ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

アフターケア20 影使い

さて 四時か
誠 珈琲 頼むよ
俺は風呂を用意する

3人で買い出しを仕舞い終えてキッチンに立つ誠に言い残してバスルームに向かう

あの 先輩 言ってくれたら…

碧は今日来たとこだろ?まあ おいおい馴染んでくれたらいいよ
誠!珈琲 出す前に洗濯物だった
頼む
じゃ 碧 誠から珈琲 引き継いでくれ

はい!

それなりにバタバタと片付けてリビングで珈琲

いつも休みはこんな感じなんですか?

と 碧が言うので

いや バラバラだな
誰か来てるし 来るヤツによって全然 展開が違ってくるからな

お風呂も?

う〜ん まあ 今日は早めたんだ
…予定があるから

え?良かったんですか?
今日からお世話になって

いや ウチに来るならいずれはブッキング被りになるからいいんだ
こっちこそだよ
なあ?誠

そうですね
そう思うなら 早く行きましょうよ
碧さんも!

と 碧の手を引いて立たせて連れて行く先がバスルームなので碧は

え?え?え?

と 引き摺られるようにバスルームに消えた
それなりのタイミングを見てバスルームに行くと広いバスタブに2人が浸かっている
俺はシャワーで身体と頭を洗い ザブッとバスルームに割り込む
碧はアウェイで勝手が分からず この間 風呂場で俺を襲った勢いはない

私が先でいいですね

誠 おまえ先に出たら夕飯の用意な?

ご主人様 情緒がない!

煩い!

誠を抱き寄せるとそのまま脚を割って膝の上に乗せた
俺たちにすれば日常の愛撫のような戯れあいだったのだが碧にすればこの間の伽奈とのダブル調教のような印象だったのだろう
誠が

じゃあ お先に!

と出る頃にはトロンと潤んだ目をして頼りなげにバスタブの縁に凭れていた

碧?

と声を掛けると

ヨロヨロと凭れて来た

あの 毎日 こんな?

まさか
誠の悪戯だよ
気が向かないのにセックスドールみたいな真似をする必要はない
みんな俺を上手く使っているんだ
碧が考えているように俺が使ってるんじゃない
で?碧は使うのか?

うん

呟く口を唇で塞ぐと待ちかねたように抱きついてくる

バスタブの縁に腰を掛けさせ 秘所に舌を這わせ 散々昂らせてバックから犯すと忽ち昇り詰める
お湯の中で軽い身体を弄ぶように体位を変えて様々に逝かせた後 バスタオルで身体を拭って新しいバスタオルに巻いて寝かせておいて身支度をする
まだ気が付かないようだからそのままリビングのソファーまで運んで寝かせておく

あれ?初日から飛ばし過ぎでは?

何 言ってんだ
誠が碧を煽り過ぎるからだろうが?
また何か怜子に言われたのか

え〜 だって碧さん ウチに居ないタイプで可愛いじゃないですか

おまえらは ホント…

早く済ませておかないと来ちゃいますよ?

それだ

俺は頭を掻いた
バラさなきゃいけないだろうなぁ

仕方ないですよ
いずれバレます

だな

俺たちが夕食を半ば済ませた頃に碧が気が付き 裸の自分に小さく悲鳴を上げて着替えて来た

済みません なんか…

いや まあ仕方ないだろ、それは

俺は笑ってチラッと時計を見て

まあ 慌てないで食べなさい
片付けしてるけど気にせずにな

碧は口の中のものを慌てて飲み込み

あの お客様って

ああ 大丈夫
まだ気やしないから
碧 ビールでも飲むか?初日からあまり 固くなっているともたないぞ?

先輩は飲まないんですか?

まあ その時の気分次第だな
まあ 付き合おう

誠がクック と笑って細いグラスにビールを注いで3人で乾杯した
3本 ビールが空く頃にはテーブルは片付け終わってグラスと瓶だけになっていた

さあ 今日はお疲れ様
明日は一緒に出勤だた

あ ご主人様 明日は事務所ですか?

ああ 由美に出てこいって言われてる
梓も書類が溜まってるとせっつくんだ

じゃあ 一緒に!

碧 客が来ても気にせずに休んでてくれ

え?いいんですか?

いいよ
ベッドは怜子が奥だったけど碧の好きな方を使っていいから

あ はい

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