ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

碧9 影使い

激しい性交に身体はダルく食欲もなかったが水分以外を丸一日 摂っていないから動くに動けずベッドの修太は放って置いて流し込むように食パンと牛乳を胃に入れてシャワーだけ済ませて出社した
気怠く気力もなくこれは無理だと判断して上の事務所にお邪魔した

随分と遅刻したな 碧

私はマジマジと先輩を見た
昨日の私の姿を見ていて この変わりなさ

はあ 

私の中に先輩の指の蠢きを感じて ため息をついた

…先輩 あんな事してるんですね 由香先輩と…

ちょっと嫌味のつもりで言ってみた

はい?

怜子さんと…   誠ちゃんと…

お〜い 梓 誠ぉ

は〜い!

珈琲 人数分淹れて こっち 来い 碧が面白い事になってるぞ

(完璧過ぎる男って…物足りない男と比べてどうなんだろ?)

来て早々 コレだ
何だと思う?
 
え〜 わたし達に聞かれても…

こちらも事情を知っている筈なのに私に対する態度に変わりない
私に珈琲を渡す梓ちゃんの白い指先を見てまさか先輩と私と同じようなプレイをしているなんて思えない…

梓ちゃんも あんな事 されちゃってるの?

嫌な女だと思いながら止まらない

お〜い 前に由香がそれ 梓に聞いて美希にエラい事 されたんだぞ?

ご主人様 違うでしょ!由香さんが 突っ走った結果じゃないですか!

(何の話だろ?)

しかし 方向は違うけど 碧も突っ走りそうだぞ これは
碧 何が問題なんだ?

…旦那が わたしだと分かってから 優しくするんです

いいじゃ無いか?

(良い訳ないじゃない!ふたりしてこんな身体にした癖に!)

今までみたいにペット扱いしてくれないんです モノみたいに使ってくれないんです!

知らんわ!夫婦でやっとけ!

アソコしか使ってくれないんです!
(勢いで言ってしまう
言ってて顔が赤くなる)

知らんわ!…はぁ で どうして貰いたい

あの人が優しくしかしてくれないんなら 誰かに飼われたい…

当て付けに先輩を上目遣いに見る

こら!俺を潤んだ目で見るな!ウチのペット枠は由香でいっぱいだ!
大体 岡がペットが欲しい欲しい言うから斡旋してやったのに 何を日和って囲い込んでやがる!
取り敢えず 碧 おまえ現実逃避してないで アイツとキチンと話し合え!
やって欲しい事がはっきり分かって居るんだから 要求しろ!
何にしろ それからだ
昨日の仕事 溜めてるんだから 仕事しろ!

(言ってみたわよ!言っても自分だけ昨日の思い出に満足してるんだから!)

帰宅したら修太は居なかったので自力で出社したみたいだ
9時前に帰って来た修太に誠さんたちを見習って普段通りに迎えたけど修太はポンコツなロボットのようにぎこちなく私を避け そそくさとバスルームに消える

修太ぁ

な 何?

入っていい?

何?何?
何 裸で入って来てるの?

お風呂だもの 当たり前でしょ?
修太 私 前みたいに扱って欲しい…
普段は普段通りでいいから2人きりで…楽しむ時はモノみたいに扱って欲しいの…

何 言ってるの!駄目だよ
碧は僕の大事な妻なんだから酷い事は出来ないよ!

だってあなた 学生の頃から私を縛りたいって言ってたじゃない
私もあなたの趣味を受け入れる事が出来る女に…ペットになれたのよ?

ダメダメダメ!
あんな事 碧だと思ってたら出来なかったよ!

と お風呂を飛び出して寝室で布団を被ってしまった

駄目でした…    と また翌朝 柳先輩に報告した

ペットみたいに モノみたいに扱って欲しいって言ったのに酷い事は出来ないって…

酷い事って ペット調教を酷い事って 酷い奴だな 岡
自分の嫁さんには出来ないような酷い事をよそ様のお嬢さんや奥さんにやる積もりだったのか アイツ?
…お灸を据える必要があるな
碧 何処までの覚悟がある?
他所の男のペットになる覚悟はあるのか?

柳先輩の言葉に先輩に飼われてベッドで蹂躙され 息も絶え絶えに悶えている自分を想像して顔が赤くなった

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