ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

影遣い番外編2

仕掛けは簡単だった
遥の写真をセレクトしてフォトブックを作った
発行奥付や出版コードも付けて流通写真集の形にした
秘所のピアスのアップ
ピアスが並ぶ真ん中に押し込まれようとする銀の卵
ピアスに順に通されて行く黒紐
男の手がクリピアスの所で紐を左右に引いて締めるアップ
小さな蝶結びとクリピアスに付けられた短い石付きチャーム
セミロングのカツラの髪が白い背中を半ば隠してしゃがみ込む白いお尻
顔は出さず身体も全体を出さず調教され悶え乱れる遥の写真集
新しく撮り下ろして自分の保存版にする積もりで作ったから良い物が出来た
これを22冊 無造作にひしゃげた段ボールに積めて事務所に持ち込んだ

まこちゃん これしまっておいて

はーい 何ですか?

今 身元調査に入ってる某重役さんのイケない発禁本
自費で出そうとして発禁食らったもんらしいけど 処分すりゃいいのに仕舞い込んでたから 調査のついでに自発的に押収して来た

と 笑って執務室に入った
すぐにスマホのアプリを立ち上げ防犯カメラで事務所の誠を見る
箱から出して本を揃えてキャビネットの空きを確かめながら本を開いて見た誠は固まり じっくり見始めた
誠の好みの女体に 興味がある責め
見ない筈は無い
俺は30分程経ってから

まこちゃん 珈琲くれ

はーい

と 顔を赤らめた誠が珈琲を持って入って来た

俺は笑って
ヤバいだろあれ 適当に詰めて持って帰って来ちゃったけど何冊くらいあった?

あ 21冊ッス

と 言って出て行った
本来なら自分の趣味分野の話題だから喋り続けてもおかしくないかのだが 退社時間まで誠は無口だった
こうして誠は自分の姉の被虐写真集を手に入れた

あれ 誠 持って帰ったぜ 俺の言った通り 好みの女と言うだけあって間違いないな 今頃 自分の部屋のベッドの上で楽しんでる筈だ

遥は自分の写真集を広げて上目遣いに俺を見た
俺が15冊持ち 遥に1冊 怜子にも1冊 進呈している

ホントに上手く行くと思います?

と聞いて来た

まあ 間違いなくな

週末 遥の非番に合わせて誠の遅くなった歓迎会をする事にして遥から誘わせた
俺が言うと下心がどうとか拗らせた事を言うに違いないので
その代わり 誠が行った事の無いような大人なラウンジを予約した
怜子が仕事を終えて合流した時には結構 誠は回って饒舌に姉を口説いていた
後の事もあるので 誠に分からないようにソフトドリンクに変えて 代わりに遥には甘めのカクテルを勧めてお開きの頃には潰れるようにした
誠は姉の住所にはあやふやな記憶しか無く酔っている今はまるで無理だった

俺の所へ来い ゲストルームもある広さだから遠慮は要らない

と言ってタクシーを止めてヘニョヘニョ言う誠を先に寝てる遥を真ん中 怜子に後ろで面倒見て貰って 俺は前で道を指示した
敢えて 遥の部屋では無くゲストルームのベッドに遥を寝かせて 誠に今夜は酔い過ぎだから風呂はやめておけ 朝 シャワーでも風呂でも提供するから と言い フリーサイズの女物のシャツとパンツを2着 渡して姉さんも着替えさせてやれ と言ってドアを閉めた
当然 俺の事だからゲストルームにはカメラ付きだ
俺たちはシャワーを済ませて遥たちの様子を見た
ちょうど 自分は着替えた誠が姉の上着を脱がして上半身を裸にした所だった
まだ 酔っている誠は姉の乳房を触ったりする余裕があるようだった
シャツを着せようとして思うようにいかない誠は先に姉のストッキングを脱がせスカートを脱がせてまた見事に固まって姉の秘所を凝視した
卵こそ挿れてないがヴァギナはピアスを通した黒紐で硬く締められクリピアスには写真集で見た短い石付きのチャームが光っていた
よろよろ姉の足元にしゃがんだ誠は顔を寄せ そっと手を出しピアスの列を触り チャームを引っ張った

ううーん と寝返りを打ち白いお尻を見せた遥の肛門にはリード用のプラグが刺さっていた

ガクガク身体を揺らした誠だったが ベッドに上がって遥の横に座り込み おずおずと姉の身体に腕を差し入れて仰向けにし 口付けた
乳房を触り クリピアスのチャームを引っ張って一例に並んだラヴィアピアスを愛おしそうに撫でた
ピンクと銀のコンビにも気がついたようだった
ふと気づいて自分も裸になり姉に覆い被さり秘所を付けた
チャームが気になったのか チャームを臍の上に上げて改めて秘所を擦り合わせた
充分 童貞の幻想を楽しませてから

な 遥 心配要らないって言ったろ

と 俺がドアから入って行くと絵に描いたように誠が真っ青になった
固まった誠を遥が起き上がって抱き締めた

まこちゃん こんな姉さんを嫌いにならないでね まこちゃんには皆んな見せるから

と 言って誠を離して 代わりに近づいた裸の怜子に抱きついた
ヴァギナはキツく閉まっているのでチャームだけを外して怜子の貰って来たフレキシブル双頭バイブのプラグ側をリード用プラグを抜いた自分の肛門に押し挿れ 生やした擬似ペニスで横たわる怜子の脚を割り 怜子を犯した
誠は虚を突かれ俺が後ろ手にハンドカフを締めても気づかなかった
細身の身体に似合わない豊かに形のいい乳房を俺に掴まれて我に返った
唖然とした顔で俺を振り返ったが構わず抱き上げ 遥たちが呻き悶える側に胡座をかいてその上に誠を座らせ ゆっくり乳首の周りを指で撫でた
目の前では実の姉が女を犯しながら呻いている
自分の身体は今まで感じた事のない快感が走り ビリビリしている
後ろからは日頃 見慣れた自分の雇い主が自分を抱き締め 今 背後から自分の秘所を指で割りクリトリスを探っている

ああ 見て まこちゃん 姉さんを見て 姉さんはこんな女なの 気持ちいい事をされて飼われている女なの 嫌いにならないで 嫌いにならないでね

ああ 姉さん 気持ちいいよ 姉さん これ何 熱いよ アソコが熱い 気持ちいいよ 姉さんみたいにされたい 飼われたい アソコにピアスも欲しいよ

誠の言葉は遥の口付けで塞がれて ハンドカフを外した身体の方はペットたち2匹が運んで行き 身体中を吸われ舐められているようだった
俺は部屋へ戻り 一人で寝た

コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品