ちょっとHぃショートショート
影遣い 番外編1
挙式は6月の末になった
普通の式でいいと言ったので家族同僚少人数の挙式になった
怜子の姉の美希や後輩の遥 あんな普通の両親からなぁ と俺はため息をついた
挙式前に怜子と遥のラヴィアピアスの右側のボールピアスは特注のピンクゴールドのボールピアスと取り替えた
今までの奴はプラチナだったから悪い物じゃないけど銀色で色気が無い
ピンクゴールドを入れた事で銀とピンクのボールが交互に並び綺麗な見ものになった
花嫁姿の怜子は綺麗だった
遥も潤んだ目で怜子を見ていた
2人は自分たちの結婚だと思っている節がある
当然 白いウェディングドレスの怜子もピンクのミニドレスの遥もスカートの中は紐で締められたヴァギナにピアスが光っている筈だ
交換したプラチナのピアスは鋳潰してピンクゴールドとコンビのリングを同一意匠で3本 作った
怜子と遥にやり 俺が一本 持っている
式場の遥の指にも光っていた
俺の親や姉貴は現し身だった アイツら ホント息子には愛情が薄い 3人ともやけにニコニコして口数少なく座っていた
司会にはくれぐれも俺の親族に話を振るな と言い含めた
式は無事に済んだ
美希がマンションまでついて来たがったがハネムーン中だ と断った
アイツ さっそく人妻の調教を結婚式の夜に企みやがって まあ 分かっていたが
広いマンションにした
個室は3つと広いリビング 遥には一室与え 俺たちに一室 ゲストが泊まれるように一室 怜子たちは看護士で勤務も夜勤ありき なので俺がゲスト室に寝ている事もある
俺の性生活はノーマルだ
オーラル アナルも楽しむがプライベートとプレイは分けている
俺は女が拘束され快感に悶えて自分では逃れられない状況で救いを求める目が好きな嗜好なんだ
苦痛を与えて楽しむ趣味は無い
まあ 美希の鬼畜と付き合っているのも最低限 そこのところが共通するからだろう
ただ まあ アイツの雄のペットに対する扱いには興味は無いし1度 プレイ映像を見せられたが これ切りにしろ と強く言い渡してからはほどほどの距離感で付き合っている
時々 ペットを捨てる悪癖にはウンザリだが
だからハネムーンのベッドの上の怜子はただ全裸で俺に抱かれ呻きよがっているだけだ
身体にもラヴィアピアスしか付けていない
周りを銀やピンクに光るボールで縁取られたヴァギナで俺を飲み込んでいる
極めてノーマルなまぐあいだ
全裸でドアノブにリードを繋がれて女の子座りをしている遥を除いては
遥にもプライベートでは仕掛けを全部 外させている
今夜は半分プレイだが
リードは首の細い首輪に繋いでいるしウェストの平打ちチェーンのロングネックレスは気に入って遥が付けているだけだ
俺と怜子が散々 ベッドで楽しみ 怜子が絶頂で気を失った後 俺は遥のリードを引いてベッドに上げ 首輪を外して気を失っている怜子を与えた
遥は嬉しそうに怜子の唇 乳首 臍 クリピアスに口付けして自分たちの脚を絡めて秘所を合わせた
暫く ラヴィアピアスが擦れ合うカチカチと言う音がして気がついた怜子の
ああ 遥ちゃん 遥ちゃん
先輩 先輩 あああ
と言う声を聴きながら俺は眠りについた
次の日は怜子は休み 遥は遅番 俺は案件無しでゆっくり出る
式のひと月前からの同居なので 生活ルーチンは出来ている
市街から離れたマンションだが病院や医療機関も市内を避けて建てられるからバスや電車のアクセスは良い
マンションのセキュリティもしっかりしているから 駅 バス停からの道すがらだけ気をつければ安心だ
のんびりした朝食で同居当初は完全ペットで飼われる積もりで興奮が治らなかった遥もようやく日常と言うものに慣れた
コイツは被虐趣味を変態犯罪者に調教されてニンフォマンにされた経緯があるから仕方ない
あのご主人様
と これだけはプライベートでもやめない遥が言った
うん?
ちょっと 妹の事で相談があるんですけど
相談と言うのは短大卒業してふた月に入ろうとするのに就職が決まらなかった妹の話だった
いい子なんだけど ちょっと変わって居て個性が強いせいで面接で落とされる を繰り返しているのに本人はケロッとして焦る様子もなく短期バイトを繰り返しているらしい
自分と同じ女子の一貫校から女子短大を卒業した 2人姉妹の事を心配だ と
手取り18万で 交通費実費支給で不定期営業だけど基本 土日休みでいいなら面接するけど?
