ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

影使い キトゥンズテイルス2

嵐は ホームページが更新されるや 直ぐにやって来た
ズカズカやって来て俺のデスクに両腕をドンと突いた

どう言う事!

成り行きだ!

何ですって!

おまえの暴走を止める根回し中に自然発生的に出来上がったんだ!
いわば おまえのせいだ!
今回のはW'photostudioが作品集として正式出版する タイトルは「flowers」だ
欲しけりゃ 買え!まだしばらく出版準備中だがな!
大人しく帰るなら 今ならコレをおまえに譲ってやる!

と パステルグリーンのラテックスに小花模様のプリントのある切れ端

あ これって?まこちゃんの

誠のグリーンだ 無理言って貰っておいた
要らんなら 嫌味の1時間は聞いてやるが どうする?

渋々 嫌々 振り上げた拳を引っ込めて珈琲だけ飲んで美希は帰った

ご主人様ってば あれは駄目でしょ 引きますよう と 誠

あ ラテックスの事か?あれは仮面屋が転写テストで作った見本品だ 

え?

俺は 誠のグリーン と言っただけだ おまえが身体に貼り付けてた奴だとは言ってないぞ アイツが早とちりしたんだ

誠はニコッとしていきなり俺のほっぺにチュッとキスをして珈琲を片付けて出て行った
執務室を覗いていた梓は ニカッと笑った

まあ 実際の所 胸元から切り開いた4人のラテックスは持っている 右側の半身分だけだが
劣化しないよう処置して作品として飾れるようしてくれ と仮面屋に預けてある
硬化処理をして透明樹脂に封入でもするか と言っていたからそのうち連絡があるだろう
報酬は左側の半分で手を打った
今回のプライベートアルバムは絵的に見てもよく出来ている
作品集の為の作業がある中 よくこれだけのものを作ってくれた
ラストカット直後のトップレスの4人それぞれとのツーショットが示し合わせたような最高の笑顔で腕にぶら下がっているので 笑える
この後 仮面屋が割り込もうとしたので追い払うのに苦労した
撮影前にフル装備の怜子たちとツーショットを撮っている癖に だ

誠 梓あ〜

は〜い

遅くなったけど怜子たち誘って夏休み取って 旅行に行くか?

きゃ〜〜!

怜子たちの休みを調整して社員旅行で行った温泉旅館の離れが押さえられたのがひと月後だった

はい お疲れ様でした と 俺
梓は初めてだけど 皆は2度目でなれている
梓がキョロキョロしている間にテーブルに5つ珈琲が並んでいた
誠は例に寄ってちゃっかり俺の足元で胡座をかいて珈琲を貰っている

あれ 誠さんズルい!

わたしの指定席だからね〜 梓も隣 おいで

なんだかんだで歳近いこの2人は仲がいい

でも この前は美希さん 凄かったですよね〜 と 誠

うん?ここへ 来た時か?事務所に押し掛けて来た時か?

あ〜 事務所来た時も凄かったですよね…  あれって現場に関われなかったからですか?

そんな訳ない ありえない おまえらをオモチャに出来なかったから怒鳴り込んで来たんだ 特に 誠 おまえな

え〜〜 わたしは苦手かなぁ と 梓を見る誠
梓は首をプルプル 振っている

なんなんですかねぇ
ご主人様に責められるの 次が欲しくなる感じなんですけど美希さん目がマジ怖いんですよ

梓が今度はブンブン頷いている
怜子と遥たちは声も出さずに笑っている

あ〜 経験者たちも同意見らしいぞ 誠
まあ アイツがマジなのはホント 俺たちはプレイって言う遊園地で遊んでいるつもりだから 危険な場所は無いし遊園地を出たら 日常に戻るだろ? 美希はなんならペットたちはプレイが終わったら檻に入れて鍵を掛けときたいタイプなんだ ずっと日常

え と 絶句する誠

誠なんかは妄想を膨らませていたタイプだからファンタジー要素が強いだろ?アイツがおまえを可愛い可愛いって言うのは 日常のおまえをオンオフ無しでペットにしたいんだ

いやいやいや でもだってわたしがご主人様 好きなのは 普段から大事に扱ってくれてわたしの変なとこもそのまま 受け入れてくれてるからですよ?無理無理絶対

梓なんて バージンのノーマルだったから トラウマだろうな

と プルプルしている梓に話を振る

わたしはガス水道止められて夜中にコンビニ前で座り込んでたのを拾われたんですけど 部屋入れてくれてお風呂に入れてくれたら着替えが無くていきなり首輪されてベッドに連れ込まれました
今でもSMってそんなに感じませんけどご主人様に触られるのは好きです

