ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

子供たち 猫4

託児保育施設附属人材派遣会社

株式会社キャットはいつのまにか業務拡大していたらしい

海さんこれって

はい やっぱり役員会寝てたのね
株主総会でも承認された事業をいまさら何 言ってるの

海さんはまだ目立っていないお腹を撫でながら笑った

紗英ちゃんも私も産休に入ったらあなたと桜さんが回して行くんだからしっかりしてよ

キャットスタッフであと3人の子が僕の子を妊娠中で 一年おいて順番待ちのスタッフが10人だと
当然 桜さんも入っている

猫だと2ヶ月で産まれちゃうけど母子手帳 貰わないといけないしね
子育て中の勤務に支障が出ないようにテレワークも整備したけどウチの各事業の受け皿企業で派遣会社 作って猫カフェのバイトOB 雇っちゃえ って事
まあ 信用出来る子 選別してね
そしたら 子供育てしてる子 引っ張りやすいし
あ 今夜は早く帰って来てね
その辺 桜と紗英ちゃん交えて 詰めときたいから

結構な案件を処理して猫マンションに帰って来た
管理会社に手を回してこのマンションも半分くらいはウチのスタッフが住人になって居て ゆくゆくはマンション全戸 押さえるつもり
ウチのスタッフも創業メンバーと初期メンバーの大半は自力で猫に変化出来ちゃうんだけど どうしても猫タレント事務所所属の若い子やラウンジの若い子は ポンポンが必要なんで同じマンションから出勤して貰ってる
因みに 会員制ラウンジの方は桜さんが取り仕切ってもうウチのスタッフだけで運営出来るまでになった
会員の中には強面なおじさんも結構 居るらしいけど店じゃ猫に甘々なタイプで実社会のストレスを解消しに来てるらしい
貴重な情報も猫に自慢してくれるから 投資会社の方も順調に収益を伸ばせている
部屋に帰ると海さんはカウチに猫で寝そべってるし紗英ちゃんは床のラグの上に青いユニタードの部屋着で寛いでる
桜さんはスタッフの梢さんと一緒にカウチに座って珈琲飲んでた

はい お待たせ〜 夕食食べた?そう じゃなんか僕は軽く飲みながら摘ませて貰うか
人材派遣会社の話 だっけ

と テーブルにビールとポトフ チンして持って来ながら桜さんに話 振った

会社の方は 大丈夫 梢を社長でもう 人もOBと一般で立ち上げメンバーは揃ってるから
話は附属の託児保育施設の方

と 桜さんは梢さんに話を振った

はい ウチのスタッフの中で保育士資格や幼稚園教諭免許を持ってる子を選抜して最低限の人数は確保してますけど 必要数には達してないんでカフェ時代のバイト名簿からリストアップしてます
結構 有資格者の割合が高いんでそこはいいんですが 猫記憶いじった子ばかりなんで

あ なるほど そこからが僕の出番か
了解 面接で見極めた上で記憶を戻すか改竄してスタッフになって貰おう
それでいい?

はい で 出来たら立ち上げメンバーは授乳期の子を最優先でお願いしたいんです

ん それは施設利用でスカウトしやすいとか?

あ もう少し実利的な側面があるんです
海さん いいですか

海さん カウチで丸くなってたけど猫変化 解いて首に赤いチョーカー巻いただけの裸に戻った
強烈にゴージャス だけど あれ?

半ば身体を起こして胸を張った海さんの豊かな白い乳房はいつも通り でもその下に6個の小さな赤い乳首があり乳房が小さく膨らんでいる

それ どうやってるの?

ふふん 人化を途中で止めてるの
猫のお乳は8つだからね これだと授乳期の託児しても夜の部 交代で休みが取れて余裕が出来るでしょ
出産後は8つ共 通常サイズが期待出来るわよ

ああ 終業後も皆んなでフォローって事?

そうそう みんな家族なんだしあなたの子供率高いんだから
あと ラウンジの子たち 安心して貰いたいし
今 パートナーの子に預けてたりするけど
ところで さ あなた私たちの知らないあなたの子供ってどれくらい居るの?

と 海さんは流れるように話を変えて聞いてくる

うん?数えた事ないから分からないけど僕自身がまだ若いからそんなに多くないよ

で ウチの社内では?

あ それは全部分かる スタッフの子同士でパートナーやってるウチの子供は全員 僕の子供
猫好きって言う共通項の他に被虐心の強い子 保護意識の強い子 他人の怖い子 異性の怖い子 同性の好きな子 って性向のスタッフが多くて さ 同性婚で子供欲しいからって2人で遊びに来る子達 多かったんだ 猫カフェ畳む前から
今は生活の心配ないシステムにして大家族対応になって来たしね

だと 思った
子供欲しい人の参加者募った時にパートナーの居る子たち 手を上げなかったから
あなたの力 家系的なものだって言ってたけど 受け継いでいる子 居たら対応考えてよ?

あ それは大丈夫じゃないかな 魔力使えるの 男子限定だし僕の子供 娘ばっかりだしね 後 ハーフになると力の継承も弱いんじゃないかな

でも 子供 そんなに居るならよくわたしに子供産んでくれって頼んだわよね?

それは純粋に海さんの子供が欲しかったからだよ 猫海さんも美猫だったし ひと海さんもゴージャスだからね

僕は海さんの隣に座って 追加の乳房を順番に触っていった
本来の乳房ほど柔らかくも大きくもない未成年の胸みたいだけど すぐに反応して乳首が尖って来た
試しに1番小さい乳首を吸ってみたら 海さん 身体を回して僕の頭を抱き締めた

ダメ なんか違うとこから快感がする
ダメ ダメ ダメ

僕は頭を離して違う乳首に吸い付く前に桜さんと紗英ちゃんと梢さんに目で合図した
ニヤっと笑った桜さんと興味津々の紗英ちゃんと梢さんがゆっくり側に来て それぞれ違う乳首に吸い付いた
桜さんもまだ試して無かったみたいだな
嬌声をあげて海さんは身を捩るんで僕は桜さんに場所を譲って海さんの頭の方から上半身を抑えて本来の乳房を弄る事にした
梢さんは海さんの腰の割って下側の小さな乳房を 紗英ちゃんはラグに座って真ん中の乳房たちを舐めたり摘んだりしている
海さんの口を吸ったり乳房を弄ったりして散々 海さんに喘ぎ声を上げさせて満足して力を緩めたら海さん猫に変わってキャットウォークまで逃げて行って フーッて威嚇してる
桜さんがペロッと舌を出して猫に変わって着てた服の塊の中から這い出して海さんの側に行って 済まなそうにニャーって鳴いて顔をペロペロ舐めてた
自力で変化すると身体だけ 猫になるみたいだ
梢さんは珈琲を注いでカウチに座り直した
紗英ちゃんが側に座って頭を僕に凭せて来たのでポンポンして猫に変えて膝に抱き取った
紗英ちゃんをゆっくり撫でながら将来の事をぼんやり考えて言った

僕らは大きな家族になりそうだね
その為にもしっかり基盤を広げないと いけない
それに一族の教育だな 学校も作ろうか 全寮制の
いずれにしても僕のハーフの娘たち 第二次性徴を迎える頃には自力で猫変化 しちゃうしさぁ

って 独り言を言って目を上げるとキャットウォークからとカウチからと膝の上から 8つの光る目が僕を凝視していた

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