え いいんですか
うん 事務仕事して貰う人間 増やす積もりだったんだ
事務所も大きなとこへ越してふた部屋になったから プレイもOKだし 余計 興奮するだろ?
バカ と言って顔を赤らめた遥は もう妹の居る部屋の奥で調教される自分の姿を思い浮かべているんだろう
本人の気に入らない場合もあるからな と念を押した
自分 男に興味ないんで 社長さんも期待しないで下さい
と 開口一番 強烈だった
誠は 姉から姉の先輩の旦那さんの調査事務所の面接 とだけ聞いて来た と
パンツのリクルートスーツに革靴 小柄で細身のショートヘア
20歳の女なのに思春期前の少年のように装っているし そう見える
実際 カミングアウトしますけど 女の方が好きなんです
自分の姉 あれはタイプです
まあ 同級生には腐女子呼ばわりですよ
社長室から出て来られる時 見えたんですか あれ ボンデージスーツっスか?
ああ あれはアメコミ好きでね キャットウーマンのキャットスーツをイメージして作らせたんだ ウチのイメージアイコンにしようとしたけど 著作権が ねえ
そんな雑談をして面接終了した
最初のカマシとカミングアウトで落ちたと思ったんだろう
遥が合格を伝えても信用しないんで 改めて俺から誠に電話を入れた
来週から来てくれるか?事務所内での事務仕事だから私服でいいよ 客が来た時はお茶出し頼むけど私服で構わない
え?自分でいいですか?オタクの女好きで姉貴みたいな美人じゃないし 変な下心ないっスよね?
まあ こんな商売だし変わった人間には慣れてる エリート社員を信用調査したら女装趣味だったとか 重役さんが被虐趣味のドMとか ね
仕事に影響しないんだったら構わないよ SでもMでも
君はお姉さんからいい子だって聞いてるしね
…お世話になるっス
俺のアンテナが『被虐趣味』に反応した誠にちょっと引っかかったが 遥の妹だしな と流した
事務所のレイアウトは部屋の左寄りにドア 事務所をパーティションで仕切って 入った所が応接スペース 奥がデスクとキャビネットを置いて事務スペースにした
応接スペースの奥に俺の執務室のドア
ドアを開けた正面に俺のデスクで 横の窓際にカウチを置いて休憩スペースにした
ドールケースはドアの閉開時に見える と誠が言ったので ドア側の壁に移した ドアを開けたらドアの影になる位置だ
誠は物覚えは良かった
10時18時の勤務時間内はクルクル働いた
当初は俺がほったらかしにしていた事務仕事が山積していたから
ただ執務室には入らないように厳命した
個人情報のヤバい奴や守秘義務の中でも違約金が洒落にならないものを保管してある と言ったら信用した
あと 事務所に防犯カメラが2台 執務室にも1台 あると言って置いた
まあ 執務室はケースにも1台 当てているから2台だが
何か 慣れるまでイレギュラーがあるといけないんで7月中の事務所でのプレイは控えた
その分 マンションではスイッチを切り替えて非番の方のペット調教はした
途中 どうしても貸し出せ と美希が駄々をこねたので俺同伴 遥とセットで と条件を付けて ペット2匹の休みが合った前日の夜から貸出し調教を行った
明け方に1度 仮眠休憩を入れ 適時 休みを取らせかながら夜8時までのプレイを一度だけ
俺は内容には口を出さず 撮影に努めた
メディアとバッテリーの交換を数度 編集しても2時間半の大作になったので貸出しと併せて 料金を請求した
いつも通り ヘラヘラ言い抜けようとしたが遥の今までの全記録のコピーをようやく 出して来た
8月に入ってやっと
遥が2回 怜子が3回 事務所で放置プレイを行う事が出来た
8時30分に事務所に入り キッチリ衣装 道具を付けさせて休憩も入れて 誠の出勤の挨拶を聞いてケースの鍵を閉めた
遥の興奮は凄くて 1度目はケースがカタカタ言うほどだった
実際 顔のハーフマスクで鼻までは隠れているが胸と股間が露出している遥のキャットスーツでは興奮しない方がおかしい
2度目も興奮していたがそれでも少し慣れた様子が見えたのでケースを開け 座っている脚を開かせてクリピアスにミニローターの下げた