誠が ヘヘッと笑って梓のほっぺにチュッとキスした

そりゃいいペットたちだ
ひと休みしたら温泉でゆっくりするか

専用の露天風呂は変わらず気持ち良かった
掛け湯1番 飛び込んだのは 誠 釣られて梓も早かった
俺たちは先に洗い場で身体を洗う

あの いいですか?と怜子が泡立てた身体で背中を向けた 前に誠がせがんだ奴だが 遥も順番を待つ風情なので喜んで隅々まで洗わせて頂く
2人を洗い終わる頃には自分が元気になっていた
身体を流してお湯に入り湯船に沈むとすっと怜子が俺に跨って元気になっていた俺を秘所に納めた
 
あ〜 と 誠が叫んだが怜子は俺にしがみついて口を吸っている所だった

え〜っと 言う事は次は姉さん?

遥が ニッと笑うのが見えた

それに誠が ニッと笑って梓を引っ張って来た

じゃ 順番

俺の上でゆっくり腰をゆすっている怜子越しに誠が遥に抱きつくのが見えた

あ こら まこちゃん と言う遥の声は口付けられて途切れた
遥の膝を割って自分の身体を下に潜り込ませた誠は遥の乳房を指や口で弄び始めた
もう!まこちゃん!と言う遥の声も媚を含んで頼りない
さすがに遥に手を出すのは梓にはハードルが高かったらしく誠の背中に抱きついて誠の乳房や秘所を弄り始めたようだったが俺たち3人に可愛がられて身体を開花させた誠には御馳走程度だったらしく怜子と入れ替わりに遥が俺の腰に跨ると逆に誠から愛撫を受けた梓は喘いでいた
バージンの梓にレズプレイもハードルが高かったのか 遥の後に誠が洗い場に転ばされて俺の愛撫を受ける横でのぼせてうつ伏せに寝転んでいた

じゃあ お先に と怜子と遥が温泉を後にし 俺は誠を腹の上に載せて抱き合いキスをしながは誠の秘所やアヌスを弄っていた
そのうち のぼせがとれた梓が物欲しげにしていたので仰向けにした上に誠を跨らせてキスをさせて2人の秘所を同時にゆっくりと指で弄って昂まらせて行った
梓が充分に興奮したのを見て誠に梓の太腿を割らせて秘所に口付けさせた
太腿を締めたり弛緩させる梓の顔を誠のお尻越しに見ながら腰を両手で掴み誠のアヌスに俺を沈めて行った
好色バージンは俺たちが散々腰を使って果てた後にもまだせがんでくるので俺は寝転んで梓を俺の足の方を向いて胸の上に跨らせた

いいか 俺の股間で元気な奴がいるだろ
アイツを咥えるんだ

梓が躊躇う隙に腰を掴んで秘所を俺の口元に引き寄せてまだ小さなクリトリスを思い切り吸い込んだ

あ って言って前へのめった梓の顔の前に俺自身が来て 頬擦りをする様に梓は躱した
ただ 俺がクリトリスを舐め吸い甘噛みするうちに快感から逃れるように俺を口に咥えて喘いだ

さあ 後は夜だ と初めて男を口に咥えた興奮に今までと違う快感に震えている梓のお尻を パンッと音を立てて叩いて誠に手伝わせて着替えをさせた

自分 まだッスからね と 食事が終わりかけた時 まだキャラ付けしてた頃の口調で誠が俺に言った

ん?何が だ?

自分 まだ ご主人様を咥えた事 無いッスからね!

飲みかけたビールを飲み込みかねて 咽せた

お〜い 誠!

