ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

商売 影遣い2

商売 間違えたかなあ
と 暇を持て余して応接カウチでため息をついた
初仕事は上手くいって 高瀬の姉貴にも電話報告だけして 報酬と引き換えの報告書を制作中に 高瀬怜子が姉貴に色々 バラした挙句 自分が俺に「飼われて」いる と惚気たらしい
逆鱗あり と言うのを絵に描いたような勢いで俺に食って掛かって 報酬なんてとんでもない 妹の分の金を払え!と吠えた
金で妹 売っぱらうつもりか とコチラも吠えたら週一で目隠し緊縛して貸し出せ とマジの目付きで食い下がった
姉妹で直接交渉しろよ 俺はいいからって言ったのに 黙って妹を調教する背徳感がいいんじゃない と本音を吐きやがった
本来の報酬をくれるなら 共同で週一 ってところで手を打った
他人の事は言えないがコイツも大概 外道だった

で 約束の水曜日 怜子の非番の日に俺の事務所でって事で時間を打ち合わせた
怜子の到着から30分後 用意が出来たらメールを送る と
小柄で胸と尻の張り出した怜子が子犬のように尻尾を振って事務所に入ってくる
…姉貴に調教されるとも知らずに
飼い主の有無を言わさぬ命令口調で服を全て脱ぐように言い 両耳にワイヤレスイヤホンを入れバンデージテープで目から耳にかけて厚めに何周も巻いて目隠しを兼ねる
その上から薄い皮の前頭マスクを被せ 同じ黒の薄皮のキャットスーツを着せて全身を覆う
但し 股間とお尻は全露出なので同じ皮のミニスカを履かせ高いヒールを履かせる
指の先から足の先まで薄皮に覆われていて前頭マスクから見える口だけが生々しい
これは金髪ボブのカツラ付きのラブドールのセラミック面を被せて出来上がり
張り出した胸はホックを外せば全露出出来るスーツだ
スマホのマイクで怜子に話す

これから手を引いて君を硝子のドールケースに案内するから中に入って身動きせずに立っていろ
君はマネキンで 俺の用に立つ時はラブドールだ 分かったな?
ケースの中は外から丸見えで客に見られる
ケースの蓋を開けたらラブドールだ
イヤホンには音楽を流すからケースに入ったら 外の事は分からなくなる
俺がいいと言うまで君は人形だ
よし ついて来い

怜子の手を引いて俺のデスク脇に置いたケースに入れて振り向かせ ポンポンと両肩を叩いて 股間を掌で持ち上げるように触ってみた
もうすっかり興奮してびしょびしょだった
音を立てて蓋を閉め 鍵を回した
機密性は硝子の四隅が切ってあるから心配無い

じゃ 君は今から人形だ

と ミュージックプレイにした

俺が仕上がりを点検してると高瀬姉 美希が事務所のドアを開けた

おいおい ノックぐらいしろよ

どうせ お客さんなんかいないんでしょ
あら 真昼間から変態ね

と 繁々とケースを見回した

あらあら ラブドールじゃない これ どうしてるの

耳にはワイヤレスイヤホンで音楽流してるし 前頭マスクの下にも目隠ししてるから見えないし聞こえないさ
ミニスカの下は露出済みだし胸はホックで全露出出来るぞ
ケースから出したらラブドールだ と指示してある

あらあら 怜子もとんだご主人様に飼われているのね

おまえもだろうが
まあ 薄皮とは言え手で触ったくらいじゃ俺じゃないとは思わないさ
 
さて じゃあどうやって遊ぼうかしら

と 何やらバックから道具を色々 取り出している
ワイヤレスバイブ
尻尾付きプラグ
赤い首輪
クリップ付きミニローター
ボールギャグ
ハンドカフ

おいおい 商売でもする気か

ほんの一部よ ウチの愛奴ちゃんのお気に入りだけ持って来たんだから

おまえは昔からバイの女王様だったもんなあ

いいから 開けて早く

俺がケースを開けると慣れた手つきで胸のホックを開けて乳房を出し両乳首にクリップでミニローターを下げて弱作動させて胸カバーを戻した
少しローターのシルエットが膨らんでいるが違和感はない
次にプラグにクリームを塗り
しゃがんで怜子のお尻にもクリームを塗り込んだ
冷たさに怜子は身を捩ったが太腿を叩かれて静止した
美希は左手を腰に回して捕まえ 尻尾付きのプラグを容赦なく怜子の肛門に差し入れた
怜子は脚を少し広げガクガクしていた
美希は ふふっと笑って

これだけ濡れてればローションは要らないわね

と 短くて太いバイブを怜子の秘所に挿れて幅広のテープで股間を覆った

さ 出来たわ

と言うとケースを閉めろと身振りをするので よろける怜子を真っ直ぐ立つように身体を支えて 肩を叩き ケースを閉めた

ニッと笑った美希の美しい顔がかえって怖い
手元のリモコンのスイッチを入れて弱作動させる
胸のローターで感度の上がっている怜子はひとたまりもなくケースに手をついてしゃがもうとしたけどスペースはない
容赦無く美希はリモコンを中作動させ弱に戻し反応を楽しんで居た
と ドアベルが鳴る
ん?客か?客だ!
美希に身振りでプレイを止めろ と指示して スマホのミュージックアプリを停止させて 怜子に押し殺した低い声で

客が来た 真っ直ぐ立ってろ マイクは入れたままにしておくから 人間だとバレないようにしてろ

と 早口で行ってドアまで客を迎えに出た

あ いらっしゃいませ 初めての方ですね

と 暇な癖に営業トークで見栄を張った

三十前半のまだ 若い学生のようなファッションの女だ

こちらは浮気調査もやってくれるの?