珍しく 遥が俺の腕を押さえてイヤイヤをしたが押さえて装着してからケースを締めながら 誠に声を掛けて1時間ほど 外出した
実際 事務所近くの喫茶店でのんびり珈琲を飲みながら スマホ連動のカメラ映像を切り替えながら見ていただけだ
後で遥に聞くと大層 感じたそうだった
ケースの床も雨漏りしたような濡れ具合だった
怜子の時も変わらなかったが3度目はわざと怜子を10時30分過ぎに来させて誠に妻だ と紹介した
10分ほど 雑談をして 後は構わないでいい と言って怜子を連れて執務室に入った
普通の夫婦の日常会話をしながら 手振りで全裸にさせた
わざと道具は一切付けさせず 持って来させた
お尻にローションをつけてプラグ挿れ 細い赤皮のリードを付けて股間を通し 押し込んだ卵がヴァギナから落ちないように怜子に胸元でリードを引っ張らせている間にラヴィアピアスに赤紐を通してリードごとヴァギナを靴のように絞める
そのまま怜子にはリードを持たせてウエストに平打ちのしっかりしたロングチェーンネックレスを巻き留める
首に赤い細皮のネックレスを付け ネックレスのチャームのリングにリードの端を通して 締まり具合を確かめる為にリードを上に引いた
うっ と怜子が呻いたんで動きを止めて窺った
スカートは膝丈の濃い色の薄布を重ねたレイヤースカート
ブラウスは細い赤とオレンジのストライプ柄のノースリーブ
スカートの下を股間を通って胸元に伸びる赤いリードはよく見れば分かる程度だ
夏場はリードが透けて目立つので意図してプレイする時以外は気をつけ無ければならない
興奮でブルブル震える怜子の首にリードを皮ネックレスのように2度巻きつけた
じゃ 出ようか と怜子の肩を抱いてドアを開けた
まこちゃん ちょっと妻を送ってくから30分ほど頼むよ
はーい
誠はあっさりしてて趣味の事以外は言葉が少ない
まあ 休み時間に趣味方面には饒舌になるが
現し身を出して聞き出したら一発なのだが 誠には敢えてアナログな手法で雑談に紛れて性向を調査した
性同一性障害を仄めかしたり加虐趣味の女好きを主張しているが 誠は女子だけの学校を二十歳まで続けて男に免疫のない処女で耳年増でSMの事をあれこれ聞き齧ったシスコンを拗らせて姉に対する甘えを姉の調教と言う形で膨らませているのに気づいていない上 それが自分の被虐願望の裏返しだと言う事にも気づいて居ない 擬似童貞だ
怜子の夜勤の夜 プレイ前にリビングのラグに座りながら そんな話を遥に伝えた
え 嘘嘘 嘘ですよ まこちゃんがわたしをそんな目で見てるなんて
変わってるけど いい子ですよ?
まあ拗らせシスコンのSM趣味の だけどな
本気で言ってます?
ああ じゃ見るか?
と見せたのは事務所の防犯カメラの映像
ファイルの整理が先週 片付いた時のものだ
最近のは急ぎで整理しないと行けない関係でウチの事務所の最初の仕事が最後になった
依頼者は美希
要求された報告書は怜子や遥含めた被害者側の証拠データに偏った物だった
多分に依頼者の趣味によるものだか金を出す方の要求は強い
看護主任や看護師長が持っていた特別室の映像はありふれたAVだったが外科部長の秘蔵ポラは加虐趣味を極めた逸品だった
オリジナルは俺が個人的に秘匿してあるが報告書の控えでは個人が特定出来る顔や身体的特徴は消してある
だがファイルを処理仕掛けた誠は内容を確認しようとパラパラ開けたが 写真のコピーの所で固まり凝視した
ゆっくり何回も見返して居たが 中でも1番 誠が見つめていたのは特徴的な調教風景のポラロイドの複写だった
勿論 手足を広げて拘束され白いお尻を責められているのは遥だった
え でも だって姉妹ですよ わたし達
怜子と美希もな
忘れたか まあ 同じ趣味に引っ張り込め と言ってる訳じゃ無い
童貞に気をつけてやれ と言ってるんだ
遥は太腿をピアスがカチカチ言うほど擦り合わせた
おい ひょっとして誠に見て欲しいのか 君を全部?
…まこちゃんが それでわたしを嫌いにならないなら…
いいかなって
アイツは加虐趣味の積もりだけど 君と同じ されたい飼われたい方だぞ
君が望むなら姉妹揃って 飼ってやろうか?
