

俺はペットに好きな事をさせてる 好きな事をしてやってる
俺たちは合意してあの子たちの好きな被虐嗜好を満たして居るんだ

おまえ 美希みたいに日常生活の延長にペットを持ち込んでいるつもりだったのか?
そんな奴は 犯罪者と同じだ 弱味を握って脅して逃げられない女を責め苛んで喜ぶような奴は

"え? だって 先輩がペットを紹介してくれて…"

なんだ?俺が汚い所を全部済ませて 逆らわない従順な性被害者をおまえに預けたように思ってたのか?

"………"

もう いい! と 俺は通話をビデオ通話に切り替えて 

頼むな と 端末を渡してカメラを引かせた

デスクチェアに座った俺の脚の間に全頭マスクをして後ろ手に黒革の拘束衣を着せられた女が座り込んで俺を咥えている
碧の好きなプレイだ

"碧?"

ミドリが好きなプレイだ 知ってるだろ?

"先輩!止めて下さい!僕の妻です!"

い〜や プレイ中は ミドリだ ペットの望む事をしてやるのがご主人様の義務でこのプレイの意味だ

"止めて下さい!止めて下さい!碧〜!"

おまえがしてやればいいんだ
俺にはペットは間に合ってるんだからな
愛する妻と愛するペットがいる

"それは僕の愛する妻です!碧!碧!"

まだ 自分がミドリを楽しませてやる とは言わないんだな

と 俺は足元からペットを抱き上げ 脚を開いて膝の上で秘所を貫きまぐわった

"止めて!止めて!僕が妻を楽しませます!僕のペットにしますから!先輩 止めて!"

ホントか?俺の所へもう 面倒を持ち込まないな?言っておくが ペットはおまえの"ご主人様"だってのを忘れるな エラいのはおまえじゃない

"分かりましたから 早く 碧から離れて下さい 抜いて下さい!"

だ そうだ 碧? どうする?

カメラモードを自撮りに切り替えて 碧は顔を見せた

ホントでしょうね?
わたしは恥ずかしいのを我慢してアナタに2回もお願いしたのに!3度目はないわよ!

"え?碧?じゃあ あれは?"

最初から ウチの子だよ 楽しみの為のプレイをおまえたちに邪魔されてまで協力してくれたんだ
高くつくぞ! 後は夫婦でプレイしろ
じゃなあ

通話を切らせて 俺は誠のマスクを脱がせた

あああ ご主人様 このまま このまま

分かっているよ と 拘束衣はそのままに誠に口付けた

あの 先輩? と 碧が俺の膝元にしゃがみ込んで

わたしも 帰る前にちょっとだけ…

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