と 女

はい こちらが浮気調査の料金表で 着手金は一律であとは調査期間と回数で料金が違いますので 始めは疑わしい曜日や時間帯 場所を絞って調査をされた方が負担は少ないです
あと 浮気の要件が満たされない事案も費用はこの通り頂きますが 再調査で対象が同一人物の場合は着手金は頂きません

と 立板に水で説明した

女は スナップ写真と男の名刺を出して

相手は主人です

と 言った
疑わしくなったのはここ半年で特に最近ふた月は帰りが遅い
木金が特に遅いので週二回 ひと月を調査として欲しい と言う
契約書を出力して内容を確認して貰い 来週からひと月と言う事で署名捺印して貰い着手金のみ頂く

では 宜しく

と 女が扉を閉める直前に手刀を切り 依頼者の現し身を残した

あれ これどうするの?

と 美希が聞くので

これに情報を吐き出させるのと 聞き込みや張り込みもやって貰うんだよ

で 奥さん ホントに旦那 浮気してそう?

旦那がしててくれなきゃ アタシの浮気がバレそうでヤバいのよ
フィットネスクラブのトレーナーとちょっと遊んでただけなのに どこまでしられてるのか分からないけど木金に友達に頼んで飲ませて連れ込んでくれ って言ってあるからアンタ達がそれを写真にでも撮ってくれたら最悪 相殺出来る訳

分かった 黙れ

呆れた

だろ?前 勤めてたとこでもしょっちゅうだよ こんなの
でも 俺 調べが早すぎて上からも客からも怪しまれて やり難いからさ 独立した訳だけど 変わらないわ

と 後ろのケースを内側から ドンドン叩く音と

お姉ちゃん なんで?どうして?

と言う怜子のくぐもった声

ありゃ と互いに目を合わせるけど ま 悪びれた様子はお互い無し
取り敢えず ケースの鍵 開けながら美希にリモコンのスイッチ入れろ と合図した
美希も心得たものでケースが開いたタイミングで強作動

ああああ と怜子の腰が砕けるのを抱えてうつ伏せにカウチに寝かせると 美希が ほい来た とばかり ハンドカフを後ろ手に掛ける
ついでにカツラとラブドールマスクを外してバンデージとイヤホンも外して喘ぎながらキョロキョロしてる怜子の口にボールギャグを押し込んで首の後ろで留めた
ううううって唸るだけの怜子に

バレちゃったなぁ ま 背徳感は減るけど コイツへの借りも減るからいいか

と 勝手な事をいいながらミニスカを捲ってお尻から生えている尻尾を軽く引っ張ったりしている
その度に怜子の呻きが大きくなる

あ 初めての事だけど いい手 思いついた

と 俺は手刀を切って怜子の現し身を作った
全裸の怜子を事務所のドア前に立たせてカウチの様子が見えるように配置する
ついでにドアにクローズの札を掛けて施錠した

今から君は君の感じている事を全て 実況しろ 分かったな

現し身怜子に命じた

はい 分かりました
実の姉にこんな格好を見られて恥ずかしいです 姉に尻尾を弄られて感じています 乳首が気持ちいいです もっと痛くして欲しいです そんなお願いをして恥ずかしいです
お尻をもっと弄って下さい アソコのバイブを強くして奥に下さい ご主人様のを下さい 胸を握りつぶして下さい ああ お姉ちゃん 駄目 もっとキツくして 離さないで お尻を お尻を

と 現し身が話すほど怜子本人の呻き声が大きくなるので ボールギャグを外してみた

怜子本人は口から涎を垂らしながら

嘘嘘嘘よ 駄目駄目駄目 言わないで やめてお姉ちゃん こんな格好のわたしを見ないで

と 言うのに被せて現し身の方から

見て見て見て もっと見て 脱がせて 裸にして ケースに入れて 皆んなに見せて 欲しい ご主人様 噛んで 乳首噛んで お尻にも頂戴

いやいやいや駄目駄目 しないで そんな事 して欲しい 見て見せて アソコに頂戴 お尻にも 痛くして 乳首を噛んで 摘んで 引っ張って 駄目 嘘 見ないで お姉ちゃん噛んでは駄目 お姉ちゃん尻尾を弄って 引っ張って ああああ

カウチの上で身体を突っ張って怜子は果てた

鬼畜ねぇ アンタ

と 美希は笑ったけど 満更でも無さそうに妹のお尻を撫でていた
これはまた 新しい扉を怜子に開いてしまったようだ



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