遥は 声も出さずにコクコクした
こうして 誠は姉に売り渡された
普通の式でいいと言ったので家族同僚少人数の挙式になった
怜子の姉の美希や後輩の遥 あんな普通の両親からなぁ と俺はため息をついた
挙式前に怜子と遥のラヴィアピアスの右側のボールピアスは特注のピンクゴールドのボールピアスと取り替えた
今までの奴はプラチナだったから悪い物じゃないけど銀色で色気が無い
ピンクゴールドを入れた事で銀とピンクのボールが交互に並び綺麗な見ものになった
花嫁姿の怜子は綺麗だった
遥も潤んだ目で怜子を見ていた
2人は自分たちの結婚だと思っている節がある
当然 白いウェディングドレスの怜子もピンクのミニドレスの遥もスカートの中は紐で締められたヴァギナにピアスが光っている筈だ
交換したプラチナのピアスは鋳潰してピンクゴールドとコンビのリングを同一意匠で3本 作った
怜子と遥にやり 俺が一本 持っている
式場の遥の指にも光っていた
俺の親や姉貴は現し身だった アイツら ホント息子には愛情が薄い 3人ともやけにニコニコして口数少なく座っていた
司会にはくれぐれも俺の親族に話を振るな と言い含めた
式は無事に済んだ
美希がマンションまでついて来たがったがハネムーン中だ と断った
アイツ さっそく人妻の調教を結婚式の夜に企みやがって まあ 分かっていたが
広いマンションにした
個室は3つと広いリビング 遥には一室与え 俺たちに一室 ゲストが泊まれるように一室 怜子たちは看護士で勤務も夜勤ありき なので俺がゲスト室に寝ている事もある
俺の性生活はノーマルだ
オーラル アナルも楽しむがプライベートとプレイは分けている
俺は女が拘束され快感に悶えて自分では逃れられない状況で救いを求める目が好きな嗜好なんだ
苦痛を与えて楽しむ趣味は無い
まあ 美希の鬼畜と付き合っているのも最低限 そこのところが共通するからだろう
ただ まあ アイツの雄のペットに対する扱いには興味は無いし1度 プレイ映像を見せられたが これ切りにしろ と強く言い渡してからはほどほどの距離感で付き合っている
時々 ペットを捨てる悪癖にはウンザリだが
だからハネムーンのベッドの上の怜子はただ全裸で俺に抱かれ呻きよがっているだけだ
身体にもラヴィアピアスしか付けていない
周りを銀やピンクに光るボールで縁取られたヴァギナで俺を飲み込んでいる
極めてノーマルなまぐあいだ
全裸でドアノブにリードを繋がれて女の子座りをしている遥を除いては
遥にもプライベートでは仕掛けを全部 外させている
今夜は半分プレイだが
リードは首の細い首輪に繋いでいるしウェストの平打ちチェーンのロングネックレスは気に入って遥が付けているだけだ
俺と怜子が散々 ベッドで楽しみ 怜子が絶頂で気を失った後 俺は遥のリードを引いてベッドに上げ 首輪を外して気を失っている怜子を与えた
遥は嬉しそうに怜子の唇 乳首 臍 クリピアスに口付けして自分たちの脚を絡めて秘所を合わせた
暫く ラヴィアピアスが擦れ合うカチカチと言う音がして気がついた怜子の
ああ 遥ちゃん 遥ちゃん
先輩 先輩 あああ
と言う声を聴きながら俺は眠りについた
次の日は怜子は休み 遥は遅番 俺は案件無しでゆっくり出る
式のひと月前からの同居なので 生活ルーチンは出来ている
市街から離れたマンションだが病院や医療機関も市内を避けて建てられるからバスや電車のアクセスは良い
マンションのセキュリティもしっかりしているから 駅 バス停からの道すがらだけ気をつければ安心だ
のんびりした朝食で同居当初は完全ペットで飼われる積もりで興奮が治らなかった遥もようやく日常と言うものに慣れた
コイツは被虐趣味を変態犯罪者に調教されてニンフォマンにされた経緯があるから仕方ない
あのご主人様
と これだけはプライベートでもやめない遥が言った
うん?
ちょっと 妹の事で相談があるんですけど
相談と言うのは短大卒業してふた月に入ろうとするのに就職が決まらなかった妹の話だった
いい子なんだけど ちょっと変わって居て個性が強いせいで面接で落とされる を繰り返しているのに本人はケロッとして焦る様子もなく短期バイトを繰り返しているらしい
自分と同じ女子の一貫校から女子短大を卒業した 2人姉妹の事を心配だ と
手取り18万で 交通費実費支給で不定期営業だけど基本 土日休みでいいなら面接するけど?