だってぇ 梓の方が先にぃ

怜子と遥は目を丸くして 誠を見たが 一緒に笑い出した
梓は思い出したのか顔を赤くしてモジモジしている
ただ嬉しいのか凄く笑顔になった

ほらぁ と 梓を見て半泣きの駄々っ子みたいな誠を抱き上げた
小柄な誠はスッポリ胡座の中に収まる

分かったから な
後でな

結構 ぶんむくれた誠は扱いにくい
梓も困った様子で窺っているだけだった

遥 ちょっとコイツ 持ってくぞ? と遥と怜子に向けて言い残して誠を抱き上げた
遥は察したふうで頷いた
露天風呂へ降りて行く手間に風景を見渡せる小さな応接スペースがある
湯あたりを冷ます休憩室兼用だろう

俺はカウチに誠を抱いたまま座り 腰を少し浮かして下着を脱いだ
首に齧り付いた誠には分からなかっただろう
拗ねたのが恥ずかしいのか動かない誠を浴衣を帯びを解き 抜いた
嫌々をするように首を振る隙に誠の口を吸い浴衣をはだけ肩を抜いた
まだ明るさの残る景色の中で白い乳房が映える
向こう向きに誠を抱き変える時に浴衣を脱がせて乳房を掴み秘所に手を入れた
小さな下着もクルクルと脚から抜く
ヴァギナのピアスが指に当たる 弦でも爪弾くように撫であげて弾く
コイツとも色々あったよな と考えながらゆっくりゆっくり愛撫する 乳首が硬く尖り 秘所も熱くなる
誠が身体を反らせたり捩ったりして 小さく何か呟いている

何?

…ごめんなさい

ん?聞こえない と向かい合わせに誠を腰の上に跨らせる

ごめんなさい

口を吸って誠の腰に手を掛けて浮かせる
いつものアヌスだと思った誠が腰をずらせるのを強引に秘所の位置に置いて俺をゆっくりと沈めて行く
熱くて充分に濡れたバージンの秘所はキツいながら大きな抵抗もなく俺を飲み込んで行く
俺の太腿の上に誠のお尻がゆっくりと誠の体重を掛ける

これで自分 バージンじゃないッス 
と わざと誠のマネをして大きく目を見開いた誠の顔を覗き込んだ
誠は泣き笑いで涙を流して頷いた

笑ってるうちはまだまだだな 鳴かせてあげましょう

ゆっくりと腕で誠の腰をグラインドして誠が初めて感じる感覚を強めていった
誠の鳴き声が高くなり低くなり 心配して見に来たらしい梓が窓硝子に映ったのが見えた
しばらく口に手を当てて見入っていたようだが怜子か遥が肩を抱いて連れて帰ったようだ
弛緩して重くなった誠を浴衣に包んで部屋に戻るともう寝室は整えられていた
布団の上で梓と怜子が向かい合わせで膝を付けて正座しているが梓は怜子の膝に倒れてしがみついている
浴衣の裾ははだけていた

誠を端の布団に寝かせて 側にいる遥に

どうしたんだ?梓は

と 聞いた 遥は笑いを含んだ顔で 

ご主人様とまこちゃん見て今度は梓ちゃんが羨ましくなっちゃって…  で 最初はこっちからよ って言って

遥が梓の浴衣の裾を捲り上げ白いお尻を見せると 梓のアヌスはお散歩用の1番小さいプラグを飲み込んでいた

ああ なるほど でもこの子は そっちの趣味は無さそうだけどなぁ

まあ それは無理強いしてないですからこれも経験でしょ と 遥は笑う

それはそうと まこちゃん ありがとうございました 普段はいい子なんですけど 臍を曲げる事がたまにあるので

まあ いつも助けて貰ってるし ムードメーカーの誠があれじゃ 後で本人も気にするだろうし ま 今回はいい機会だったと思うよ

んじゃ 今度はこっちのバージン娘か

俺はお尻の奇妙な感覚に震える梓を怜子から引き取って浴衣を脱がせ リビングルームの窓際のテーブルの上に寝かせた
幾ら大きなテーブルでも成人女子は寝転べない
テーブルの端を肩口にして顔はテーブルから落として仰向かせ 膝をまげて脚をテーブルに上げさせた
こうすれば腰が上を向きプラグの負担が減るのだ

慣れないだろう?梓
遥と怜子に気持ち良くして貰いな
俺からは またコレをやろう

梓の両肘を掴んで万歳のようにして仰向いた梓の口の前にソレを持って行った
首を僅かに上げて咥えるのと同時に秘所を遥に吸われ 両乳首を怜子に摘まれて俺を咥えたまま 梓は呻いた
2度目とは言え男のソレを口に咥え ヴァギナが締まる度にアヌスにプラグを感じ秘所と乳首を刺激されて さすがの好色バージンも長くは保たなかった

梓の非日常はオーラルセックスとアヌスの拡張から始まったのだ

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