ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

森の館


ふかふかの大きな安楽椅子の肘掛けに両手首を縛られ その上に両脚を拡げて縛られて黒いベルベットのカバーを掛けられた裸の女
ふかふかのカバーを掛けられた安楽椅子は館の広い応接の隅に置かれている
時折 来客が訪れて暫く 談笑の時間
光が柔らかく差し込み 来客を送る老紳士は部屋を出がけにカバーの上から乳房を撫でて行く


安楽椅子のカバーを剥すのは縛られた女に良く似たメイド
自ら服を脱ぎ裸になり縛めを解かれた女に同じ格好で縛られカバーを掛けられる
女はメイドの脱いだ服を身につけ応接室を出て行く
入れ替わりに数人の執事たちが応接室を軽食を供する遊戯室に模様替えし週に何回かある主人の客をもてなす
部屋の隅にはカバーを掛けられた安楽椅子
傍らで客同士が話しをしたりカバーの上から浅く主人が腰掛けたり

夕刻
客たちは帰り 主人は食事をする為に部屋を出る
安楽椅子の娘は縛めを解かれ 代わりのメイドは深くリクライニングした近代的な椅子に脚を拡げられ両手は頭の上に伸ばされて縛られて 黒いカバーを掛けられる

浅いナイトタイム
執事たちが明日の為に
部屋を応接室に模様替える

入れ替わりにメイドが来て カバーを剥し縛られたまま赤いシルクの目隠しをされる
メイドが出て行く気配が消えると 代わりに何人もの気配が入って来る
手が幾本も伸びて娘の身体を弄る
乳首が乳房が口が娘自分が荒々しく犯される
娘の身体は捩れ撓み途切れない喜悦が始まる
男たちは知らなかったがシルクの目隠しは透けていて娘には見える
どの男たちの手がどこを弄り どの男たち自身が娘自身を貫いているのか
そうして 部屋の隅の安楽椅子に主人が座って見ているのを
全てが終わると娘は縛めを解かれ メイドたちに身を拭われるが 偶に女たちが楽しみ始める事もある
娘たちのひとりはその間に安楽椅子に縛られてカバーを掛けられている


メイドが来て カバーを剥す
カバーを剥がされた安楽椅子は数人の執事たちに老紳士の寝室のベッドの横に運ばれる
メイドたちが来て香り高い花々を女の口に挿す
小さな硝子の花瓶は花を活けたまま
女自身に挿される
老紳士はベッドに入る前に水差しで女の口に水を注ぎ乳首に口付けして眠りにつく
香り高い花が夜を彩り館は眠りにつく

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