え いいんですか
うん 事務仕事して貰う人間 増やす積もりだったんだ
事務所も大きなとこへ越してふた部屋になったから プレイもOKだし 余計 興奮するだろ?
バカ と言って顔を赤らめた遥は もう妹の居る部屋の奥で調教される自分の姿を思い浮かべているんだろう
本人の気に入らない場合もあるからな と念を押した
自分 男に興味ないんで 社長さんも期待しないで下さい
と 開口一番 強烈だった
誠は 姉から姉の先輩の旦那さんの調査事務所の面接 とだけ聞いて来た と
パンツのリクルートスーツに革靴 小柄で細身のショートヘア
20歳の女なのに思春期前の少年のように装っているし そう見える
実際 カミングアウトしますけど 女の方が好きなんです
自分の姉 あれはタイプです
まあ 同級生には腐女子呼ばわりですよ
社長室から出て来られる時 見えたんですか あれ ボンデージスーツっスか?
ああ あれはアメコミ好きでね キャットウーマンのキャットスーツをイメージして作らせたんだ ウチのイメージアイコンにしようとしたけど 著作権が ねえ
そんな雑談をして面接終了した
最初のカマシとカミングアウトで落ちたと思ったんだろう
遥が合格を伝えても信用しないんで 改めて俺から誠に電話を入れた
来週から来てくれるか?事務所内での事務仕事だから私服でいいよ 客が来た時はお茶出し頼むけど私服で構わない
え?自分でいいですか?オタクの女好きで姉貴みたいな美人じゃないし 変な下心ないっスよね?
まあ こんな商売だし変わった人間には慣れてる エリート社員を信用調査したら女装趣味だったとか 重役さんが被虐趣味のドMとか ね
仕事に影響しないんだったら構わないよ SでもMでも
君はお姉さんからいい子だって聞いてるしね
…お世話になるっス
俺のアンテナが『被虐趣味』に反応した誠にちょっと引っかかったが 遥の妹だしな と流した
事務所のレイアウトは部屋の左寄りにドア 事務所をパーティションで仕切って 入った所が応接スペース 奥がデスクとキャビネットを置いて事務スペースにした
応接スペースの奥に俺の執務室のドア
ドアを開けた正面に俺のデスクで 横の窓際にカウチを置いて休憩スペースにした
ドールケースはドアの閉開時に見える と誠が言ったので ドア側の壁に移した ドアを開けたらドアの影になる位置だ
誠は物覚えは良かった
10時18時の勤務時間内はクルクル働いた
当初は俺がほったらかしにしていた事務仕事が山積していたから
ただ執務室には入らないように厳命した
個人情報のヤバい奴や守秘義務の中でも違約金が洒落にならないものを保管してある と言ったら信用した
あと 事務所に防犯カメラが2台 執務室にも1台 あると言って置いた
まあ 執務室はケースにも1台 当てているから2台だが
何か 慣れるまでイレギュラーがあるといけないんで7月中の事務所でのプレイは控えた
その分 マンションではスイッチを切り替えて非番の方のペット調教はした
途中 どうしても貸し出せ と美希が駄々をこねたので俺同伴 遥とセットで と条件を付けて ペット2匹の休みが合った前日の夜から貸出し調教を行った
明け方に1度 仮眠休憩を入れ 適時 休みを取らせかながら夜8時までのプレイを一度だけ
俺は内容には口を出さず 撮影に努めた
メディアとバッテリーの交換を数度 編集しても2時間半の大作になったので貸出しと併せて 料金を請求した
いつも通り ヘラヘラ言い抜けようとしたが遥の今までの全記録のコピーをようやく 出して来た
8月に入ってやっと
遥が2回 怜子が3回 事務所で放置プレイを行う事が出来た
8時30分に事務所に入り キッチリ衣装 道具を付けさせて休憩も入れて 誠の出勤の挨拶を聞いてケースの鍵を閉めた
遥の興奮は凄くて 1度目はケースがカタカタ言うほどだった
実際 顔のハーフマスクで鼻までは隠れているが胸と股間が露出している遥のキャットスーツでは興奮しない方がおかしい
2度目も興奮していたがそれでも少し慣れた様子が見えたのでケースを開け 座っている脚を開かせてクリピアスにミニローターの下げた
