ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

仮称 梓2影使いから

凄かった…と直ぐに目を覚ました誠が呟いた

すっごいですよ!ご主人様!朝まで可愛がって貰った時の最後の奴が来た時くらい凄かった!もう ど〜ん!と来たんです!あれが あれが

俺は慌てて誠の口を押さえた

こら 梓がいるんだ やめろ セクハラになるぞ
…で そんなに?

黙ってコクコクする誠
怯えたままの梓

取り敢えず執務室ではこれ以上 無理だな 後は家に持ち帰って検討しよう
誠 梓 俺 外すから脱いでくれ

あの ご主人様 今は無理 です



濡れちゃってますから 洗って持って来ます

あ〜 梓?

梓もコクコクして太腿を擦り合わせている

処女に刺激が過ぎたらしい

で 自分で触っても大丈夫なんだな?
よし 分かった
2人は持ち帰りを許可する 他社の特殊機能性ウェアの試作品だから紛失には厳に気をつけてくれ 以上

以降の仕事は期待出来ないので早退させて週末の会社も臨時休業として閉めた

で 土日の夜で怜子と遥に頼んで試してみた
…凄かった 凄過ぎた
性感が何倍にもなるようだった
記録映像も撮ったがヤラセにしか見えない有り様だった
自分の手では何とも無いが触られるのは同性異性を問わなかった
月曜日 誠は遥から情報を聞き込んでいたらしく 美希のようにズルいズルい を連呼した
もう梓がいるのにも関わらずペットのままの誠だった

…仲良いんですね 誠さんと ご…社長

ほら見ろ 梓に冷やかされてるじゃ無いか

でも 姉さんたちだけ ズルい〜 わたしも遊びに行けば良かった

おまえのウェアは洗濯乾燥中だっただろうが!

そんなの無くていいですぅ

馬鹿 本末転倒だ 別途 可愛がってやる まだおまえの分の使用体験報告書 作ってないんだから夜 時間取れ!

約束ですよ〜 と言う誠を事務所に押し出した

振り返るとポツンと残った梓

済まなかったな梓 こんな公私混同は普段はないんだが…姉妹の会話でだいぶ盛った話を聞いたみたいだ 
あ そうだ 君の持ってる分は返してくれるか?

え? と言う梓に

まあ あれは生体機能機能性バイブ とでも言うウェアだと判明した
言うならばアダルトグッズだな
機能性ウェアなら試着体験レポートを起こして貰おうと思ってたんだが 後は大人でやる

でも 仕事ですよね 仕事ならわたしもやります!

いや しかし君はまだバージンだろうが それは…

誠さんもバージンだって言ってました!

アイツどこまで…確かにアイツはバージンだが性的には成熟した大人だ 趣味のバージンなんだ

ズルいです!誠さんばっかり ズルい!わたしもちゃんと構って欲しいんです 家でも 学校でも 無視されて優しくされて付いて行ったら変態の女の人でそれでも構ってくれるならって我慢したのに捨てられて…今度は 今度はどんな酷いことされても辛抱していようとしたら 優しい人で…だから また無視しないで!

びっくりした誠が飛び込んで来たので 事務所のドアを指さしてclose施錠させて 珈琲を持って来させた

珈琲を飲ませて肩を誠に抱かれた梓は少し落ち着いたようだった

う〜ん 何と言うか あのな梓 俺はウチの子を捨てる事はしない で 君はもうウチの子だ キャリアを作ってウチを出て行くんなら止めないけど ウチで働いているのを放り出したりはしない ウチのペットに無理矢理しないのと同じだ
趣味嗜好の問題でな  俺は女性を抗えない快感に堕として悶えさせるのが好きな変態で ご主人様の役割をする ウチのペットたちは俺に飼われて調教される役割を演じる
非日常のプレイをして自分たちの欲望を満足させているんだ
日常的に人の弱みを握り 脅して女を従属させる犯罪者じゃない ここまでは分かってくれるか?

梓の目に少し理解の色が見えた

で 歳の近い誠の場合 短大卒業まで女子校で思春期を拗らせた妄想を膨らませて嗜好的には被虐趣味だったんだ 実際に俺のペットになる迄にはまだ色々 あったがな
でも 君は思春期を独りで過ごして 俺に言わせると社会的には非常識で未熟なまま 自分の身体も心も持て余している

あ 分かった 言わないでいい それでも同じように構って欲しいから同じ事をする!って言うんだろ

ちょっと待て と キャビネットを探して 細長いケースを出して来た
中身は平打ちチェーンのネックレス

誠 とだけ
話の流れを聞いていた誠はシャツを捲り上げ ジーパンを下げた
同じ平打ちチェーンがウェストに掛かっている

ウチの子 3匹ともお揃いのチェーンだ プレイの為のピアスは必要ない ウチの子になりたいなら身に付けておけばいいから
と チェーンを下げて梓の手のひらに置いた

あの誠さん? と誠にチェーンを渡した梓は自分の服を捲り上げて 腹を見せた

おまえの妹分だ 妙な事 教えるなよ と言ったのに 誠は

え〜 知りませんよ ご主人様 と梓のウェストにチェーンを掛けながら梓と笑い合っていた

また 嵌められたか
と思ったが ペット3匹とどう育つか分からない子猫1匹 まぁ 悪い気はしなかった

レポートは改善求む とし 激し過ぎる効果を十分の一程度に落とす改善を提案した 楽しめない快感はプレイを成立させない として証拠映像を3本 梓のは割愛した
どうしてもと譲らなかったので チューブトップだけを許しカウチに寝かせて誠に触らせた
梓は 大いに懲りたらしく以後大人しくなった
後日 ようようと改善点を修正した最終プロトタイプを3セット持参した美希が 特殊合金繊維の効果と緩い編み方を思い付いた自分の天才 生体電気に作用して合金の発生させる磁場を他人の生体電気が干渉した時に起こるサージが及ぼす影響を得々と語っている時に梓が珈琲を運んで来た

え?あら?あなた?

はい お久しぶりです

え?でも?

なんだ ウチの子になにか文句でもあるのか?

あれからご主人様にお世話になってます
と 態とご主人様呼びした梓は頭を下げて部屋を出て行った

ず る い〜!

だ ま れ!

声の大きさで美希を押さえ込んで 俺はプロトタイプを指さして

もうワンセット手配して送れ! と ぐぬぬしている美希に命じた

コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品