珍しく 遥が俺の腕を押さえてイヤイヤをしたが押さえて装着してからケースを締めながら 誠に声を掛けて1時間ほど 外出した
実際 事務所近くの喫茶店でのんびり珈琲を飲みながら スマホ連動のカメラ映像を切り替えながら見ていただけだ
後で遥に聞くと大層 感じたそうだった
ケースの床も雨漏りしたような濡れ具合だった
怜子の時も変わらなかったが3度目はわざと怜子を10時30分過ぎに来させて誠に妻だ と紹介した
10分ほど 雑談をして 後は構わないでいい と言って怜子を連れて執務室に入った
普通の夫婦の日常会話をしながら 手振りで全裸にさせた
わざと道具は一切付けさせず 持って来させた
お尻にローションをつけてプラグ挿れ 細い赤皮のリードを付けて股間を通し 押し込んだ卵がヴァギナから落ちないように怜子に胸元でリードを引っ張らせている間にラヴィアピアスに赤紐を通してリードごとヴァギナを靴のように絞める
そのまま怜子にはリードを持たせてウエストに平打ちのしっかりしたロングチェーンネックレスを巻き留める
首に赤い細皮のネックレスを付け ネックレスのチャームのリングにリードの端を通して 締まり具合を確かめる為にリードを上に引いた
うっ と怜子が呻いたんで動きを止めて窺った
スカートは膝丈の濃い色の薄布を重ねたレイヤースカート
ブラウスは細い赤とオレンジのストライプ柄のノースリーブ
スカートの下を股間を通って胸元に伸びる赤いリードはよく見れば分かる程度だ
夏場はリードが透けて目立つので意図してプレイする時以外は気をつけ無ければならない
興奮でブルブル震える怜子の首にリードを皮ネックレスのように2度巻きつけた
じゃ 出ようか と怜子の肩を抱いてドアを開けた
まこちゃん ちょっと妻を送ってくから30分ほど頼むよ
はーい
誠はあっさりしてて趣味の事以外は言葉が少ない
まあ 休み時間に趣味方面には饒舌になるが
現し身を出して聞き出したら一発なのだが 誠には敢えてアナログな手法で雑談に紛れて性向を調査した
性同一性障害を仄めかしたり加虐趣味の女好きを主張しているが 誠は女子だけの学校を二十歳まで続けて男に免疫のない処女で耳年増でSMの事をあれこれ聞き齧ったシスコンを拗らせて姉に対する甘えを姉の調教と言う形で膨らませているのに気づいていない上 それが自分の被虐願望の裏返しだと言う事にも気づいて居ない 擬似童貞だ
怜子の夜勤の夜 プレイ前にリビングのラグに座りながら そんな話を遥に伝えた
え 嘘嘘 嘘ですよ まこちゃんがわたしをそんな目で見てるなんて
変わってるけど いい子ですよ?
まあ拗らせシスコンのSM趣味の だけどな
本気で言ってます?
ああ じゃ見るか?
と見せたのは事務所の防犯カメラの映像
ファイルの整理が先週 片付いた時のものだ
最近のは急ぎで整理しないと行けない関係でウチの事務所の最初の仕事が最後になった
依頼者は美希
要求された報告書は怜子や遥含めた被害者側の証拠データに偏った物だった
多分に依頼者の趣味によるものだか金を出す方の要求は強い
看護主任や看護師長が持っていた特別室の映像はありふれたAVだったが外科部長の秘蔵ポラは加虐趣味を極めた逸品だった
オリジナルは俺が個人的に秘匿してあるが報告書の控えでは個人が特定出来る顔や身体的特徴は消してある
だがファイルを処理仕掛けた誠は内容を確認しようとパラパラ開けたが 写真のコピーの所で固まり凝視した
ゆっくり何回も見返して居たが 中でも1番 誠が見つめていたのは特徴的な調教風景のポラロイドの複写だった
勿論 手足を広げて拘束され白いお尻を責められているのは遥だった
え でも だって姉妹ですよ わたし達
怜子と美希もな
忘れたか まあ 同じ趣味に引っ張り込め と言ってる訳じゃ無い
童貞に気をつけてやれ と言ってるんだ
遥は太腿をピアスがカチカチ言うほど擦り合わせた
おい ひょっとして誠に見て欲しいのか 君を全部?
…まこちゃんが それでわたしを嫌いにならないなら…
いいかなって
アイツは加虐趣味の積もりだけど 君と同じ されたい飼われたい方だぞ
君が望むなら姉妹揃って 飼ってやろうか?
遥は 声も出さずにコクコクした
こうして 誠は姉に売り渡された
コメント